天草の教会で防火訓練

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１　天草の教会で防火訓練 - NHK熊本県のニュース
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天草の教会で防火訓練
今月２６日の「文化財防火デー」を前に、来年の世界文化遺産への登録をめざす熊本県天草市の崎津集落で、火災の発生を想定した訓練が行われました。
天草市の崎津集落は、政府が来年の世界文化遺産への登録を目指し先週、ユネスコへの推薦を閣議決定した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の１つです。
崎津集落にある崎津教会で行われた訓練には地元の消防や住民などおよそ７０人が参加し、はじめに消火器を使った初期消火の訓練が行わました。
続いて、礼拝が行われている最中に敷地内にある建物から出た火が隣り合う天主堂に延焼したという想定で、駆けつけた消防隊員が負傷者を救助したり、放水を行ったりしました。
参加した人たちは、世界文化遺産への登録が現実味を帯びてきているだけに、万一の際の手順を一つ一つ丁寧に確認していました。
訓練に参加した６０代の男性は「緊張しました。世界遺産の登録に向け、訪れる人も増えているので防火や防犯に気をつけていきたいです」と話していました。
また、教会の信徒会代表の海付親治さんは「こういった日頃からの準備で安心して生活できるようになると思います」と話していました。
01月22日　12時10分