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最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

秋の「谷川岳」と「法師温泉」を訪ねる

2007-10-25 23:28:50 | 山・旅行
                       【きれいな双耳峰を持つ谷川岳】


[2007年10月20日~23日]
 
 20日、午前10時46分発の「のぞみ」号で京都を出発。目的地は群馬・新潟県境に聳える谷川岳。是非、一度行ってみたい山だったが、関西からは遠く、なかなか行く機会が無かったのが、ようやく実現。相方に声をかけたが、急なことで休みを取れるわけではなく、一人で行くことに。

 白毛門から朝日岳を通り清水峠をまわって谷川岳に戻ってくる馬蹄形の縦走を計画し、出発の前日、行程の途中の宿泊を予定した山小屋に連絡を入れたところ、「営業はその日の前日までです。当日はもう山を下りますので。」というすげない返事。ガイドブックには10月末まで営業と書いてあったのに、目の前真っ暗になる。どうしようか迷った末、寝袋を担いで無人の避難小屋に泊まる覚悟で見切り発車する。シュラフと2日半分の食料を持っていく分、荷物が二倍近くにふくらみ、45リットルのザックとデイバックに荷物を放り込んで出かける。あとはふもとの一泊目の宿で何とか整理して、1つにまとめようと。

 一泊目は、土合駅のまん前(真後ろというのが正しいか!)の「土合山の家」に予約を入れていた。だから、1日目は夕方までに宿に入ればそれで良かったから、のんびりしたものである。パソコンで調べてみたら、午後3時過ぎにつく計算である。
 
 東京駅からは上越新幹線に乗り換え「MAXたにがわ」号で越後湯沢に向かう。どうして乗換駅が「越後湯沢」かわからなかった。パソコンで調べてみても「越後湯沢」で乗換えだし、それが最短ルートのようだった。切符を買うときも深くは考えず、列車の接続の関係でそうなるかな、くらいに思っていた。どうして、手前の「上毛高原」駅で在来線に乗り換え「土合」に向かわないか、後で考えると、新幹線と在来線の駅が遠く離れているからとわかった。でも、「越後湯沢」だはたいした待ち時間も無く接続しているなら、戻る距離もたいしたことないので、それでもいいかと思っていた。実際、10分少しの待ち時間で接続しているはずだった。

 しかし、どこでどう間違えたのか、越後湯沢で次の土合行きの電車の時刻を確認したところ、なんと2時間半待ちの17時55分発という。「新幹線を乗り継いでやってきた意味、全然ないじゃん。」と思う。
 どうも、東京駅で弁当を買っている間に、本来乗るべき列車を乗り過ごしてしまったようだ。でも、あとの祭り。

 仕方ないので、越後湯沢で駅の温泉に浸かり、早い夕食をとり時間を稼ぐ。

    


 土合駅に着いたときには、とっくに陽は落ちてホームは明かりもなく真っ暗。駅舎も見あたらずどちらに行っていいかわからない。ようやく改札の方向を見つけ歩いていくが、もちろん無人で、改札口を通り抜ける。
 この土合駅は下り線が新しく出来て、そのホームは降りたホームとは遙かに離れた地下に有り、そこに行くには地下トンネルを429段も下っていかねばならない、とんでもない駅である。

                        

 今回降りたのは、昔からある地上の駅だが、すでにあたりは真っ暗闇で地下駅に降ろされた気分である。駅舎の前も荒れ地の広場=駐車場が広がるだけで、道がどこにあるか暗闇で全然わからない。待合室にようやく人を見つけ、そこからの脱出方法を訪ね、ついでに「山の家」を所在を聞く。

   
 
 幸い、その人が知っていたので、駅から国道への出方をきき(真っ暗な広場の20メートル向こうに国道が走っていた!)、無事、一泊目の宿舎に6時半に到着。やれやれ。(続く)


     『秋の「谷川岳」と「法師温泉」を訪ねる(その2)』へジャンプ




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