xina-shinのぷちレビュー?

時間に追われる生活に一息ついて・・・

トラックバックは承認制です。
スマホはPC版でもご覧になれます。

「涙そうそう」劇場にて ベタ、でも一見の価値あり

2006年11月05日 | cinema-japan

久しぶりに土曜日に映画のはしごをしてきました。

以前は土曜日の午前中に映画を見に行くパターンを取っていたんですが、入院する度に足腰が弱っていた親父が先月車を手放したので、土曜日の午前中に買い物に付き合うことが多くなってしまいました。そのため先月の親父の退院以来、久しく土曜日に映画館に足を運ぶことができなくなっておりました。(親父のリズムに合わせて生活し始めると6時には帰宅する必要があるためです。)

今週は3連休だったので、金曜日に買い物を済ませていたのでファボーレの開場時間に合わせて、10時半から見ることができました。
見てきた映画は『涙そうそう』と『トンマッコルへようこそ』の二作品です。


まずは『涙そうそう』から
9月30日公開ですでに1ヶ月を経過しましたが、私のよく行くファボーレ東宝ではいまだに一日に4回から5回上映している作品です。(ちなみに『フラガール』はすでに1回から2回それも日中のみ・・・このままだとちょっと劇場では見られない可能性大です。)

主演は『春の雪』『ローレライ』の「妻夫木聡」、『タッチ』『世界の中心で愛を叫ぶ』の「長澤まさみ」。共演『空中庭園』の「小泉今日子」、『CASSHERN キャシャーン』『THE 有頂天ホテル』の「麻生久美子」、「森下愛子」「船越英一郎」など。


2001年の春、いつか自分の店を持つという夢に向けてひたむきに働く『洋太郎(妻夫木聡)』は、その日船着場へと来ていた。離れ離れで暮らしていたたった一人の妹『カオル(長澤まさみ)』が本島の高校に合格しやってくるのを迎えにきたのだ。
近づいてくるフェリーのデッキ上で手を振る一人の女の子。そこに立っていたのは『洋太郎』が知っているお転婆な子供ではなく、一人の女性として美しく成長した『カオル』の姿だった。そんな『カオル』に戸惑いながらも二人は一緒に暮らし始める。
だが、『洋太郎』はある事実を隠していた。幼いころ彼の母『光江(小泉今日子)』と再婚したミュージシャンの連れ子だった『カオル』と『洋太郎』の間には血のつながりが無いことを・・・


はしごで映画を見た場合、たいがいはどちらかが不満足なときが多いのですが、今回は二作品とも私のツボにピタっとはまった作品でした。

名曲『涙そうそう』から生まれた映画ということで泣かせどころ満載な作品のため、素直に物語に入り込めるかどうかで受ける感動、そして評価が分かれるようです。
物語としてはベタな作品です。両親のいない兄と妹の物語というと『みゆき』を思い出してしまうのはきっと私だけではないと思います。母の遺言どおり妹のためにすべてをつぎ込む兄、そんな兄に真実を告げることのできない妹。展開としては読めてしまう作品ですが、それを超えたところにこの作品の魅力が隠されている気がします。身構えずにまっさらにスクリーンに向き合うことが大切だと思います。
「妻夫木聡」の作品はあまり見たことがないのですが、私的には『春の雪』のイメージが強く残っています。妹に対する愛情をうまく表現していたと思います。そして「長澤まさみ」は『タッチ』ぐらいでしょうか。けっして美人というわけではないのでしょうが(ファンの方ごめんなさい。悪い意味ではないですよ。)少女らしい明るさと可愛らしさ、そして切なさを演技から感じ取ることができました。お互いに兄弟愛だけではない愛情も感じさせてくれました。
『洋太郎』の彼女役として出演した『麻生久美子』さんは相変わらず美しかったですね。役どころとしては難しい役どころのはずなのですが彼女に関しての掘り下げはあまりされていませんでした。作品の焦点をぼかしたくなかったという配慮からだと思います。
崖っぷちの代名詞「船越英一郎」が画面に映ったときなんとなく胡散臭い気がしたんですが、まさかそのままの役とは・・・もう少しひねってほしかった気もします。


評価 よんてん ご


P.S.

まさかこの作品でエンディングテーマの途中に席をた立つ人はいないと思いますが、必ず音楽が終わるまでスクリーンを見ていましょう。きっと温かい微笑を持って劇場を後にできることでしょう。

公式サイトはコチラから

涙そうそう@映画生活

涙そうそう - goo 映画


このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク




Amazonで買う

xina-shinのぷちストア (Amazonインスタント・ストア)



すべての人の心へ -映画 涙そうそう 兄ィニィと過ごした日々-



涙そうそう (出演 妻夫木聡、長澤まさみ)



映画「涙そうそう」オリジナル・サウンドトラック



涙そうそう(夏川りみ, 森山良子, 京田誠一, BEGIN, 田久保真見, 吉川忠英)



涙そうそう(森山良子 with BEGIN・夏川りみ, 森山良子, 森山良子 with 矢野顕子, 寺島尚彦)



三線の花









この記事を気に入ってくださった方はプチとよろしく



ご近所さんのブログ








長澤まさみ 2007年 カレンダー


Summertime blue―長澤まさみ写真集


セーラー服と機関銃


タッチ スペシャル・エディション


ウォーターボーイズ (通常版)


ジョゼと虎と魚たち(通常版)





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (八ちゃん)
2006-11-06 22:17:17
同じ日に観賞でしたか。いやぁ、長澤まさみを観に行くつもりが、うまくまとめられていて感動しました。余計なものを入れず、兄妹の信頼の絆がきちんと伝わってくるようで。別居のシーンから涙でした。
TBありがとうございました (ミチ)
2006-11-07 20:36:18
こんにちは♪
私も土曜日は映画のはしごをすることが多いのですが、見た作品が両方とも当たりって言う確率は低いですね~。
「涙そうそう」と「トンマッコル」はとても良いチョイスだったのではないでしょうか。
実話ベースのわりとベタなストーリーですが、主役二人の魅力が相まってとても良かったです。

コメントを投稿