xina-shinのぷちレビュー?

時間に追われる生活に一息ついて・・・

トラックバックは承認制です。
スマホはPC版でもご覧になれます。

「THE 有頂天ホテル」劇場にて

2006年01月14日 | cinema-japan

『輪廻』に引き続き見てきたのが『THE 有頂天ホテル』です。

監督・脚本は「三谷幸喜」。出演は「役所広司」「原田美枝子」「松たか子」「佐藤浩市」「香取慎吾」「オダギリジョー」「篠原涼子」「戸田恵子」「唐沢寿明」「津川雅彦」「伊東四朗」「西田敏行」「生瀬勝久」「麻生久美子」「YOU」「角野卓造」「寺島進」「浅野和之」「近藤善正」「川平慈英」「石井正則」などなど超オールスターキャストです。

公開初日、ファボーレ東宝で一番広いスクリーンで、私が見た回は3回目の15:20の回だったんですが、満員でした。


ホテルアバンティ。大晦日の夜、さまざまな人生を背負った客がホテルに集まっていた。
『新堂平吉』はホテルの副支配人。彼の元にはいろいろなトラブルが舞い込んでくる。ベルボーイは長年夢見ていた歌手の夢を諦めこの日を最後に田舎に帰ることになっていた。送別会で愛用のギター、バンダナそしてマスコットを従業員に渡し未練を断ち切ろうとする。
客室係はシングルマザー。国会議員の元愛人として世間から隠れるように暮らしていた。散らかり放題のクロフォードスイートのメイクアップ中、部屋にあった豪華な衣装を身にまとい鏡に映して遊んでいる時、耳の大きいオールバックの男が駆け込んでくる。部屋の客と間違えた男は、父と別れてくれるよう持ちかけるが・・・


全編笑い通しでした。洋画邦画含めてココまで笑えたのは本作が初めてでした。それもくすくすではない大笑いできたのは。

豪華キャストによる群像劇ですが、メインの俳優の芝居の奥でもエキストラが蠢いていました。留まることのない勢いにあっという間の2時間超でした。
「三谷」作品の特徴でもありますが、喜劇の中に温かい目で人を見ている脚本家の心を感じ取ることが出来ました。登場人物が多数出てきますが、悪人は一人も出てきません。

基本的には副支配人が主として描かれていますが、物語のキーとなっていたのはベルボーイと客室係でした。一度は夢を諦めたベルボーイがある出来事から夢を再度追いかけることを決め、客室係は別人として過ごす間に本来の生き方を思い出します。二人の行動が従業員そしてお客の心を変えていくことに繋がっていきます。

あれだけ風呂敷を広げながら、大団円にもっていく手腕は流石です。舞台みたいな映画にしたい、と述べられていたようですが、正にその通りでした。

俗な世間を一時忘れたい方にオススメです。

評価 星 いつつ


公式サイトはコチラ

THE有頂天ホテル@映画生活


P.S.
何人の方が特殊メイクだったのでしょうか。数えられませんでした・・・


このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク










Amazonで買う



Amazonインスタント・ストア xina-shinのぷちシネマストア


THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション

東宝

このアイテムの詳細を見る

THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション

東宝

このアイテムの詳細を見る

THE 有頂天ホテル オリジナル・サウンドトラック
本間勇輔
ユニバーサルJ

このアイテムの詳細を見る


THE 有頂天ホテル関連

三谷幸喜関連
役所広司関連
戸田恵子関連
伊東四朗関連
香取慎吾関連
篠原涼子関連
西田敏行関連









この記事を気に入ってくださった方はプチとよろしく



ご近所さんのブログ














最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白かったですね~。 (ぷちてん)
2006-01-15 00:29:41
こんばんは。

ベルボーイのお守り。

うまくつながりますね^^)

小道具が効いてますよね。



終始客席から笑い声が出ていました。

周りに気兼ねなく笑えるっていいです^^)



あのホテルの中に入り込んだような2時間でした。

あんなホテルで、カウントパーティに出てみたいなあと思いました♪



返信する
Unknown (trichoptera)
2006-01-15 11:28:38
TBさせていただきます。



封切り初回で見たのですが、それでもかなり席うまってました。大ヒットの予感。
返信する
TBさせていただきました (ミチ)
2006-01-15 13:02:49
こんにちは♪

昨日からの雨で、雪がほとんど溶けて嬉しいです~。

私も初日に見てまいりました!

お客さんも入っていたし、楽しい映画でしたね~!

三谷幸喜はすべての登場人物をキャラ立ちさせるのが本当に上手いですね。
返信する
こんにちわ (かのん)
2006-01-15 18:24:36
三谷監督がコメントしてましたけど、この作品は観客の笑い声が加わってはじめて完成するとのことです。実際客席の笑い声が演出効果にもなってさらに楽しい気分になりました。これから観る人はあまり構えずに積極的に笑ってみてほしいですね。
返信する
コメントならびにTBありがとうございます (はるか36)
2006-01-15 19:04:49
おしい!

ファボーレの15:20の回に間に合いそうになかったので

イオンの15:40の回を見に行きました。

年齢層は幅広かったですね。さすがに子供はいなかったが。
返信する
お疲れ様です。 (うぞきあ)
2006-01-15 21:49:49
雪かき、大変そうですね。

私も、松本滞在時、少しだけしたことあります。

私は、車が故障していて、昨日が初鑑賞でした。
返信する
舞台みたいな映画 (でんでん)
2006-01-15 23:03:41
xina-shinさんこんにちは。

トラックバックありがとうございます。



>舞台みたいな映画にしたい、と述べられていたようですが、正にその通りでした。



やはり三谷さんの原点は舞台かなぁと。それでいて映画らしさが本作では強く出ていて、しかも楽しくて笑えて、ホントよかったです(^^ゞ
返信する
TBとコメントありがとうございます! (とも)
2006-01-16 12:46:27
笑い疲れた2時間でした~。

でも観終わったあとが気持ちいい作品ですね。

個人的に松たか子さんが好きになりました(笑)
返信する
TB送らせてもらいました (キャスト)
2006-01-17 09:04:17
ファボーレの5番スクリーンで満員とはすごい動員数ですね。

それに応える誰もが楽しめる映画だったと思います。

なんか舞台の雰囲気の美味しいとこだけ盛り込んだような感じ。

楽しい2時間でした。
返信する
TBさせていただきます♪ (nakaji)
2006-01-17 22:32:30
こんにちわ~

私はイオンで見たのですが、さすがに満員でしたよ~すごいですね♪

まあ笑えましたね~

私は満足でしたわ~
返信する

コメントを投稿