芦別にやって来た。
彼此今シーズン5回目なので経過は省略する。
目的はマンホールカード。
8月1日から配布が始まった第5弾の1枚が芦別だったのだ。
毎度毎度、あとちょっとでコンプリートというところで追加発行してくるため、いつまでたっても終わらない(笑)。
道の駅スタープラザ芦別でカードをゲットする。
当地のマンホール蓋は、市のキャッチコピーにちなんで星座を題材にしている、ということは子どものころから知っている。
カード化されたおおくま座以外にも、はくちょう座やら何やらあったと思う。
幼気な少年は、星座マンホールを見つけては、当時流行っていたアニメの登場人物になりきっていたのであった。
遠い昔の記憶…。
幼少のころから知っているくらいなので、蓋は相当に古い。
どれもそれなりに傷んでいる。
だが、カードのおおくま座は色鮮やかで新品同然だ。
ならば、今回のカード化に当たって修復したものが、この街のどこかにあるはず。
といっても、闇雲に探すのは…。
ヒントがないかとカード裏面を眺める。
なになに、北斗七星になぞらえて7種類のデザインがあるのか。
いや、今欲しい情報はそれじゃない。
うーん、書いてないなぁ。
と表をめくると、左下の「43°31'01.6"N 142°11'04.0"E」というのが目に入った。
誰がどう見たって緯度経度だ。
この場所に行けばあるのか?
ケータイのGPS機能で座標を追っていくと、芦別駅前にたどり着いた。
五重塔が建っている時点で如何にも何かありそう。
彷徨うこと数分、駅前交番近くに真新しいマンホールを発見した。
そうか、やっぱりそういうことだったのか。
写真に収めて満足したところではあったが、折角なので残りの6種類もすべて目視確認してきた。
こうして興味をもって走ってみると、マンホールの何と多いことか。
我々の生活を陰で支える存在。
縁の下の力持ちとはこのことだ。
実際には地面の下にあるけど。
帰宅後、カード番号を解読。
芦別のカードは「171-9-9-1」となっている。
全国で171枚目、ブロックで9枚目、都道府県で9枚目、市町村で1枚目という意味らしい。
北海道ブロックは北海道のみから成るので、2番目と3番目の数字は常にゾロ目となる。
札幌のカードを貰ったとき「1-1-1-1?なんじゃこりゃ」と思ったが、収集が進むにつれて謎は解けつつある。
【本日走行距離】71.17km
【積算走行距離】3326.6km(3290.3+36.3)