东航老总解释包头坠机六大疑团(图)(東方航空が包頭墜落事故について釈明)というのは、「会議があるから早く飛ばせ」というプレッシャーがあり、ウォームアップが完全でなかったために墜落した、という報道があるだけに興味深いのですが、日本人にとってはもっと興味深い記事がありましたので、こちらを紹介しましょう。記事のタイトルから
过半中国民众因日本不反省历史对其没有亲近感
(過半数の中国人 歴史を反省しない日本に親近感なし)
来ました来ました。まっすぐストレートがど真ん中に来ましたね。
突然ですが、「神風特攻隊」というのは日本のみならず、中国や韓国でもよく知られている単語ですが、「神風」というのは英語の単語としても定着してます。Yahoo!Educationで
kamikazeの項を見てみますと、
A Japanese pilot trained in World War II to make a suicidal crash attack, especially upon a ship (第二次大戦当時、自らの命と引き換えに主に軍艦に破壊攻撃を行うよう訓練された日本人パイロット) とありますね。
この「神風」という言葉の由来がどこにあるかはよく知られていますが、簡単におさらいしましょう。
本当に神風は吹いたのか ~日本が勝ったのではなく元が負けた~の説明が簡潔なので引っ張ってくると、
鎌倉時代に元のフビライは日本を属国に従えようと大軍を送ってきた。この元寇の時、台風が吹き一夜にして元の大軍を蹴散らしてしまった。これが俗に言う神風である。
そして元寇の影響を
学研のページから借用すると、
幕府は元寇をきっかけに,いままで力のおよばなかった地方の武士を戦いに動員する権限をもち,全国的な支配を確立した。しかし,一方で多くの戦費と,新たな元の襲来にそなえる費用のために,幕府の財政は苦しくなった。
さて前置きが長くなりましたが、ポイントは「元という中国の正統な王朝が日本に攻めてきた」、しかも2回も、ということなんです。
元寇について中国人に聞いてみたらわかりますが、知っている人はほとんどいません。私はたいてい「中国のほうが先に日本に攻めてきたんだよ」と言い返しますが、「?」という反応しかかえって来ません。
日本に攻めて行ったことも知らず、ベトナムに兵を送ったこともうやむやにし、文化大革命とかいって数千万といわれる死者をだした責任者の責任も追及せず、日本の領海に侵入しても正式な表明を何も行わない中国に「歴史を反省しない」などという資格はありません。みなさんも中国や中国人からのいわれなき言いがかりには、真っ向と、正しい認識をもって、引き下がることなく、堂々と主張しましょう。
さて内容はともかく、調査のやり方ですが
本次中日舆论调查仍由中国社会科学院日本研究所独家进行,以无差别方式发放问卷3300份,收回有效问卷2987份,回收率90.5%。调查范围涉及全国大部分省区市,受调查者涵盖不同年龄段、不同民族、不同学历和职业。蒋立峰认为,将调查地点、被调查者的年龄、性别、民族、学历、职业及收入诸方面综合起来考察,本次调查的设计是科学的,其结果是可信的,可以作为研究的依据和决策的参考。
(今回の日中世論調査は、中国社会科学院日本研究所によって再びなされたもので、無差別方式に3300のアンケート表を配布し、有効の返答が2987で、回収率は90.5%だった。調査の範囲は全国の大部分の省と市に渡り、調査を受けた人はさまざまな年齢、民族、学歴と職業だった。蒋立峰は、調査の地点、調査を受けた人の年齢、性別、民族、学歴、職業および収入などの面を総合して考察したもので、今回の調査の設計は科学に基づいたもので、結果は信頼に値し、研究の根拠や政策の決定への参考となる、と語った。)
え?たったの3000のアンケートから13億の人口を持つ中国の世論を推測したんですか。科学ってすばらしい!特に中国の科学は。日本だと朝日新聞の調査が中国の科学のレベルに達しているが、他はたいてい失格だという話を聞いたことがあります。
さて、その中国的科学のすばらしさを見てみましょう
在感到“不亲近”、“很不亲近”的理由中,“日本近代侵略中国”占26%,“日本至今没有认真反省侵华历史”占61.7%,“日本与美国结成军事同盟,对中国的安全构成威胁”占6.9%,“曾留学或访问过日本”占0.2%,“本人或亲友与日本人之间发生过不愉快的事情”占0.7%,“其他”和“不清楚、不回答”分别占1.2%和3.3%。
(「親近感がない」と「非常に親近感がない」の理由のうち、「日本は近代に中国を侵略したから」が26%、「日本は中国を侵略した歴史をしっかり反省していないから」が61.7%、「日本とアメリカが軍事同盟を結び、中国に脅威を与えている」が6.9%、「留学または訪日の経験があるから」が0.2%、「本人または知り合いが日本人との間で不愉快なことがあったから」が0.7%、「その他」と「わからない、答えない」が1.2%と3.3%だった。)
日本と中国の間の歴史問題が解決していないんだったら、国交なんて結ばなきゃよかったんです。西側の国が中華人民共和国を国として認めていなかったときに、日本が率先して認めてあげて、それを喜んでいた「歴史」も忘れてなにをほざいてるんだ。
中国人は自分の責任を棚に上げることは、その「歴史」にそれこそ星の数ほども見つけることができますが、下の段でまた星の数が増えたことがわかります
值得注意的是,有5名表示对日本“不亲近”的被调查者填写的原因是:“日本人看不起中国人”、“日本对中国有歧见”、“日本对我们不够友好,看不起中国人民”、“日本侵略中华,鄙视中国”。这是第一次调查时未曾出现过的回答。作此类回答的被调查者均为二三十岁的青年人,他们洞察到,当今相当一部分日本人仍持有从近代日本延续下来“蔑华”思想,如果不是经过一番深入地学习与思考,是难以给出这种理由的。其实,近年在日本颇为流行所谓“中国威胁论”,一些日本人连听到“中国和平崛起”、“中华民族伟大复兴”都会产生恐惧感,追查其历史根源,即近代日本因福泽谕吉的“脱亚入欧论”而泛滥的“蔑华”思想潮流,这已经成为阻挠当代中日关系发展的日本社会的重要思想意识,日本方面应给予高度重视。
(注目に値するのが、「親近感がない」を選んだ人の意見で、「日本は中国に偏見がある」、「日本は我々に友好的でなく、中国人民を見下している」、「日本は中華を侵略し、中国を蔑視している」などだ。これは一回目の調査にはなかった回答だ。このような回答をする人は20歳から30歳の青年で、少なくない日本人はいまだに近代日本から受け継いだ「中華を蔑視する」思想をもっていることを洞察していて、このような回答はしっかりした学習と思考を経ていないとできないものだ。このところ日本ではいわゆる「中国脅威論」が流行し、「中国の平和が達成」とか「中華民族の偉大な復興」など言葉を聴いただけで恐怖を感じる人もいるほどだ。歴史の根源をさかのぼると、近代日本の福沢諭吉の「脱亜入欧論」によって氾濫した「中華を蔑視」する思想で、これは当代日中関係の発展を阻害する日本社会の重要な思想意識で、日本は高度の重視をすべきだ。)
はいはい、また「日本は高度の重視をすべきだ」と自分の責任を棚の上に上げていますね。それにしても中国の棚は地下にでも埋めてあるんでしょう、そうでもなければ中国の棚はとっくに重さに耐えられずに落ちてきてしまってるはずですから。
中国のメディアは中国人民が日本という外国で、どれだけの犯罪を起こしているか報道してきましたか?これがどれだけ中国人民に対するイメージを下げてるか、自分の同胞に反省を促すのも面子が邪魔して無理ですか?
昔、私がまだ日本にいたころの話をします。なぜか福建から来ている知り合いが多かったのですが、とっかえひっかえに15、6人いたとおもいます。で、彼らは1人の例外もなく、全員がビザ切れのあとも不法に滞在&アルバイトを続けていました。そして稼いだお金は福建に仕送りし、潮時を見て自首して帰って行きました。強制送還は無料チケットと同じなんだ、とも言っていましたが、本当かどうかは知りません。
労働者だけではありません。西安の友人がいますが、彼は横浜国立大に留学していたインテリです。彼の話を紹介しましょう。「住んでた寮から学校に行くときに狭い道を渡らなきゃいけなくてね。信号があるんだけど、車なんてめったに通らないんだ。そんな場所でも日本人は律儀に信号が青になるのを待ってたんだ。でもね、そんなのを横目に中国にいたときと同じように信号無視して道を渡ってたら、最後には日本人たちも俺と同じように信号無視をするようになったよ。がははは。」
あなた、これでも中国に引け目を感じますか?
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