ニュースのタイトルから
调查发现:上海超过24%的孩子曾经有过轻生想法
24%を超える子供が自殺を考えたことがあるという調査結果が出た
24%って数字は高いのか低いのかわかりませんけど、中国での調査だから、おそらく勉強がつらい、というのが最大の原因のような気がする。
さて、その内訳ですが
这项上海8个区、2500多名中小学生的最新调查显示:在有自杀闪念的孩子中,15.23%的人曾经认真考虑过自杀。5.85%的孩子曾经有过自杀计划,其中实施自杀而未遂者达到1.71%。但是,绝大多数父母对此一无所知。
上海の8区(注)、2500人余りの小中高の学生を対象にした最近の調査の結果、自殺を考えたことがある子供のうち15.23%が本気で自殺をしようと思ったことがわかった。5.85%は自殺の計画を立たてたことがあり、そのうち自殺未遂までに至った割合は1.71%だった。ほとんどの両親はこのことをまったく知らなかった。
自殺未遂が1.71%ですか、有効回答者の母体を2500人として計算すると2500x1.71/100=42.75(人)。自殺に成功して死んじゃった子供は別計算だから、少なくはないね。
それじゃ心理療法に携わる人はどれほどいるのかな?
然而,我国儿童青少年心理问题的咨询、矫治等工作还刚刚起步。上海专职的儿童青少年心理工作者只有约10名,全国的数字不会超过150人。
しかし、わが国の児童や青少年の心理問題に関するカウンセリングや治療などはようやく産声を上げたに過ぎない。上海にはフルタイムで児童や青少年の心理療法に携わっている人は10人ほどしかおらず、全国的にも150人に満たない。
上海でたったの10人ですか、全然いないのとあんまり変わらないぞ。
専門家の意見を聞いてみよう
复旦大学附属儿科医院心理科高鸿云教授指出:家长是引发儿童青少年心理健康问题的主要因素。在心理门诊中,70%以上的孩子是由于学习出现问题、才被父母带来就诊;家长期望值过高、习惯于呵斥命令孩子,容易让孩子产生焦虑、强迫、抑郁等各种心理状况。
復旦大学付属小児科病院心理科の高鴻雲教授の話。児童や青少年の心理的問題の主な原因は親です。心理療法を受ける70%供は学校の成績が悪かったために親に連れてこられた子供です。親の子供に対する期待が高すぎ、常日頃から子供を叱責することから、子供を焦燥、強迫、抑圧などの心理状況に追い込んでいきます。
やっぱり勉強ですか。中国共産党は「封建社会」を批判するけど、「封建社会」の基礎となっていた科挙の影響までは取り払えないでいる。
ついでに大学入試の制度にも文句をつけると、これは台湾も同じだけど、全国統一試験を行って、その点数を基準にして第一志願、第二志願…と志願表に記入する。これだけなら問題はないけど、学生は自分が勉強したい学部学科を記入するのではなく、自分の点数で合格できそうな範囲で、ランクの高いところから記入していくという、ランク第一主義なんです。
こうなると目標は定まらず、「できる限り高い得点をめざす」となってしまいます。「できる限り」というのは無限大で、精神的なプレッシャーは計り知れません。よく例に出される軍隊の訓練の話で、行軍の目的地を知らされない訓練は精神的にもっとも疲労する、というのがありますが、あれと同じです。
注:上海市は直轄市なので、行政上の地位は広東省と同じ。したがって上海市の区というのは、日本で言えば神奈川県横浜市の区ではなく、東京都の区と同じようなもんです。
面白かったらこちらへ
元記事はここ
调查发现:上海超过24%的孩子曾经有过轻生想法
24%を超える子供が自殺を考えたことがあるという調査結果が出た
24%って数字は高いのか低いのかわかりませんけど、中国での調査だから、おそらく勉強がつらい、というのが最大の原因のような気がする。
さて、その内訳ですが
这项上海8个区、2500多名中小学生的最新调查显示:在有自杀闪念的孩子中,15.23%的人曾经认真考虑过自杀。5.85%的孩子曾经有过自杀计划,其中实施自杀而未遂者达到1.71%。但是,绝大多数父母对此一无所知。
上海の8区(注)、2500人余りの小中高の学生を対象にした最近の調査の結果、自殺を考えたことがある子供のうち15.23%が本気で自殺をしようと思ったことがわかった。5.85%は自殺の計画を立たてたことがあり、そのうち自殺未遂までに至った割合は1.71%だった。ほとんどの両親はこのことをまったく知らなかった。
自殺未遂が1.71%ですか、有効回答者の母体を2500人として計算すると2500x1.71/100=42.75(人)。自殺に成功して死んじゃった子供は別計算だから、少なくはないね。
それじゃ心理療法に携わる人はどれほどいるのかな?
然而,我国儿童青少年心理问题的咨询、矫治等工作还刚刚起步。上海专职的儿童青少年心理工作者只有约10名,全国的数字不会超过150人。
しかし、わが国の児童や青少年の心理問題に関するカウンセリングや治療などはようやく産声を上げたに過ぎない。上海にはフルタイムで児童や青少年の心理療法に携わっている人は10人ほどしかおらず、全国的にも150人に満たない。
上海でたったの10人ですか、全然いないのとあんまり変わらないぞ。
専門家の意見を聞いてみよう
复旦大学附属儿科医院心理科高鸿云教授指出:家长是引发儿童青少年心理健康问题的主要因素。在心理门诊中,70%以上的孩子是由于学习出现问题、才被父母带来就诊;家长期望值过高、习惯于呵斥命令孩子,容易让孩子产生焦虑、强迫、抑郁等各种心理状况。
復旦大学付属小児科病院心理科の高鴻雲教授の話。児童や青少年の心理的問題の主な原因は親です。心理療法を受ける70%供は学校の成績が悪かったために親に連れてこられた子供です。親の子供に対する期待が高すぎ、常日頃から子供を叱責することから、子供を焦燥、強迫、抑圧などの心理状況に追い込んでいきます。
やっぱり勉強ですか。中国共産党は「封建社会」を批判するけど、「封建社会」の基礎となっていた科挙の影響までは取り払えないでいる。
ついでに大学入試の制度にも文句をつけると、これは台湾も同じだけど、全国統一試験を行って、その点数を基準にして第一志願、第二志願…と志願表に記入する。これだけなら問題はないけど、学生は自分が勉強したい学部学科を記入するのではなく、自分の点数で合格できそうな範囲で、ランクの高いところから記入していくという、ランク第一主義なんです。
こうなると目標は定まらず、「できる限り高い得点をめざす」となってしまいます。「できる限り」というのは無限大で、精神的なプレッシャーは計り知れません。よく例に出される軍隊の訓練の話で、行軍の目的地を知らされない訓練は精神的にもっとも疲労する、というのがありますが、あれと同じです。
注:上海市は直轄市なので、行政上の地位は広東省と同じ。したがって上海市の区というのは、日本で言えば神奈川県横浜市の区ではなく、東京都の区と同じようなもんです。
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上海の子供も大変!
この子供たちが大人になってどんな社会を作っていくのかかなり心配です。
私も一応受験勉強していました。
あの時代のはもう戻りたくないよ~。
自殺を考える子供たちかぁ・・・・
私も小学校の時に考えてました。
今の日本の子供は、人を攻撃する方に向いていて、
自分を見つめなおすって内面には向いてない感じがします。
死ぬことを肯定するのではありませんが、
「死ぬほど悩む」そんなことのない子供たちが増えたように思うのは、私だけなのでしょうか?
うちの子供見てるせいなのかな^^;
エキサイトブログにお引越し中です。
機会がありましたら そちらにもお寄りくださいね♪
http://miunorth.exblog.jp
いやいや中国でもやはり自殺って多いんですねぇ。
どこの国でもそうなのかなぁ…。
ん~どうしたもんでしょうかねぇ。
日本なんかはちょっと過保護すぎるのもあると思いますが…。
むぅ。
難しいですなぁ。。
最近、集団自殺というものが立て続けにおきましたね?
生きるのがつらい!けれど、一人では死ねない…。こういう場合、集団心理で勢いにまかせてしまえば楽なのでしょうか?当然、一人で寂しく命を絶つ恐怖から逃れる為なのかとは思うのですが、本当のことは当人しか分からないですよね?
ぼくは、どうしても、自殺を考えた場合、死にキレない状況を考えてしまいます。
おかしな話ですが、自殺を考えて、失敗して何らかの障害を抱えて生きて行かなければならない状況をイメージしてしまうのです。その状況が一番怖いなぁ~と思ってしまう。また、突き詰めて考えると、まだまだ、やりたい事、やり残している事があるんじゃないか?と思ってしまう。これから出会おうとしている物事や人々によって、嬉しかったり、楽しかったり、またはその逆の感覚を味わえたりする…。やはり、改めて自分はまだ、生きたいのだと思ってしまう。
彼らがどういう理由で、死を選ぶかは分かりませんが、たしかに将来の日本の社会を考えたら、色々面倒くさくなるのは確かです。
今の日本で希望を自分で見出す事が難しいのかなぁ~と僕は、自分自身に置き換えて思えてしまう。全時代的な絶対的幸せのカタチというイメージが崩壊した今、自分自身でそれを考えださないとイケナイのかなぁ~と思えたりもします。これが、本来の生きる姿なのかとも…?。
スイマセンわけ分からなくなりましたね。
ダラダラ長くご免なさい。
ありがとうございました。
『「死ぬほど悩む」そんなことのない子供たちが増えた』というのは、悩む前に自ら死ぬことを選んでしまうという意味だと理解しましたが、逃げるのはお手ごろで気楽ですからね。死ぬ一瞬だけを耐えればいいだけで、寝てる間に死ぬ方法ならその恐怖からも逃れることができますから。
日本では過保護という一面も確かにありますね。あとはひねくれた個人主義というのが日本では顕著です。人の目を気にした自己主張といってもいいでしょう。非常に見苦しいです。
『全時代的な絶対的幸せのカタチというイメージが崩壊した』というのはおっしゃるとおりですね。敷かれたレールに乗って進むのではなく、自分で道を切り開いていくのは疲れますからね。それを楽しいと思えるか、たとえ楽しくはなくとも試練として立ち向かえるかどうかが、自殺をするかしないかの分かれ目なのかもしれませんね。