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世界の覚書

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突出して不具合の多かった笹子トンネル

2012年12月13日 | 経済・エネルギー・交通
CaeWatch:
記者会見で緊急点検結果が発表されたのは、中央道 笹子トンネル(下り)、中央道 恵那山トンネル(下り)、東名高速道路 都夫良野トンネル(下り・左右ルート)の4つのトンネル。

このうち、天井崩落事故の起きた笹子トンネル(上り)と平行して走る笹子トンネル(下り)では天井部のアンカーボルトは脱落(2個所)、ゆるみ(608個所)、腐食による断面欠損(22個所)など計632個所、吊金具ボルトには10個所、天井板とつながる受台ボルトに9個所、コンクリートのひび割れ19個所などの不具合が見つかった。

ほかの恵那山トンネル(下り)ではコンクリートのひび割れ、剥離などが8個所、都夫良野トンネル(下・左右ルート)ではアンカーボルトの欠落が1個所という結果と比べ、笹子トンネル(下り)の不具合は突出して多かった
笹子上りは分からないが、多分同じだろう。不具合が多すぎる。こうなると、笹子の施工不良が疑われる。設計と施工手法が上下で同じだったという風に言えば正確だろうが。

福島第一でも同じことだが、こういう問題は大雑把には捉えられない。笹子の天井崩落は、高速道路一般の危険を意味しない。特定の事故には、特定の理由がある。福島第一の事故のポイントは、電源喪失。炉が最古?の型式で余裕がなかったというのもポイント。

笹子は殆ど(全く?)打音検査が行われたことが無かったというのも、大事なポイント。もっとも、その理由は5mという高さだから、設計がメンテナンスを考慮していなかったとも言える。

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