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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

モスクワやローマの放射線量は東京の2倍ある

2011年04月16日 | 環境・天災・健康
東京の放射線量はモスクワの半分…露調査
ロシアの政府機関、医学生物学庁のウラジーミル・ウイバ長官は15日、都内の大使館で記者会見し、同館敷地内の放射線量が0・07~0・10マイクロ・シーベルトで、モスクワの水準(0・17~0・20マイクロ・シーベルト)の約半分にとどまるとの調査結果を公表。(中略)観光を目的にした日本への渡航制限を解除するようロシア外務省に勧告する意向を明らかにした。
まあ、そりゃそうだわな。

「ローマの方が放射線値は高いとはいえ」 2011.3.19
16日付の東京特派員電として「イタリア政府の防災チームが東京の大使館屋上で計測した大気中の放射線値は、ローマ市の1時間当たり平均値0・25マイクロシーベルトより低い0・04マイクロシーベルトで現在の東京に危険はない」
3月15日の直後は東京も0.5μSv/h位に跳ね上がったが、その後はすぐ0.05μSv/hくらいに戻り、今の東京は大体のところ0.1μSv/h(0.876mSv/年)だ。から、0.25μSv/h(2.19mSv/年)のローマや0.17~0.20μSv/hのモスクワよりも半分以下には違いない。

もちろん、東京よりローマやモスクワが危険なのではなく、このようなレベルでは、そもそも健康被害は問題にするレベルではないという事だ。

世界における自然放射線による放射線被ばく
宇宙線から約380μSv(外部被ばくのみ)、宇宙線によって生成された放射性核種から約10μSv、地球起源の放射線(大地放射線)のうち外部被ばくにより480μSv、内部被ばく(ラドンを除く)により290μSv、さらにラドンとその崩壊生成物による内部被ばくにより、すなわちラドン222の吸入から1150μSv、その経口摂取から5μSv、ラドン220の吸入から100μSvを受け、総計約2400μSv
世界平均2.4mSv/年で、ラドンを除く内部被曝は1割ちょっと。

5mSv/年のところは世界に結構あるようだけど(最高は10mSv/年だが)、その程度だと健康への影響はいくら調べても分からない。10mSv/年は人が住んでいる地域でもある事だが、そこでも発がん率に差はない(世界の高自然放射線地域の健康調査より)。1mSv/年と5mSv/年と10mSv/年の差は無いという事。

内部被曝は、チェルノブイリの失敗もあるから、別に考える必要があろうけど、実際には日本で問題になるような事態は考えにくい。風評被害はあろうけど。

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