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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

リフトバレー州の草の根民族浄化作戦

2008年01月09日 | 移民・難民・拉致
毎日:<ケニア>暴動被害深刻なリフトバレー州、民族対立が泥沼化
同州には元々、カレンジン人が住んでいたが、政府が70年代にキクユ人の集団入植を進め、現在は混住する。両者は土地所有などを巡って以前から対立

「村長らが出席した会合でキクユ人を襲うことが決まり、動員された」と告白し、襲撃対象のキクユ人の名が書かれた紙を見せた。カグタさんの名もあったが、教え子は「先生を殺すことはできません。早く逃げて下さい」と言い、立ち去ったという。

キアンバ村に隣接するカレンジン人の村から他の村々へ「集合」するよう伝令が走り、カレンジン人数百人が教会前に集まった。リーダー格の男が「教会を焼く」と宣言し、何人かは放火に反対し教会内のキクユ人の子供を外へ逃がそうとしたが、そのまま火は放たれた。カレンジン人のマイヨさんは「カレンジン人有力者の中には入植者のキクユ人を追い出したいと考える人がおり、大統領の不正選挙でキクユ人の立場が弱まるのを狙って襲った。
草の根民族浄化作戦としか言いようがない。こういうものは、後戻りがきかないのではないか。ただ、カレンジンの地元有力者と、オディンガ率いる野党勢力との間にどのようなインタラクション、つながりがあるのかは不明。

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オディンガ氏を11日に大統領官邸に招き、解決に向けて話し合うと発表した。オディンガ氏は8日、国際的な仲介があれば応じる意向を示した。9日にもアフリカ連合(AU)議長が仲介のためにケニア入りする予定で、実現の可能性もある。
まだ可能性しかない。前にも書いたが、正義が取り戻されない限り、国の未来は無いと思う。戦争はまた別の話だが、ケニアの内政に干渉する外国勢力はいないとすれば、直ちに紛争拡大はしないものの、別に安心材料はどこにもないと思う。キクユは既にターゲットにされてしまった。

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