パリ五輪のあん馬銅メダリストのスティーブン・ネドロシク(米)が、テレビのダンス番組でダンスを披露しました
・YouTube
体操に限らず、アスリートが「ダンシング・ウイズ・スターズ」に出演することは米国でもほかの国でもよくあることですが、ネドロシクの「ジャイブ」はとーっても上手で「ダンサーのよう!」と評判になっています。笑顔で照れもなく、堂々としたものですね音楽はクイーンの「Don't Stop Me Now」女性はプロのダンサーだと思います。
<あん馬>(パリ五輪)
1. マクレナガン(アイルランド) 15.533
2. クルバノフ(カザフスタン) 15.433
3. ネドロシク(米) 15.300
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6. 杉野正尭 14.933
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クルバノフ(カザフスタン)の存在をすっかり忘れていました・・・
・カザフスタン五輪委員会
同国の体操で五輪初のメダルだそうですボクシングやレスリングなど格闘技が強い国のようです。
ジェシカ・ガディロワ(英・19)が復帰へ意欲をみせています
・Gimnasia Latina
昨年の世界選手権(アントワープ)の個人総合決勝の前のウォームアップで前十字じん帯を断裂。手術から9か月、ようやく医師から本格的なトレーニング再開の許可が出たそうで、自身のSNSで意欲などを語っています。記事では、来年の世界選手権(ジャカルタ)出場をめざしているとしています。
<今後の世界選手権>
2025年 ニューオーリーンズ(米国) → ジャカルタ(インドネシア)
2026年 ロッテルダム(オランダ)
2027年 成都(中国)
双子の姉妹ジェニファー・ガディロワも4月にケガをしたと伝えられ、2人ともパリ五輪には出場できませんでした
ワールドチャレンジカップハンガリー大会(10月4日~6日・ソンバトヘイ)に、ドイツ男子2人が出場へ
・ドイツ体操連盟
グレン・トレビング(24)とアレクサンダー・クンツ(21)で、2人ともパリ五輪の補欠だった選手。ベレンキ監督によりますと、特に若いクンツは経験を積む必要がある、として将来に期待しているようです。
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五輪では影のうすかった気がするドイツは・・・
男子 団体予選11位、メダルなし
女子 団体出場を逃し、メダルなし
でしたが、男女個人総合、種目別で複数の決勝進出がありました。
「TACHIKAWA TACHIHI CUP 体操 JAPAN OPEN 2024」男子スーパースペシャリスト選手権(16日・立川)の結果
・日本体操協会
各種目の優勝者と得点
ゆか 松見一希 14.300
あん馬 谷川翔 15.000
つり輪 金田希一 14.500
跳馬 壁谷日陽 14.399
平行棒 岡慎之助 15.400
鉄棒 杉野正尭 14.833
パリ五輪代表のうち橋本大輝、萱和磨は欠場しましたが、代表5人がファンにあいさつするセレモニーがおこなわれたようです。事前の情報ではチケットの売れ行きもよく、たいへん盛り上がったそうです
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15日の全日本シニア選手権では、
<男子>
団体 徳洲会体操クラブ
個人総合 岡慎之助 86.331
<女子>
団体 鯖江高校
個人総合 杉原愛子 53.498
が優勝しました。
パリ五輪で大活躍だったイタリア女子は、休暇を楽しんだようです
・OA Sport
団体 銀
平均台 金(ダマート)
大会後、ダマート姉妹はタイで休暇を過ごし、ほかの選手の多くは休みを取りました。いっぽう若手は夏季合宿(8月20日~30日)に参加。ダマート姉妹も合流したもようです。
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これまでイタリア女子の五輪メダルは、1928年アムステルダムの団体銀、2021年東京のゆか銀(フェラーリ)だけだったそうで、記事では「過去最高の五輪」と大喜び。本来なら日本も団体、平均台ともにこれぐらいやれそうだっただけに何かくやしい・・・タバコとか吸ってんじゃねーよ
バッハ氏の後継者を決める国際オリンピック委員会(IOC)会長選がいよいよ公示(というのですかね?)されました
・IOC
7人が立候補
ファイサル・アル・フセイン王子(ヨルダン・60)
セバスチャン・コー(英・67) 国際陸上連盟会長
カースティー・コベントリー(ジンバブエ・41) 元競泳選手
ヨハン・エリアシュ(スウェーデン/英・62) 国際スキー連盟会長
ダビド・ラパルティアン(仏・51) 国際自転車競技連合会長
フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(スペイン・64) IOC副会長、サマランチ元会長の長男
渡辺守成(日本・65) 国際体操連盟会長
渡辺氏は日本人初の立候補。こちらの(立候補者がわかる前の)記事では、コー、ラパルティアン、サマランチの各氏を大きく扱っています。これまでの会長はすべて男性。会長選は来年3月。
・Inside the Games
かつての名選手、ヘンリエッタ・オノディ(ハンガリー・50)が、心臓発作から回復をめざしているそうです
・FIG
オノディは米国フロリダ州在住のようで、今年3月スーパーマーケットで買い物中に倒れました。神経系への影響をともなう心臓発作で、手術後昏睡状態に。数週間後に目覚めましたが継続的な治療が必用になり、そこは米国、医療費がたいへんな負担になったようで、家族がクラウドファンディングで寄付を呼びかけ。いくら集まったかは不明ですが、リハビリ治療にあてられ、オノディは少しずつ回復しているとしています。国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長も回復と幸運を祈るというメッセージを寄せました。記事によりますと、
1989年 欧州選手権(ブリュッセル) 段違い平行棒・金、ゆか・銅
1992年 バルセロナ五輪 跳馬・金、ゆか・銀
このあと米国に移住しテキサス大学にかよい、1996年アトランタ五輪にハンガリー代表として出場。記録では翌年に引退し、そのまま米国に住んでいるようで、夫は近代五種で五輪にも出場した米国人。記事に姉妹は出て来ますが、夫は出てきません。オノディは米国籍を取得しているもよう。平均台のワザで有名ですが、意外にも国際大会でこの種目のメダルは少ないようです
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記事から察するに、脳に障害が残り言語機能にも影響が出ている感じで、長いリハビリになるだろうという見通し。米国の医療費、クラウドファンディングといえばメアリー・ルー・レットンも(過去記事)
メサロシュ(ハンガリー)の順位が思ったより(コラ)良かったので、パリ五輪男子個人総合決勝の結果をまとめました
こんな感じだったのですね・・・(岡に気を取られてほとんどおぼえていませんでした)
団体出場国以外では、メサロシュが一番いい順位団体出場のスペイン、トルコは決勝に進めませんでした。
種目別のW杯ハンガリー大会(10月4日~6日・ソンバトヘイ)のポスターに、メサロシュ(ハンガリー)の写真が使われています
・ハンガリー体操連盟
パリ五輪に同国男子としてただ一人出場。個人総合の決勝に進み、
予選 14位
決勝 9位
という成績。決勝9位はイタリアや米国の選手より上であり、(こう言っては何ですが)意外と健闘記事では、今大会は次の五輪への新たなサイクルのスタートであり、若手の登場が期待されるとしています。おもな出場選手は、
ペトロフ(アルバニア)、シモノフ(アゼルバイジャン)、ゲオルギオウ(キプロス)
ポールソン(スウェーデン)
と、正直有名選手は少数ですが、地元ハンガリーからはメサロシュのほかバラズ、トムクサニーら多数が出場するようです。日本、中国、米国は出場しません。