■GYMニュース:難度はA

パリ五輪が終わっても、世界の体操ニュースを!

団体は5人に~FIG理事会~

2008-05-31 16:19:42 | スポーツ

FIG理事会(ケープタウン)がおこなわれ、五輪代表選考に関して次のように決まりました。

・選考大会は2大会に。

・五輪前年の世界選手権におけるメダリストは全員五輪出場へ。

また、五輪での団体は5人に。W杯ファイナルは廃止。来年1月から、国際大会に参加するためには各選手には「ライセンス」が必要となります。生年月日、経歴、保険などに関する情報を、所属する体操連盟などを通じて提出し、FIGが承認する形です。

五輪選考については、欧州の思い通りになったようです。世界選手権で、種目別でも何でもいいからメダルを獲りゃいいっつうワケです。びみょうな点差で決まる種目も多いだけに、訴訟沙汰にならないとよいですが。いずれ自分の国でスペシャリストが育たず、個人総合で五輪を狙いたい事態になったら、また文句を言うんでしょうけど。これで五輪もW杯もたいしてかわらなくなりそうです。

FIG委員に大勢立候補していますが、体操の強い国にかたよらず、いろいろな国から選ばれることを当コーナーとしては希望します。

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順大、東日本を制す

2008-05-31 16:01:04 | スポーツ

記事の順序が前後して申しわけありませんが、順大スポーツによりますと、東日本学生体操競技選手権大会(17~18日)で、順天堂大学が6年ぶりに団体優勝をかざったそうです。

体操男子団体、6年ぶり東日本制す(順大スポーツ)

五輪代表の坂本選手の活躍は当然として(コラ)、当コーナーが注目する田頭剛選手が、跳馬で公式戦初となるロペスを披露!15点台ということは、出来はどうだったんでしょう?

6年ぶりというのは、冨田、鹿島がいたころ以来だそうです。

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W杯モスクワ大会、おなじみの顔ズラリ

2008-05-31 15:53:56 | スポーツ

W杯モスクワ大会(29日~30日)が始まり、おなじみのスペシャリストたちが各種目別の決勝に進みました。

モスクワでW杯大会、始まる(International Gymnast)

若きジュニア欧州チャンピオン、ダニエル・キーティングス(英)があん馬の予選でベルキ(ハンガリー)を上回り、首位で決勝に進みました。ゆかではディエゴ・ヒポリト(ブラジル)がトップで予選通過。デング熱から回復したようですね!

ロシア語オンリーでさっぱりわからない公式サイトはこちら

Flag_russia

種目別だけの大会は、当コーナーではあっさりした扱いになります。

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「鉄の男」シャクリン逝く

2008-05-31 15:42:56 | スポーツ

往年の名選手で、「鉄の男」と異名をとったボリス・シャクリン(旧ソ連、ウクライナ)が5月30日に亡くなりました。76歳でした。

ボリス・シャクリン逝去 1932-2008(International Gymnast)

シベリア生まれ。12歳で体操を始め、その強固な意志と静かな粘り強さから「鉄の男」と異名をとりました。メルボルン(1956)、ローマ(1960)、東京(1964)五輪に出場し、ローマでは個人総合優勝。種目別では手から出血しながらも最後まで演技し、観客から賞賛をあびました(藤本俊さんといい、昔の人はスゴイですね・・・)東京では遠藤幸雄とはげしい優勝あらそいの末、2位。五輪では合計7個の金メダルを獲得しました。

ウクライナ五輪委員長のセルゲイ・ブブカ氏は、「最後までスポーツの情熱を忘れない人だった」と語りました。引退後はFIGの技術委員、キエフの大学で教授をつとめていたそうです。

2002年に国際殿堂入り。そのときの紹介映像はこちら。今では見られなくなったワザ満載の貴重映像です。

FIGによるプロフィール(はじめてメンタルトレーニングの重要性を証明した選手、とも書かれています)

Flag_ukraine とにかく・・・若いころはイイ男ですね!(結局これか^^;)

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ポール・ハムは特別か

2008-05-29 23:19:44 | スポーツ

ニュースというわけではありませんが、米の男子代表選考に関する記事がありました。

五輪選考の不公平、これでいいの?(San Francisco Chronicle)

VISA選手権の1日目に右手を骨折し、来月の最終選考会に出られないポール・ハムが特別措置で代表入りしていいものか?という女性記者による記事です。フィギュアスケートや競泳の例をあげていますが、私はいつぞやの(アトランタだったか?)カール・ルイスがいい例だと思います。選考会でカゼをひいて不調だったルイスですが、特別措置はありませんでしたよね。この記者が見たら、日本の柔道の選考なんて論外でしょう。記者によれば「ハムが代表入りするためには、7月の代表合宿で、やれることを証明する必要がある」とのことです。

そのポール・ハムの手術は無事終了したそうです。執刀したのは手の手術のエキスパート、ラバーズ医師。骨折の箇所は(英語がわからなくてずっと疑問でしたが)、右手薬指のつけ根から手首にかけての骨らしいです。ケガをした直後の痛そうな写真↓

ハム、快方へ向かう(NBC)

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