これがフジロックのスタッフ用のリストバンド。こいつが無いと入れません。
ぼくはフジロック参戦のお誘いが6月に入ってからだったので、ぼくのスケジュールはメチャクチャでして…翌25日(金)のフェス初日は埼玉県内で講演が入ってまして、朝6時に起きて。顔もあらわずにトンボ帰りなのでした…。
そして、さらに翌日の26日(土)の早朝4時半に起きて、再び苗場に出発。
あーしんど。
朝、到着して「適材適所の会」のタカちゃんと合流。ゲートに入って、NGOビレッジを目指して歩きます。フジロック最大のメインステージのグリーンステージをパシャ。おとといは見れなかったけど、こいつはデカイや。
必ず雨が降るフジロックらしいのですが、もの凄い暑さの晴れなんですが、これって「晴れ男」のぼくの力?それともテキテキの新作ワークショップの「テルテル坊主」のおかげでしょうか?なんか物凄く晴れてます。標高1000mでこれなんだから、下界では凄い気温なんでしょうね。
人も集まってきましたよ~。
トイレに行った帰りに2ndステージのホワイトステージを撮りました。
お~やってるやってる。ジミーチャン。
夜は9時までワークショップなのですが、それ以降に会場内を歩きました。
木…森に光を当てたりしてて、とってもキレイ。
熊もサルも「騒がしいなぁ…」って、距離おいてるんでしょうね。
悪いね。野生動物君たち。あと数日で静かになるからさ。
君らとの共存はこれからも考えていくから、今宵いましばらくは、騒がせてね。充電させてね。
翌27日の日曜日はフェス最終日です。
雨が降ってきたので、みなさん本気で「テルテル坊主」作りです。
大人が本気で、じっくりと作った「かわいい作品」多かったです。ちょっといろいろインスパイアいただきました。
9時過ぎる頃には、仲間の多くは帰途について
フジロックの森の中核スタッフ以外では、ぼくだけになりました。
ライブはまだまだ続いています。
デザイン関係の学生さんのボランティアの(女性の)Tさんが古いロックに詳しくて
THE WHOとかいろいろ話ができて、とても楽しかった。今のUKをレクチャーしてもらったしね。
なんでも、ここのところ、70年代のUKロックを聴きこんでるそうな。
音楽って素晴らしいね。
古いモノに価値が無いわけじゃないもんね。
(木もそうなんだよ)
古い音楽への自分の価値観を20代の彼女と50歳目前のぼくが、真剣に語り合える。
ぼくは10代の聴いた頃の気持ちと今の気持ちを話せる。
ぼくが70歳になっても20代の子とROCKの価値観をぶつけあえるのだろうか。
音楽っていいよな。
得難い経験をさせてもらった。
ありがとうフジロック!
ゴミ箱にはゴミゼロナビゲーションの学生たちのメッセージが書いてあって…
挑発系
おっとり系
音楽平和系・・・・様々なメッセージがあります。
これ読んで、ゴミを捨てらんなくなってくんだろうな。
く~!!ぐっじょぶ!!!
28日(月)は撤収作業後に
NGOビレッジのシンボルツリーを引っこ抜いて閉村式。
廃村じゃないよ。閉村です。
閉じるがやがてまた開くのが閉村セレモニー。・・・・夢は夜開くのは藤恵子。
こんな山の中に11万人が来て
大量のアルコールと大量の食べ物を持ちこんで
それらのウンコやおしっこをちゃんと持ち帰って
大音響のでるステージを作って
楽しんで、思い出を持ちかえって
元通りにして熊に返す。
う~ん、凄いや。ぼくたち。
「ぼくらにはできるかもしれない。」
そう言う事をやろうと言い出した人間の情熱とそれを続けてきた人間の情熱。
やろう!という欲求も含めて凄いよね。
ゴミひとつ無い会場内にいる事が11万人皆の共通の「収益」だからこそできたんだろうからね。このフェスは。
このフェスは自分の財布の中身が増えたり、お腹いっぱいになったりすることだけがぼくらの「収益」じゃないことを証明してる。
こんな凄い事を3日間もできるんなら
それを30日、・・3年できるだけで世の中は変わって3000年は続くのにな。
「あきらめずにやろう。」
ゴミゼロの学生さんに
「気をつけてね。またいつかね。」って言ったら
「また来年会いましょう!」だってさ。
「おぉ!」
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