昨日の選挙は、事前の予想どおり、民主の歴史的な勝利に終わった。「320議席以上か」なんて報道もあったのだから、308議席ならば、少ないと見るべきなのだろうか。昨夜の選挙速報番組では、さかんに「地殻変動」という言葉が飛び出していたけれど、この地殻変動とはどういうことなのだろうか。
多分単純に、自民政権に国民が飽きてしまい、また自民側も官僚にいいように操られているだけで、自立できなくなってしまったため . . . 本文を読む
《極北の地にいる友人から届いた手紙。ちなみに、小生はパンティを買ったことはないので、市価がどの程度なのかは知らない》
さて、塀の中の経済事情、前回は収入の部、受刑労働、報償金について報告しました。月々500円~「多くて(当所では)7500円」と言われる報償金(計算上では、刑務所全体で10人といないA1等工で、炊場とか雑役という時間外や作業成績、態度が上級の場合、12300円になるはず)のうち、 . . . 本文を読む
昨日は、8月の締め日であった。わずかばかりの出荷をすませれば、それで8月は終わりである。これで2009年も2/3を過ごすことができた。本年、年が明けたときはいつ潰れるのかなと思っていたのであるが、なんとか8月までは凌ぎきることができた。とりあえず、自分をほめておきたいところなのではあるが、このあと、9、10月と恐ろしい事態が待っている。どうやって、このあと待ち受けるピンチを凌ぐか、はなはだもって頭 . . . 本文を読む
8月23日(日)、妻と鹿島神宮に詣でることにする。といって、特別な信仰心があるわけがなく、例によって神社仏閣巡りを趣味とする小生の物見遊山だ。いや、この説明は間違いであった。万城目学氏のファンである愚妻が先日関西に遊びに行き、春日大社に遊んできた。そこで、その本家である鹿島神宮の鹿を見たいと言い出したのがきっかけである。
当然のことながら、小生は万城目氏の小説もドラマも知らない。唯一、弊社刊『ポピ . . . 本文を読む
それなりに業務上の理由があり、セカチューを読んでみることにした。といって、マジメには買いたくない。帰宅途中にブックオフに立ち寄り、750円で買ってきたわけである。書店さん、どうもすみません。ちなみに、セカチューの映画もドラマも関心がなくて、まったく見ていない。
早速読み始めると、さすがに練りこまれた文体で非常に読みやすい。構成も、ヒロイン死後の主人公の虚脱と葛藤と、ヒロインと主人公との恋愛ドラマが . . . 本文を読む
昨日は、前C書房社長であるKさんを囲む会と称する、Kさんの近著『本とわたしと筑摩書房』(P舎刊)の出版記念パーティが、アルカディア市ヶ谷で行われた。小生もお手伝いとして、ノコノコついていく。
P舎大大社長によると、出版記念会のときその刊行版元の立ち位置というのは微妙なものなので、版元色をあまり出したくないそうだ。それで、「腹巻、社友として、おまえが司会をやってくれ」と言われてしまったら、断りようが . . . 本文を読む
昨夜は都内某所で、現在CMディレクターとして大活躍されているかた(仮にA氏としておく)のお話をうかがう機会があった。A氏の作られたCM作品を数本見て、それからA氏が中心となってしゃべられたのであるが、詳細に触れるのは遠慮しておこう。
ただし感じたのは、モノ作りは、CMも書籍もそのほかも共通している部分もあり(そうでない部分が圧倒的多数)、それは、考え抜かなければいいものは生まれないということなのだ . . . 本文を読む
昨日は、FM放送NACK5の「NACK AFTER5」という番組にあきやまみみこさんが生出演することになっているので、池袋で彼女と落ち合い、大宮駅前のアルシェにあるNACK5のスタジオまでお供することになる。池袋から大宮行きの湘南新宿ラインに乗ると、意外や意外、かなり混みあっている。その中で、渡されている台本を見ながら、面白そうな答えを考えるのであるが、「お墓参りの驚きのエピソード」という質問があ . . . 本文を読む
ガキのころ、老荘思想に憧れを抱いたことがあった。といって、仙人になりたいと思ったわけではないが、いま振り返れば、浅薄でまったくの無理解な解釈だったことだろう。しかし、老荘思想の持つトリックスター的な発想になんとなく心が惹かれていたのである。
多分、その当時の理解としては、凡俗を超越するある精神性や視点を獲得できれば、貴は賤となり、富は貧となり、美は醜となりうるわけで、その価値の転換を面白いと思った . . . 本文を読む
昨夜遅く、版元MのF氏とI譲が遊びにくる。なんでも本日から夏休みに入るそうで、その打ち上げを会社内で行っていたらしいが、あまりにくだらなくて飲み直しに来たそうな。そこでビールを飲みながら世間話。まず、のりPのタトゥーはどうよとなり、あれはダメだろうとなる。次いで、今度の選挙はどうするよという話となり、全員で、幸福を実現しちゃおうよと盛り上がる(ウソウソ)。
しかし、労働者階級には夏休みなんてものが . . . 本文を読む
昨日の話の続きになるが、岩波、講談社、新潮社などの老舗大手版元は、戦前(戦後も)の儲かった時期にせっせと土地を買い漁った(それぞれ神保町界隈、音羽界隈、神楽坂界隈など)。大量に土地を取得しておけば、銀行融資の担保にもなるし、その運用益が会社のベーシックな数字になる。出版業は博打性が高すぎるので(そのため水商売と呼ばれる)、いいときはいいが、落ち込んだときはすさまじいから、確実な収入源はどの会社も確 . . . 本文を読む
今朝は、早朝の地震で一度目が覚めるものの、すぐに寝入る。しかし、連日、地震が続くねえ。そこで、95年の阪神淡路大震災のときのことを思い出したのであるが、その当日、小生は東海・名古屋の書店さんに営業に行く予定で、4:00には起床し出張準備(といっても、パンツをカバンに押し込めるだけ)をしてから、当時はまだ走っていた急行「東海」に乗り、まずは沼津に入った。
そこで書店さんと話していると、「今朝の地震は . . . 本文を読む