森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

野良猫の子

2008-10-04 | 動物
以前記事にした、避妊手術後もらわれていった野良ちゃん。
その子が一度だけ出産した時に生き残った子が、一匹いる。
昼間は全く見かけないが、早朝に勤めから帰ってくる猫好きさんが
いつも朝ご飯をやってくれている。



私はあの事件以後、この子の晩ご飯を担当している。
毎晩、父親であるはずの黒ちゃんがそれを邪魔しにやってくる。
引き取られた母猫とはラブラブだった黒ちゃんも、この子の親である
という自覚はないらしく、雄猫同士ということもあって縄張りを
譲りたくない故のことだろう。

黒ちゃんと少し離れた場所を餌場にしているが、それでも
やってきて、自分はお腹いっぱいなのにご飯を取り上げる。
そのせいで黒ちゃんが来ると一目散に逃げ出し、その日は
ご飯にありつけなくなる。

この子には名前をつけたくなくて、今でも「いっちゃん(母親)の子」
と呼んでいる。
名前を付けるとより深く情が移り、死なれたり居なくなったりした時
悲しみが深くなるからだ。

手術を受けさせたら即、戻すはずだったこの子の母親を、結果的に
奪ってしまったのは自分たちだ。
だからたとえこの場を他の猫に追われたとしても、この子が自立
できるようになるまでは、面倒を見たい。

野良の運命は本当に悲しいけれど過酷なものだと分かっている。
いつまでも人馴れしないこの子に、誰かに可愛がってもらうことは
期待できない。今でも臆病な仕草でやっと餌場におずおずと近寄る
が、私にさえ警戒している。しかもめっぽう喧嘩に弱いようだ。

この子のあまりのダメダメぶりが、より一層この子の不憫さに
拍車をかける。
写真がやっと数枚撮れたけれど、本当はもう少し可愛いのに
どれも強面に写っている;ご免ね・・フラッシュのせいだ;;




それにひきかえ福太郎の脳天気さときたら、呆れるほど・・;





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