自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

赤岳登山~白き主峰へ

2021年12月24日 |     八ヶ岳
11月23日ニシ君と八ヶ岳主峰赤岳へテント泊登山に出かける。
美濃戸に車を停めて、準備を整えて7:50出発。



今回、幕営地は赤岳鉱泉のため、
北沢ルートで進む。
標高約2000mを越えると、辺りは雪化粧していた。



駐車場から約2時間、山小屋が見えてきた。



赤岳鉱泉に到着。
早速、幕営の受付をしてから、
アタックザックに防寒の準備をして、赤岳へと向かう。



中山乗越
赤岳鉱泉を出発して30分のところ。



行者小屋を通過して、文三郎尾根で赤岳を目指す。



これから、マムート階段へとりつき。
下山してくる登山者からは、尾根での風が強くなると言う。



行者小屋が辛うじて後方に見える。



情報通り、尾根での風は強かったが、
体がもっていかれるほどの風速ではない。
しかし無理は禁物、この辺りで氷点下10度は優に超えている。
行動の意思を確認しながら進む。



水墨画のような赤岳の斜面。



先を進むニシ君。



ルートを確認しながら慎重に進む。









ここまで来ると、あと少しだね。
分岐を北側へ向かう。



赤岳鉱泉を出発して約2時間弱。
赤岳山頂に登頂。
すると、登頂を祝福してくれたかのように
一瞬、晴れ間が見えた。



はい。
登頂の記念撮影。
我々以外誰も居ない。



天候が悪化する前に
山頂での滞在10分ほどで下山を開始する。



下山は登りよりも慎重に・・。
ゆっくり、ゆっくりと足元に注意しながらね。






ガスに風に冷気が相まって
レンズが凍ってきた。ニシ君が薄くなってくる。



マムート階段を下り終えて、
安堵して振り返る。
これが初日の最後の写真。レンズカバーつけてなかったから
レンズに霜が付いて、撮影不可となる。

赤岳鉱泉に無事下山して、
各々のテントで暖かい夕飯をとったのでした。



二日目
本来の予定は天気が良ければ天狗岳へ計画していたが、
初日と天候が変わっていないし、
昨晩からの降雪もあり、むしろ悪いかも・・。
なので、このまま下山。



昨日よりも白さを増した赤岳鉱泉。
小屋には宿泊者はいなかったようだ。
静寂の山小屋。



凍ったテントをパッキングして、
8時過ぎ、下山を開始する。



下山道の雪は少なくてゴロ石が多いので
アイゼンでは歩きにくかった。
チェーンスパのニシ君との距離が離される。



赤岳鉱泉から約1時間半。
美濃戸駐車場に無事下山。



赤岳登山
天候が良くない中での雪山登山、
無事下山できたことに安堵する。
寒さ、アイゼン、ルートを随所で確認し合い
一歩、一歩ゆっくりと登って登頂できた達成感は、
快晴の時と同じくらい晴れやかだ。
今回の山行で様々なことを知りえた教訓は大きい。
例えば、バラクラバ。
生地の圧迫に加え、呼吸による湿った口元が凍ることによって
行動中、息苦しくなる。これが今回非常に不快だった。
なので帰宅後早速、アウトドアショップで
理想的な口元立体タイプのバラクラバを発見。
適宜なアイテムを揃えて、次の山を楽しくまた登りたい。

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