先日、遠くの県から鍼灸師の方がびわの葉温灸を体験されに来院されました。何でも九州のお父様ががんになられたとかでこの機会にびわの葉温灸を学びたいとのことでした。
お父様の病気の状態をお聞きしてどこへびわの葉温灸をするかを実際にその方の体にすることでお教えしました。昨日、そのあとのご様子をメールで教えてくださいました。患者さんの家族の方にもびわの葉温灸が助けになると書かれてあり、嬉しくなったのでブログに許可を頂いてそのメールを掲載させていただくことにしました。
「聡哲鍼灸院 遠藤聡哲先生
お世話になります。Y県のMです。
先週一泊二日の日程で熊本へ帰省し、父にビワの葉温灸、生姜灸を施して来ました。継続して行ってもらえる様に兄にも見てもらい、やり方を覚えてもらいました。ビワの葉温灸が終わった後の父の一言は「気持ち良か。エキスより葉っぱのほうが効く気がするねー」でした。私は遠藤先生からエキスと葉の違いを聞いていましたが、この時点では、父にも母にも兄にもそのことは説明していません。正直な父の感想だと思います。初日は父の体調も考慮してビワの葉温灸のみの施術だったのですが、1時間半ほど腹部がポカポカしていたらしく「温かさが残っとる。気持ち良か」と言っていました。
父も喜んだのですが、それ以上に兄が喜びました。父に対して、日々の生活援助を頑張っている兄ですが、病んでいる父の体自体に{何も出来ないもどかしさ}を感じていたようです。「素人の俺でも出来ることがあるんだなぁ」と棒もぐさを持ちながらつぶやいていました。(事実ですよ)
何も出来ないもどかしさとは、病人を抱える家族の多くの方が思っていることかも知れないと気付きました。ビワの葉温灸をはじめとして各種の自然療法は患者本人だけでなく、その家族の思いまで、手助けしてくれるということも気付きました。それならば鍼灸師として新たにやるべきことも見えてきた思いです。今の仕事内容をすぐに方向転換することは難しいですが、除々にシフトチェンジしていきたいと考えています。遠藤先生にアドバイスを受けたようにまずは手当法などを学びにあなたと健康社へ足を運びたいと思います。そして実際自分で試してみて、その後、再度聡哲鍼灸院にて体験し学び、臨床に繋げていければと考えています。(都合上、遠藤先生の所へ行けるのは秋頃になってしまうかもしれません。なるべく早く行きたいのですが・・・)
長いメールになり申し訳ありません。取り急ぎご報告まで。
お忙しいと思います。お身体ご自愛ください。」
こんばんは。びわの葉療法とオイルのコラボはいいですね。僕自身、今葉全ての患者さんにびわの葉温灸をしたあと、脊柱にオイルマッサージをしていますよ。
とてもいいですからね。
一度、治療院へご連絡ください。左の下にある治療院サイトに連絡先がありますので。