植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

『白隠禅師 健康法と逸話』

2007年04月26日 23時59分04秒 | 癌・病気の意味
『白隠禅師 健康法と逸話』(直木公彦、日本教文社)を読んでいる。寺山心一翁先生の「意識の超越理論」講座の受付で買い求めた。半分ほど読んだが素晴らしい。寺山先生が推すのも頷ける。

病気を治す方法として「内観の秘法」「軟その法」「丹田呼吸法」が挙げられているんだけど、そのうちの内観の秘法の中から参考になりそうな文章を挙げてみる。

「神経症や高血圧その他の難病のような慢性の長い療養生活には、精神の持ち方が大切なのは言うまでもありません。身心は一如でありますから、心が千々に思いみだれ、悶え苦しみ、恐れ悲しんで毎日を送ったり、精神が散漫になり、症状の変化につれてたえず動揺を続けているならば、肉体の生理活動も乱れ回復を阻害し、治るべき病気も治らなくなります。

 これに反して、たとえ、この身は病みながらも、心は平和に落ち着き、回復を信じ、安心して、療養生活を送ることができましたならばまたなんと有意義な楽しい生活ではないでしょうか。このほうが肉体の病気をも快方へ進む速度を増すことにもなるものであります」

以下、興味深い話が続いていく。末期ガンを自ら治した寺山先生が勧められる本なのできっと参考になると思う。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大天使ガブリエル

2007年04月16日 21時32分39秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 子宮頚がん手術後に抗がん剤治療をしているQさんがいらした。薬の副作用で頭髪、眉毛は脱毛している。
 今日は後頭部の頭痛や両そけい部の違和感を感じているとのこと。

 冷え症でもあるのでそのような鍼をする。そして置鍼しながらハープの“マリア”を奏でる。

 Qさんには特にメンタルケアが必要だと感じている。30代半ばの彼女は初めて妊娠した最中に子宮頚がんと診断され、涙を呑んで子供を諦めて子宮、卵巣全摘をされたんだ。それだけでも辛いのにその後、夫と別れたとか。

 自分の子供を生んでもらえないからその男性が離れていったかどうかまでは僕はわからない。そこまでは聞けなかった。夫婦の事情もあったのかもしれない。でも病気になったうえにパートナーが自分から離れていったら精神的に大ダメージを受けてしまう。でもQさんはどちらかというと悲しみを奥底に隠して生きている感じだった。

 マリアを特別に思いを込めて弾く。ほんとうは僕は自分の念を入れないほうがいいんだろうけど今日はそうしたかった。ゆっくり、優しく、時に強く…奏で終わって顔を見るとうっすらと涙目になっていらした。

 鍼を抜いて違う処置をしていく。うつ伏せで仙骨あたりを灸で温める。身体全体をほぐしていく。後あたまの痛みにはハンドヒーリングをする。

 そしてふとエンゼルカードを引いてもらおうと思った。これまで一度たりとも患者さんにこのカードを提示したことはない。治療に使ったことはない。でもなんかそんな感じがした。これはきのう、Rさんがドルフィンカードと女神カードを僕に引かせたことも影響しているかもしれない。

 治療後、着替えが終わったQさんによくシャッフルしたエンゼルカードを一枚引いてもらう。どんなメッセージを欲しいか聞いたら「これから仕事に戻ったほうがいいのか、それとも何か違うことをしたらいいのか」とのことだった。

 おずおずと彼女が引いたそのカードは、大天使ガブリエル。

 ガイドブックには次ぎのように書かれている。
「あなたには、人とのつながりと芸術性を通して行う重要な人生の使命があります。不安からその人生の目的、指名を拒まないで下さい。私達があなたを助けます」と。そして「正直に私に救いを求めて下さい」とも。

 そんなことが書いてあるガイドブックを声に出して読んで解説していて、ふと彼女の顔に目を移すと彼女の左目から涙がポロリと…。「何か芸術に関したことをしているんですか?」と尋ねると「私、いま絵を描いているんです」とのこと。

 それならこれからはそれを伸ばしていくことがいいんじゃないか、とか具体的にいろいろ願っていくといいと思うと話すと次から次へと落涙される。やっぱりそうとう抑え込んでいらしたんだなぁ…

 病気を癒すには本当の自分を解き放つ“解放”が必要だ。いや、病気そのものの意味が人を解放させるためにやってきたものなんじゃないのか。

 毎日臨床の場にいて、そして昨日の寺山先生のセミナーのような学びを続けていると、“病気は人を解放するためのメッセンジャーである”という、そんな“病気観”が僕の中に確固として確立されていく感じがする。

 今日は大天使ガブリエルのナイスサポートが入った貴重な経験をしました^^
 ありがとう、ガブリエル!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーラ手術を受けた

2007年04月14日 13時44分02秒 | レイキ・ヒーリング・遠隔、霊的な治療
サイキック能力を伸ばしたいとは思っていなかったが、患者さんの悩みの本質を素早くキャッチする力はつけたいと思っていた。身体の不調は魂、心の反映であり結果でしかないから、ダイレクトに身体の不調の意味を知りたいと思っていたので。

 そしてそのためならサイキックな力を開いてもいいだろうと自分に許可した。これまでは恐れもありそれは避けていた。でもYさんに会って、この人ならいいなと思って委ねた。

 エーテルボディ第1層には山のように人からのエネルギーコードが付いていたらしい。ハートチャクラにも一つ。娘からのエネルギーコードもあった。

 眼を覆う大きなゴーグルのような視界を閉ざしていたブロック。手甲脚絆のような前腕のブロック。チャクラを守るチャクラシード、両こめかみにねじ込まれたエネルギーピン、そして額のサードアイのクリスタル・・・

 そのほかたくさんのクリスタル体、肩甲骨のところのよろいは二つのピンで留められていたようでそれを外してもらう。出てきたのは大きな白い緑がかった羽。天使系らしい。女神系ではないとか。癒しの大天使ラファエルに繋がるか。

 感覚としてはボディスーツを脱いだ感じ。身体が大きくなった感じがする。エーテルボディは肉体の鋳型であるから、これががんじがらめになっていると肉体も窮屈だろう。きょうはそれを取ってもらったのだ。

 ハープのマリアを弾いているとスカイブルーの衣のマリア様と多くの天使が見えたとか。そしてハープをもっとたくさん弾きなさいとのお告げ。

 天界にはハープマスターと呼ばれる存在が天国のエネルギーフィールドを支えているとか。ハープは重要な役割りをする楽器だったのだと今更ながら知る。

 そして“マリア”とはオーラで繋がっているとか。どうりで一心同体だと思うわけだ。僕のエネルギー身体の一部なのだね。奏でれば奏でるほどぼくのオーラフィールドは濃厚になり広がっていくのだろう。

 まだ一部に殻が残っているそうなんだけど次回に取ってもらえる。それまでにクリスタルを探しておこう。Yさん、大きな一歩を踏み出すきっかけを作ってくれてありがとう。きょうはすごく意味のある日になった気がします。

 啓くことを受け入れた。この3週間、いろんなことが起こるとか。すべてを受け入れていく。脱皮した聡哲をとくとご覧あれ(笑)。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/30の気づき

2007年04月01日 23時46分38秒 | 癌治療・緩和ケア
朝9時から連続して夜まで診療。

 10時の初診の方。膵臓癌の疑いとのこと。
 ガンと魂、心の関連などいろんなことをお話する。とても僕と話が合う方。特に「正しい人から楽しい人へ」という話で膝を叩いてそうそう!という感じで「すごく気づいたことが多かった」と感想を言ってくださった。

 (僕の中にはまだ「人に影響を及ぼしたい」という欲求が残っている。我欲だ。それによって自分が重要だと思いたいのだろう。前よりはだいぶこれが薄れてきている。前は玄米菜食しなさいとかいって人をコントロールする快感を求めていたのかもしれない。

 でもそうではないんだね。物事に正解はないんだ。何が正しくいとか、こういう身体の治し方がいいんだ、とか正しいんだとかいうものは、ないのだろう。ただ経験することが大事だと。

 人はたくさんの輪廻転生を繰り返してさまざまな立場を学んで少しずつ向上していくのだろう。だからどんな経験も永遠の命からすればただただプラスなのだと思う。

 だからガンの三大療法(手術、抗がん剤、放射線)を患者さんが選ぶことに、もう反対はしない。自分の意見は淡々と伝えることはこれからもするだろうけれども)


 前よりは淡々と自分の思っていることを伝えることができている。それは『リコネクション』の影響も大きい。

 『リコネクション』にはヒーラーは何もするな、受容的でいたほうがヒーリングはパワフルに行われると書いてあった。

 患者を癒すために自分が何かをする(祈るとか、儀式をするとか、エネルギーを送るとか)と、すればするほど(神による)ヒーリングは力を弱めてしまう。ただヒーラーが導管に徹して自分は何も意図しないことがパワフルな力の伝導の道具になるのだそうだ。

 ただ、在るだけでいい。作為は必要としない。シンプルなようで実践するには難しいこの法則を、これから求めていくのがいいのかもしれない。

 ヒーリングエネルギーを自分で流そうとしたり、あるいは祈りなどで特定の存在を呼び寄せて力を及ぼそうとするのは、もう時代遅れなのかもしれない。

 忙しい時間の間を縫って読んでいる『リコネクション』はあと半分残っている。読み終える頃にはダウンロードができて、また意識が跳ね上がっていることが楽しみだ。
コメント (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする