出張でベトナムに来ています。
滞在中に何度か経験した酒宴では、いろんなお料理と酒でいい気持ちに酔ったころ、決まってゴハンとスープが運ばれて来るんです。
ベトナムの〆ゴハンはブッカケめし。茶碗に盛ったメシに汁をザンブとかけてザクザク食べる、俗に言うネコマンマであります。
日本ではネコマンマは行儀の悪い食事という事になっているようで、実家では私が幼児であった昔から「やってはいけないこと」の一つになっていました。
実際には面と向かって禁止されたわけではないのですが、それは例えば「子供は飲酒・喫煙すべからず」などと同様で、「世間の常識」としての「べからず」であったようです。
あまり噛まずに食べることになるので消化が悪いとか、食べる時に音がするので行儀が悪いとか、そんなネガティブなイメージから禁止されたのではないかと想像します。
ベトナムは自由な国です。普通のレストランで当たり前のようにネコマンマを食べます。
一番うまかったのは、モロヘイヤと魚卵のスープをぶっかけたネコマンマ。
魚卵が奥深い味を醸し出す澄まし汁。モロヘイヤの鮮やかな緑が染み出した、新茶のような色のスープです。
茶碗に盛ったゴハンにそのスープを注ぎ、いただきまーす。
モロヘイヤのひかえめな粘り気が、もともと粘り気の少ないインディカ米のゴハンに纏わりつき、かつて味わったことのないような新鮮な食感。飯粒のひとつひとつが固まりにならず、しかし微妙につながったまま喉を通っていくんです。
うわー! これはウマイ!
ザクザクと食い進み、メシと一緒に胃に入った空気を鼻からスーと排気。このとき、腹に収めたばかりのメシと汁の香りが長い尾を残し、うまさが途切れることなく続く。
出されたメシとスープ、全部食ってしまいました。
食いすぎて腹ダブダブ。ウェストがきつい。ベルトゆるめたい。
「ついつい食いすぎて、あとでつらくなってしまうから」というのが、ネコマンマ禁止の本当の理由かも。
滞在中に何度か経験した酒宴では、いろんなお料理と酒でいい気持ちに酔ったころ、決まってゴハンとスープが運ばれて来るんです。
ベトナムの〆ゴハンはブッカケめし。茶碗に盛ったメシに汁をザンブとかけてザクザク食べる、俗に言うネコマンマであります。
日本ではネコマンマは行儀の悪い食事という事になっているようで、実家では私が幼児であった昔から「やってはいけないこと」の一つになっていました。
実際には面と向かって禁止されたわけではないのですが、それは例えば「子供は飲酒・喫煙すべからず」などと同様で、「世間の常識」としての「べからず」であったようです。
あまり噛まずに食べることになるので消化が悪いとか、食べる時に音がするので行儀が悪いとか、そんなネガティブなイメージから禁止されたのではないかと想像します。
ベトナムは自由な国です。普通のレストランで当たり前のようにネコマンマを食べます。
一番うまかったのは、モロヘイヤと魚卵のスープをぶっかけたネコマンマ。
魚卵が奥深い味を醸し出す澄まし汁。モロヘイヤの鮮やかな緑が染み出した、新茶のような色のスープです。
茶碗に盛ったゴハンにそのスープを注ぎ、いただきまーす。
モロヘイヤのひかえめな粘り気が、もともと粘り気の少ないインディカ米のゴハンに纏わりつき、かつて味わったことのないような新鮮な食感。飯粒のひとつひとつが固まりにならず、しかし微妙につながったまま喉を通っていくんです。
うわー! これはウマイ!
ザクザクと食い進み、メシと一緒に胃に入った空気を鼻からスーと排気。このとき、腹に収めたばかりのメシと汁の香りが長い尾を残し、うまさが途切れることなく続く。
出されたメシとスープ、全部食ってしまいました。
食いすぎて腹ダブダブ。ウェストがきつい。ベルトゆるめたい。
「ついつい食いすぎて、あとでつらくなってしまうから」というのが、ネコマンマ禁止の本当の理由かも。
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