某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「秋風の恋(acoustic)」-Dan Seals

2006年10月31日 | ♪海外 -男性


秋風の恋(acoustic)」-ダン・シールズ
「I'd really love to see you tonight(acoustic)」-Dan Seals
アルバム「in a quiet room」1995年より


ご存じ、あの
イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー
(England Dan & John Ford Coley)
のイングランド・ダンことDan Sealsです。

ちょっと見ない間に随分おじさんになってしまったなぁ~と思われている方も多いかもしれません・・・(^^;。と言っても彼はソロとしてずっと現役で活躍しています。コンスタントにアルバムをリリースしています(^^)。お兄さんは、あの竹内まりやさんも大好きだったシールズ&クロフツジム・シールズでしたね。実は今二人でツアーをしているそうです。まるでアメリカ版由紀さおり&安田祥子姉妹のようだっ(笑)。


England Dan & John Ford Coley

私が彼を初めて知ったのは多くの皆さんと同じく、この二人がA&Mからリリースした「シーモンの涙」でした。この曲、母国のアメリカでは全然ヒットしませんでしたがここ日本ではS&Gに代表される男性デュオ・ブームがあったせいか((?)ヴィグラス&オズボーン「秋はひとりぼっち」等と共にヒットしましたね。このE・ダン&J・F・コーリーは日本のCM曲(インスタント・コーヒーのBlendy/ポール・ニューマンが出演)として制作された「Keep your Smile」というのがありましたが、未だCD化されることなく彼らのファンとしては誠に残念です・・・。

このアルバムは、昔のそのコンビの時代のヒット曲やソロになっての代表曲をセルフ・カバーしたアルバムです(続編も出てます)。肝心の中身ですがこれがいいんです~(^^)。もちろん歌も断然良いけど、アコースティック・ギターのサウンドが本当に美しいです。アコースティック・ギターやドブロが唄に絡む「歌物」としてはかなり良いアルバムではないでしょうか?ジャンルで言えば、70年代カントリー+モダン・ブルーグラス系でしょうか。完全なアコースティック・アルバムです。参加メンバーには今や飛ぶ鳥も落とす勢いの(って最近言わないかな(笑)のアリソン・クラウスUnion Stationの仲間とか結構豪華です。ちなみにドブロの名手ジェリー・ダグラスはソロ・アルバムも出してます~(^^)。

「やぁ、しばらくぶりだね?僕はまぁまぁってとこかな・・・。君はどう?」と昔の恋人に電話するこの曲、そう言えば最近岩崎宏美さんがアルバム及びラスベガスのステージでデュットした事で話題になったあのバリー・マニロウも以前カバーしてましたね(1996年のアルバムにて)。更に余談ですが、England Dan &John Ford Coley時代の曲「LADY」は日本人Marikoさんと云う方をモデルにして作った曲だとベスト盤の解説で言ってましたよ~<誰やねん、Marikoって(笑)。

秋の日だまりの中、
コーヒーを飲みながら聴きたい
ネオアコースティック・
ボーカル・アルバムです・・・

Youtube(←この曲のプロモ・ビデオ)

In a Quiet Room

Intersound

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In a Quiet Room II

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「Caruso」-Lucio Dalla

2006年10月30日 | ♪海外 -男性


Caruso」-Lucio Dalla
カルーソー」-ルチオ・ダルラ
(日本盤の標記のまま)
アルバム「DallAmeriCaruso」1986年より

 

この曲を最初に聴いたのは
パヴァロッティ/Pavarottiだった


私は正直オペラが苦手だぁ・・・(^^;
でもその理由は割とはっきりしている。
それは生で聴いたことがないから(だと思う)

そもそもクラシック音楽は生の演奏を聴いたかどうかで印象は全く違うと言える一度生音を聴いてからCDを聴く分には(生音を想像しながら聴けるので)問題ないと思うけど、一度も生のホールでの楽器の響き聴いた事がなく、CDでだけしかクラシックを聴いた事がない場合、その本当の魅力は伝わっていないように私は思っています・・・(^^;。特にオペラは、そもそもCDで聴くことがあまり意味をなさない音楽ではないかと感じています(あくまで私見)。多分、ホールでの空気感が伴わないとあの発声の魅力が伝わらないじゃないかなぁ・・・

そんな事を思いつつも、それでもまぁちょっとオペラ物も聴いてみようかな~・・・と思ってパヴァロッティのCDを買った事がありました。で、そのアルバムに収録されていたのがこの曲です(但しこの曲は1986年の曲なのでクラシックではなくPOPS曲です)

この曲、パヴァロッティやモランディ、ラッセル・ワトソン、Il Divo、Josh Groban、Katherine Jenkins、Lara FabianあげくはジャーニーのギタリストであるNeal Schon (最近スムーズJazz系の音楽がメインですね。アルバム持ってます)のインスト物まで本当にいろんなカバーがあります。そして、そのオリジナルがこの人であり、この曲なんです。私はこの曲のオリジナルが聴きたくて探して購入しました(^^)。

曲の内容は実在した、ナポリが生んだ伝説の歌劇王エンリコ・カルーソーの事を歌っているそうです。(この方についての詳しいことは『ウィキペディア(Wikipedia)』をご参照下さい)<わしゃ知らん・・・(^^;

なおこのLUCIO DALLAは今年63歳になるイタリアのアーティストです。今も現役。なおアーティスト名の正確な発音がわからないのでアルバム表記のままとしています。この方は奇才という感じでしょう。時代も音楽そのものも違いますが、イタリアの音楽界に対する立ち位置は、フランスにおけるミシェル・ポルナレフかもしれません。斬新で、クセが強く、一筋縄ではいきません(^^;。正直私はちょっと苦手かな~<おいおい(^^;。でも特異の才能の持ち主と言うことは間違いありませんね。ちなみに1996年の別のアルバム「Canzoni」の内ジャケでは、毛むくじゃらのオールヌードでPIANOを弾く写真が載っています(^^;

イタリアの中年男のオールヌード・・・
<どこに需要?があってこんな写真なんだぁ~(笑
)
公式サイト
 http://www.luciodalla.it/(イタリア語)

Dalla Americaruso
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Lucio Dalla
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AMラジオを聴け!

2006年10月29日 | 【徒然随想】
ここのところ趣味以外のプライベートで忙しくてちょっとblogの時間が取れない~(^^;(地区の某役員になっているんです~)。Blogに書きたいことは少なく見積もってもあと10年分はあるんだけどなぁ~(ホントだよ('笑)
 
  
 最近TVを見る時間がどんどん少なくなってきた・・・

理由は割と明快。最近のTV(民放キー局・NHKは除く)はとうとう「視聴率という魔物に人の心を売り渡してしまった人達」がこのTV電波メディア握ってしまったと感じるから。ドラマは視聴者不在の事務所ごり押しのキャスティングばかり(「Drコトー」は除く)、ニュースはセンセーショナル度優先で結果的に視聴者不安を煽り続け、バラエティは”笑えればなんでもOK”と瞬時に消えて行く”刹那の笑い”の洪水・・・。その笑顔はすぐに曇る。音楽に至っては大半が”トーク”って何だっけ?と言いたくなる立ち話みたないな話ばかり。それも、アーティストサイドも本音では出たくないけど、でも「プロモーションのために仕方なく出てるんです。とほほ・・・」感オーラが画面から滲んできますね・・・。だからまともな感覚を持ったアーティストは出演することさえ躊躇しまうほどだと思います。だってそんな番組に媚びると品格を疑われるし・・・(^^;。それに一部で裏で金が蠢いている事は容易に想像できますよね。例のTV朝日の件は氷山の一角だし、そもそもTV局とプロダクションの関係自体が構造的にクリーンなものじゃないしね。


TV制作の仕事って
つくづく、人としての心を蝕んでいく
魔性を
持っているのだろうと想像します。
(別に同情はしないけど(^^;)
 


ところでラジオです(^^)

ラジオっていいなぁ~って思います。久しぶりにTVのスイッチを切って、代わりにラジオをつけた途端感動しました(^^)。なんだかとってもあったかいんです~(^^)。ちょっと”ゆるい”感じも良いですよね。TVみたいな秒単位で視聴者の心理を窺っているような、ちょっと不快な緊張感も感じません。上の写真は(確か)推定聴取者200万人とも言われる静かな、大人気番組NHK「ラジオ深夜便」の月刊誌です。もっとも毎晩11時台から明け方5時までの番組ですので、ご存じない方も多いかもしれません・・・。私はたまたま真夜中に目が覚めた時に聴いて、その落ち着いた内容に感銘し(あまり夜目が覚める事がないのですが(笑))機会があれば聴いたりします。

そうそう、今月号の雑誌にはあのさだまさしさんの新アルバム「美しき日本の面影」の中の大名曲「向日葵(ひまわり)の影」(平成の「精霊流し」と言われています)の楽譜(コード譜付)・歌詞が見開きで掲載されています。これはこの曲が「深夜便の歌」として11月流れるからです(スケジュールは雑誌ご参照)。もっともこの話を聞いたとき、”えっこの曲、超名曲だけど夜中に流すの~?連れ合いに先立たれた人とかがこれを真夜中に聴いたら世を儚はかなんで・・・なんて事にならないの~?”とちょっと驚きました(^^;。私、この曲を聴いて大泣きしましたからネ(以前のj記事ご参照)

 この番組、関連書籍やCD(音楽ももちろんですが、法話とか生き方とか・・・etc)、手帳他関連グッズが沢山出ています。結構すごいです。これはいわゆるベストテンみたいなヒットチャートに全然出てこないけど静かに浸透している驚くほどのロングセラーみたいな、つまり瞬(旬)時の勢いだけしか表現できないチャートメディアからは知り得ない事実の存在、それと同じ現象なのかもしれません・・・(^^;

ちなみに同じ時間帯にアンコー(斉藤安弘)さんの「オールナイト・ニッポン」もやってます。ここの選曲も涙もので凄いです。ちなみに、クラシックとかさださんのあの超長い曲でさえも完奏させるとか、音楽の立場に立った形で放送されています。これも必聴!<どっちやねん(笑)

 

関東圏では、土曜の朝はやはりこれでしょう!ふつうのヒット曲から、克也さん独走のちょっとヒネた迷曲とか、選曲の裏にパンクの精神みたいなものを感じたりします(笑)。


イルカさんの「ミュージック・ハーモニー」

同じく関東圏では、日曜の朝は絶対これでしょう!イルカさんの暖かい声、あのオールナイト・ニッポン時代と全然変わっていません!私はオールナイトの第一回から聴いたリスナーですので、そのお変わりのなさには本当に驚いています。だってお孫さんがいるんですよっ(^^;。イルカさんのますますの優しさはまるで菩薩のよう(笑)。何をお話されてもまるで法話を聴いているかのような心の安らぎはこの方ならではでしょう(^^)。おっとフォーク中心の音楽番組ですがっ(笑)。

 

TVって一度消すと驚くほど見なくても平気。更には毎日悲惨なニュース(そもそも民放TVって人を非難できるほど立派な存在なの?)を見なくなると心のとげとげも消えていくようです。民放TVのニュースには既にジャーナリズム精神は存在しません。あるのは、海外のタブロイド紙感覚の下世話話な好奇心ばかりです。今は必要なニュースは他のメディアから十分得ることが可能です。選択が可能です。おっとそれはともかく(^^;、みなさんも徐々にラジオメディアに復帰されては如何でしょうか・・・?

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「Lullaby for Grandmother」-木村佳乃

2006年10月27日 | ♪国内 -女性


Lullaby for Grandmother~黄色いバラをあなたへ~
-木村佳乃
作詞/作曲:松任谷由実  U・KON 編曲:U・KON
(U・KON =松任谷正隆さんだと思います)
アルバム「Girl」収録-2000年-
Keyboard:松任谷正隆 Wood Bass:高水健司
A・Guitar:吉川忠英 Synth Op:Hiroshi Kitashiro

私はお婆ちゃん子だった・・・



私には祖母が三人いました(今は故人)。

二人はもちろん父母の母(当たり前(笑)。でもう一人は、祖母が亡くなり後妻に入った人です。家族一緒に暮らしていました。その人は私の母とは10歳も離れておりませんでした・・・。更に祖父がその後しばらくして亡くなってしまい、その祖母の立場は微妙になってしまいました・・・。と書くといわゆる、女同士の揉め事とかいろんなドロドロ物語を連想する方もおられるかもしれません(笑)。。まぁ話としてはその方が面白いのかもしれませんが(^^;、でも私の家の場合は全く逆 (^^)。母はその祖母が大好きでした。もちろん父も私の兄弟ももちろん大好き。更には、その後家に入った兄の嫁とも仲が良く、本当にみんな大好きでした。結局誰とも血のつながりはない”おばあちゃん”だったけどそんな事は関係ありません。今でも実家で亡きおばあちゃんの話になるとみんな笑顔になる程です(^^)。
※私の(父方の)祖母は、私物心つく頃に亡くなってしまったので、私のおばあちゃんの想い出はこの方が多くなります(他のお二人のお婆ちゃん、ゴメンネ)。

この方は身体は男まさりだったりしたけれど、本当に控えめで優しくて働き者。そう言えば化粧なんてした所一度も見たことがなかった。周りにこの人の悪口を言う人は一人もいなかったなぁ。もし私に優しさというものがあるとすれば、これはこのお婆ちゃんから受け継いだものだと思います・・・。その優しさは、「背中で教えてくれる」ような優しさだったような気がします。それは、ごく普通に貧しかった私の幼少~昭和の時代、このおばあちゃんや何より私の家は、お菓子やご馳走を私達与えてくれるような余裕は全くありませんでした。でも、そんな「物」なんかより、他人や私に対する仕草や行動を通じて「愛情」という物やお金に代えることができない大事なものを惜しみなく与えてくれました(今思えば、言葉で叱られた記憶さえない・・・)。

 

♪ 陽だまりの ゆり椅子
遠い日の ぬくもり
あなたの ひざの上
きいてた 子守歌・・・

数え切れないほど
込めた 思いにして
大好き なあなたに
捧げる 子守歌・・・ ♪

この曲は、幼い時いつも子守唄を唄ってくれた
今は亡き優しいおばあちゃんへ、
大人の私が唄う子守唄です。
大好きだったおばあちゃんに捧げる子守唄・・・

この曲のおばあちゃんは黄色いバラの花が好きな、ちょっとモダンなおばあちゃん(^^)。私のおばあちゃんとは時代も環境も全く違う印象です。でもいつの時代でも、おばあちゃんは誰にとっても優しい存在・・・。

私は何かに帰依しているわけでもありません、霊能力を信じているわけでもない(^^;。でも何か困難に直面した時や危険な目に遭った時、このおばあちゃんが守っていてくれたと感じた事があります。もちろんそれは自分の気持ちだけの問題。でも今もそう強く信じています。

 今でもおばあちゃんの事を想うと胸がいっぱいになります
その思いは、不思議と歳を重ねる毎に強くなります・・・
もしかして、あなたもそうではないですか・・・?

PS-1 この曲には最後に隠しトラックがあり、彼女の小さな歌声が流れてきます。
PS-2.あのJohn Denverには「おばあちゃんの羽布団」という曲があります。こちらはとても楽しい賑やかな唄です(^^)。

GIRL
木村佳乃,U.KON,松任谷由実
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Lady The Best of Yoshino Kimura
U.KON,Masumi Iizuka,Shoko Suzuki,Yumi Matsutoya,Tetsuo Kudoh,Yoshino Kimura,Cozy Kubo,SUNNY
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「四条の橋から」-重森三果

2006年10月25日 | ♪国内 -女性


四条の橋から~みやこ遊びうた~」-重森三果
(唄・三味線)

2006.10.25発売
1  上げ汐   2  団子え    3  待ちわびて    4  かっぽれ   
5  網は上意を    6  あけぼの 7  青柳    8  槍錆び   
9  長崎ぶらぶら節  10  都々逸   11  大津絵   
12  「酒呑童子」のテーマ~三玲に捧ぐ   
13  はっはくどき    14  うそとまこと    15  御所のお庭   
16  さのさ    17  奴さん  18  四条の橋から  19  高砂
-アルバム紹介より-
お座敷や花街で育まれた遊びうたを集めた、重森三果のアルバム。
唄・三味線に重森三果、笛・笛作調に藤舎理生、囃子・囃子作調に望月晴美が参加。

♪試聴(クリック)♪

  

このBlogで紹介するアルバムは原則的に自分で持っているものにしていますが、このアルバムは出たばかり・・・まだ買っておりません。でも、最近「和」への関心がどんどん高まっている自分としては、是非これからきちんと聴いてみたい大注目盤なんです~(^^)


” 「四条の橋から」は伝統的な純邦楽ではなく、
J-POPリスナーにも普通に楽しめる作品にしたかった。”
-中村夕美(プロデューサー/リテラリオ代表)-

 -プロデューサーの言葉より-
”「四条の橋から」は伝統的な純邦楽ではなく、J-POPリスナーにも普通に楽しめる作品にしたかった。超優秀な共演者も得て、既存作品にはないヴィヴィッドなテイストに仕上がった。和楽器の音と声の暖かさを生かせるようにアナログで収録したが、却って深い奥行きとダイナミックスを感じさせ、ボーダーレスな音質になった。幼年時代、マルチメディア・アーティストの草分け的な祖父の傍らでお絵描きしていたという重森三果には、そうしたコスモポリタニズムが刷り込まれているのだろう・・・”
中村夕美(プロデューサー/リテラリオ代表)-

このアルバムが実現する過程には、あのボサノヴァで有名な中村善郎さん絡んでいたそうです・・・(^^)。ご自分のBlog「中村善郎 Bossa Nova日記」(←クリック)でもこのアルバムについて書かれてますので、一度訪問なさってみて下さい。それとこの異質な音世界のお二人のジョイント・ライブが11月に京都であるそうです。私は残念ながら行くことは出来ませんが、お近くの方は要チェックです!(^^)。ちなみに、この方「長崎ぶらぶら節」「どらへい太」他映画にもご出演され、また演奏の吹き替えや演奏の演技指導などもなされたことがおありだそうです。

日本にはまだまだこんな素敵な世界をしっかりと継いでおられるのですね(^^)

 

PS.今日の朝日新聞の夕刊に先日(9/24)ここでご紹介した「ハンバート ハンバート」のライブ評が載っています。是非ご覧下さ~い(^^)

四条の橋から~みやこ遊びうた~
藤舎理生
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「HUMARHYTHM IV」-松原正樹4ROCKAMBOS

2006年10月24日 | ♪ジャズ・フュージョン


HUMARHYTHM IV」-松原正樹4ROCKAMBOS
(マツバラマサキ フォーロカンボス) -2006年-
 松原正樹(Guitar) / 村上 聖(Bass)
  田中栄二(Dr)/ 南部昌江(Keyboard)

松原正樹さんです!
以上っ!
<おいおい(笑)。
でも今更この方の説明は不要ですよネ(^^)

私は松原正樹さんが本当に大好きです
長年の、心から憧れる人です(^^)

ちょっと前、あの「ひとりぼっちの部屋」のヒットで有名な高木麻早さんの活動再開の記念ライブが、東京は新宿曙町の某ライブハウスでありまして、その時アコースティックGを中心に松原さんがバックを務めておられました(^^)。このライブ、高木さんには大変失礼ですが、松原正樹さんの演奏を間近で聞くのが一番の目的で行ってきました(笑)。※もろん高木さんの変わらぬお声も素晴らしかったですよ、ホント(^^)。

私は今までいわゆるロック系のギタリストにはあまり惹かれた事がありませんデス。その派手なパフォーマンスや出で立ちにまずげんなりしてしまうことが多かったです~(^^;。これは若い頃からです。(と言っても好きなロック・ギタリストは当然何人もはいますけどネ)。まぁ私の好きなギタリストがジム・ホール/JIM HALLだったりするわけで、まぁ当然と言えば当然でしょうけど(笑)。

その点、松原さんは本当に職人的な、多彩な音を聴かせてくれます。ギターのマエストロですね。その存在全てが憧れです(^^)。これを例に挙げるのはご本人にとって不本意かもしれませんが、松田聖子さんのオケでの演奏も絶品モンが沢山あります。私はこの方のカッティングやミュート奏法、また間奏のアドリブを聴くためだけに聖子さんのオリジナル・カラオケを聴くことが今でも良くあります(^^)。ホントです。私にとってはフツーのことです(笑)。

このアルバムは今年出た最新作です。以下公式サイトからの引用です。

“うたう”ギターの宿命はさらなる洗練の地平へ! 日本屈指のギター・プレイヤーである松原のギター人生のすべてを詰め込み、ライフワークとして取り組んできた、超人気シリーズも遂に第4弾!!!
フュージョン・ファンのみならず、時代を超えた普遍的で良質なAORに飢餓感を持っている、全ての音楽ファンにズッシリと受け止めてもらいたい痛快な傑作の誕生だ。ギターが導いていく松原の創造性は、こんなにもフレッシュだ! 

 
とにかくメロディーとグルーヴを伝えようとすること。
永遠のギター・フリークたちが愛し続けてきた松原の特筆すべき個性であるトーンの素晴らしさ。 メロウな歪みのワイルド&セクシー、そしてソウルフルなギター・ソロは、激しさの中でも泣けてくるような、胸をえぐってくるもの。 今回はさらに究極のせつなさも、とことん堪能出来るのが嬉しい。 フレージングというよりも、より歌唱といった感じの松原のソロ。 こういった表現は、ボーカリストでは不可能なうたの世界なのかも知れないと思わせるような、メロディーと音色の繊細な関係性が生むマジックこそ、数多くのファンが松原に惹かれる大きな魅力だろう。 スピード、タイム感。その異常に細やかな熟練を遂げた技術を惜しげも無くアルバム全体に配した、超絶カッティング。それが情感を沸騰させて突き進むのだ!しなやかな強度。鼓膜から脳内へ。 グルーヴの科学は、かくも複雑で、かつたまらなく快感なシロモノであることを教えてくれる。 超!の付く卓越したプレイヤーたちの静かに繰り出されるファンクな応酬。クールな会話。交感。 生(ナマ)の凄み。これがフュージョンの醍醐味だ! 今作の聴きどころは、ずばり曲そのものの美しさにもあるだろう。 耳の肥えた本当の大人たちをグイグイ引き込んでいく曲が溢れている。 高度に統制されシックにまとめられたAORマナーのツボをつく、練り込まれた楽曲の心地よさは、「Aja」以降のスティーリー・ダン的な洗練と知性さえ備えている。 この達観した佇まい。発展していく先に待ち受けるものが読めない。未知なる領域に突き進むアグレッシヴな楽曲展開、サウンドスケープの奥深さ。 リラックスした穏やかさも高次元の哀愁を帯びているじゃないか。 こういった事が生演奏で聴ける贅沢さは、こんな時代だからこそ格別なのだ!
 

 

松原さん、私はあなたの大ファンですっ<きっぱり(^^)

HUMARHYTHM-IV
松原正樹 4 ROCKAMBOS,松原正樹,南部昌江,村上聖,田中栄二
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30th Anniversary Live [DVD]

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TAKE A SONG
松原正樹
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30th Anniversary Live
松原正樹
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HumarhythmV-Beyond the boundaries-
松原正樹,入江太郎,岡沢章,村上聖,後藤次利,南部昌江,渡嘉敷祐一
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「僕のエピローグ」 - 猫

2006年10月23日 | ♪国内 -グループ


僕のエピローグ」 -
作詞:吉田拓郎 作曲:常富善雄・大久保一久 編曲:猫
1975年



いろんなヤツに 誘われて
帰らない日も 多かった・・・
”さびしいんだ”と つぶやいて
”今夜死ぬよ”と 赤電話

あの娘(こ)が 逝っちまったよ・・・
あの娘(こ)が 逝っちまったよ・・・

”生きるなんてつらい”と
笑っておくれ・・・
あの頃のように、さ

この曲は昨日の鹿内孝さんの「本牧メルヘン」の姉妹曲だと思います。「本牧メルヘン」はまだ戦後の色が強く残る、米軍の兵隊さんをも連想する”横浜・本牧”が舞台。一方この曲は、70年代初頭の中央線沿線、中野~三鷹辺りの学生のイメージでしょうか?でもどちらも同じように、若さゆえの苦悩の果てに自から命を絶ってしまった女性が唄われています。そして遺された者の哀切の叫びです。

『人の魂は、何者によっても満たし得ないものである。』
そして
『孤独は、人のふるさとだ。恋愛は、人生の花であります。』
こう綴ったのはあの坂口安吾だったと思います。

何をしても満たされない時期ってありましたよね、若い頃。。。じっとしていても虚しさを感じるような時は私にもありました。私の場合は幸い先人・賢人達の言葉などによって救われてきました。でも人によっては無茶な生活をしたり、物や金、又は恋愛で心の隙間を埋めようとしたりもがいたり。。。この曲の人(女性)もそんな心の虚無感に耐えられずに自ら命を絶ってしまったのでしょう。。。若者が自ら命を絶つのは本当に胸が痛みます。実際私の高校時代にもあったし、そう言えばユーミンの「ひこうき雲」もそんな曲でしたね。この曲は70年代の学生の息吹が感じられてそういう意味からも切ない曲です。楽曲的には、全編に渡るスライド・ギターが切なくて、特に間奏では胸が熱くなってしまいます・・・ (編曲は最初聞いた時は絶対瀬尾一三さんだと思ったのですがハズレました(^^; )

70年代フォーク・アイコンはやはり吉田拓郎さんだったりかぐや姫とかアリスだったりしますね。その吉田拓郎さんとかぐや姫は先日つま恋で伝説のライブの再演を行い話題になりました。友人も行きました(^^)。今回のイベントは、音楽業界がエルダー層に着目しこれからのマーケティングもそちらの層にシフトする象徴のような出来事だったのではないでしょうか?

私はといえば、実は吉田拓郎さんとかかぐや姫はあまり聞いた方ではありませんでした。私にとっての70年代フォーク・アイコンはこのグループ「猫」なんです(^^)。「雪」」、「地下鉄に乗って」「各駅停車」「 昼下がりの街」などのヒット曲がある「猫」です。今の時代、名前はグーグル検索泣かせですが(笑)。このグループのボーカリスト田口清さんが残念なことに交通事故でお亡くなりになっています・・・(1991年)。このグループの、ちょっと地味だけど職人さんぽい味わいと、田口さんのあの優しい、素朴な声が大、大好きでした。今、他のメンバーで再結成してライブも行っています!これからも田口さんの分まで頑張って欲しいです!


当時の「猫」

THE BEST
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猫,及川恒平,吉田拓郎,常富喜雄,漆原好夫,田口清,岡本おさみ,かぜ耕士
Sony Music Direct

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猫5
FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC(PC)(M)

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GOLDEN J-POP/THE BEST 猫
ソニーレコード

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「本牧メルヘン」-鹿内孝

2006年10月22日 | ♪国内 -男性


本牧メルヘン」-鹿内孝
作詞:阿久悠 作曲:井上忠夫(*) 編曲:川口真
1972年
(*)その後、井上大輔に改名

 

たま~に大学時代の友人数人と集まってカラオケに行くことがあります(^^)。そんな時、”単に歌うんじゃつまらないので何かテーマを決めよう”って歌ったりします。ある時「横浜」の歌シリーズと決めて選曲しようということになりました。そこで感じたのは、横浜の歌って(直接地名があるなしに関わらず)本当に多いなぁ~ということ。誰でもすぐに数曲思い浮かぶんじゃないでしょうか・・・。

横浜っていろんな想いをかき立てる街だと思います。カタカナの”ヨコハマ”と漢字の”横浜”は別のイメージだったりするし、何より現実の横浜はエリアによって印象も全然違いますよね~。みなとみらい地区は大型施設がどんどん出来て、この先どうなるの~みたいな感じだし(^^;。でも黄金町付近はまだまだ怪しい感じも残ってたりするし・・・(笑)。私は幼い頃、海上自衛隊勤務の叔父に内緒で潜水艦に入れてもらったことやマリンタワーに連れていってもらった事も懐かしいです。そういえば昔マリンコングという特撮系TVがあったことを今思い出したっ(^^)

※ちなみに私がお小遣いをためて初めて買った歌謡曲のシングルレコードは、いしだあゆみさんの「ブルーライト・ヨコハマ」でした(^^)

この曲、私大好きです。唄いました(^^)。
まだ戦後の匂いがプンプンする歌詞もいいです~

本牧で死んだ娘(こ)は カモメになったよ
ペット(*)のブルースに送られて
踊るのが大好きと 言ってたあの娘(こ)が
寂しさに耐えかねて 死んだのさ・・・

ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて
海鳴りに向かって 唄ってたよ・・・

本牧で死んだ娘(こ)はカモメになったよ
なぜかしら誰もがそう思う・・・

(*)ペット=トランペット
※ジョニーとかスミスとか、なんだか黒っぽい世界を連想させますよね~(^^;


鹿内孝さん

作曲は井上忠夫(大輔)さんだったんですよね。先日確か13回忌?の集まりをしたと三原綱木さんがTVで仰ってました・・・。CM作品をダイジェストで流したそうですが、高いクオリティに改めて驚いたそうです。井上さんはCMのオファーに慣れていない頃、時間とメロディの関係に悩んだ事もあったそういですが、後にCM作品の醍醐味みたいなものも感じられていたそう・・・。私はこの方のI Feel Cokeシリーズがやはり印象に残っています。
※余談ですが、あの「ブルーシャトウ」のメロディはいわゆる4・7抜きのベタ?系の曲調だったので、ヒットした当時は本人はあまり納得していなかったとのお話も聞いたことがあるなぁ~

確か奥様のご病気の件で悩まれて自死されてしまった井上さん。そして後を追うように奥様までも・・・。それを思うと一般人の私でさえ胸が痛みます。そしてあの豊かな才能が若くして断たれてしまったことを本当に残念に思います・・。あらためて井上さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

合掌

人間万葉歌~阿久悠作詩集
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流行歌 はやりうた
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『Time Being』-Ron Sexsmith

2006年10月21日 | ♪海外 -男性


Time Being』-Ron Sexsmith
『タイム・ビーイング』-ロン・セクスミス
アルバム-2006年-

噛めば噛むほど味が出るアルバムです

今日の朝日新聞の夕刊に日本でのライブ評がありました。でも今来日しているなんて全然知らなくて、単に今日はRonを記事にしようと思っていたので、その偶然に驚き!でもこのBlogを始めてから幾度も、新聞だけじゃなく似たような事があるんです。訳はわからんけど単なる偶然じゃない気がする・・(これって何か特別な能力なのかなぁ~??でも別に霊能者じゃないよ~(笑)

音楽の聴き方がCDになりボタン一つで曲送りが簡単に出来るようになって失われたもの・・・それはこんな”最初は地味な印象だけど、噛めば噛むほど味が出てくるような愛おしいタイプの音楽”だと思うことがあります。レコード時代は、そうそう針の上げ下げをせずとりあえず最後まで聴く、というリスニング・スタイルが一般的でした。だから、徐々に味わいがわかる楽曲も受け入れていたように思います。でも簡単に早送りが出来るようになってからPOPミュージックはそれをできるだけ回避するため、イントロから飽きさせないよう工夫された(「Ah~」とか「Uu~」とかボーカルから入る)曲、又はできるだけキャッチーな要素を詰め込んだ作風になって来たように感じます。

このアルバムは、久しぶりの
地味だけど、味わい深い
大人の鑑賞に十分堪えうる佳作(^^)

私が彼を知ったのは、実はこのBlogで以前紹介した、アイルランドの国民的シンガーMary Blackのアルバム・タイトル曲「Sleeping with the Angel」でした。こんな優しい視点の曲を書くライターはどんな人なのかな~・・・と興味を持ったのが最初でした。なによりMaryはすばらしい才能を持ったライターを発掘し続けているシンガーですし、彼女の眼を持って選ばれた人なら相当の才能の持ち主だと確信しました。

なんでも元々カナダで郵便局員だったそうで、その作風も風貌も木訥そのものです(^^)。POPミュージックの世界では、ルックスを無視してスターシステムは成立しないのは厳然たる事実。彼はそう言う意味では華やかなスターダムには遠い存在かもしれません。でもそんな彼がコツコツ音楽を続けていられるのは、やはりその素朴だけれど、味わい深い作品を生みだし続けているからだと言えます。

このプロデュースはあのミッチェル・フルーム。最近でダニエル・パウターの大ヒットで"時の人"状態ですが(ちなみにダニエルの方は私、チト苦手だぁ(^^;)、アイルランドのCorrsなんかも手がけていて、私も結構好きな人です。そうそうミッチェル・フルームがピアノ・ソロアルバムを出していることをご存じでしょうか・・・?スタンウェイのピアノで、いわゆるPOPではない、独特の世界観を表現しています。(新星堂系列のオーマガトキからリリースされています)

それにしても彼の歌い方、ポール・マッカートニーに似てます!曲も多少その辺の影響も感じることもありますがそこまでPOPではなく、もっと穏やかで素朴です。全体の雰囲気はアメリカでもなく、ブリティッシュでもなく、この辺やはり出身のカナダの心が反映されているのでしょうか・・・?いい感じです~(^^)。

わかりやすく言い切ってしまえば
"オーガニック"を感じさせるアーティスト
とでも言い切ってしまいましょう(^^)
(えっ、却ってわかりづらい・・・って(^^; )

70年代、それも地味目のシンガー・ソングライターが好きな方は要チェックのアーティストです!

タイム・ビーイング

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Ron Sexsmith

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Retriever

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Rarities

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ロン・セクスミス
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たまにはプライベートな話題を

2006年10月20日 | 【MY PROFILE】


あまり自分の事を書いていないので、今回は珍しく?プライベートな事を書きます(^^)
<えっ、あまり興味ない???(^^;

私は多趣味なんです・・・もちろん音楽関連が一番ですが。楽器もあれこれ弾きます。多重録音もやってました。MIDIはGM規格制定以前からかじってたりします。

あと今は日本野鳥の会の会員です(^^)
一般会員だけど。最近バード・ウォッチングに行ったりします。
カワセミを見て感激しまくりです(笑)。


(オークランドにて)

それと写真も結構好きです。

毎週ジムに通ってます。胸の筋肉動かせます(笑)。
<でもマッチョとはちと違う(笑)。
水泳は結構好き。


(道で遭遇した移動中の羊の群)

英語は大好き!
ネットで海外のニュースを見るのが日課になってます(・・・ました(^^;)。
でもあまりしゃべれんし・・・<おいおい
仕事で使うことがないからなぁ・・・

 
(T・クルーズも来たという某有名な大牧場にて牧羊犬のデモ。犬は写ってませんが)

犬が異常に好きです!!
犬を見ると目尻が下がるのが自分でわかります
ちなみに犬に警戒されることが殆どありませんデス(^^)
犬が喜ぶマッサージできます(笑)。

※そうそう、幼い子が私を見ると駆け寄って来たりします。なぜかな~
幼い子を呼ぶフェロモンがあるみたい・・・(^^;

あとハイキングも好きです。

他にも沢山あるけど今回はここまでにしときます(笑)。


(小さな町の市場にて)

で、カミさんと共通の趣味は旅行です。でもお互い仕事を持っているので、休みが合うのがどうしても世間の休みと同じ時期となってしまいます・・・。その時期に海外に行くという、ちょっと無駄な?事をしてたりします(^^;。それを年2回行ったりすることもあります<おいおい。結構な出費になるけど、でも普段あまり金を使わない生活してるし(EDY決済だけで一日が終わったりする日々・・・)。人生の潤いということで、お互いこれは納得してます。※でもどの国に行っても、どんな小さな町に行ってもCD店を探して覗く私にはちょっとあきれているような・・・

 
これらの写真は今年のGWに行ったニュージーランドです。
(鉱物成分のため本当に美しい青色をした川)


(クライストチャーチにて(でもなんだっけかな~?(^^;)  
(奇跡的に晴れたミルフォード・サウンドのフィヨルドにて -湾から外洋を望む)
(オークランド空港。朝早かったので人が少ない)
<これ、昔日本で売ってたラジオですよね(^^)>
クライストチャーチの中古店で発見!

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「幸せっていうのは…」- 冨田 勲

2006年10月19日 | ♪スペシャル


幸せっていうのは… 」- 冨田 勲
映画『学校』(シリーズ第一作)サウンド・トラックより-1993年

あの山田洋次監督が自分の映画を見て、
思わず泣きそうになったほどの音楽です・・・

(下の、CDの帯をご覧あれ!)

<日本映画の涙のレベルがどんどん低くなっている(と思う)
最近、泣かせようとする日本映画が多すぎる気がする・・・
それもわかりやすい(お安い)感動の直球レベル。
(敢えてどれとは言わないけどね(^^;)
製作サイドの、観客への安易な媚び姿勢が情けないと思う。
でもそれは、最近、安易に泣きたい観客が多からだとも思う。
わかりやすい設定しか受け入れられない観客も問題なんだと思うなぁ。
深い涙を流すに値する映画は意外なほど少ない。

でもこれは、正確に言えば、最近製作される映画の数が増えた反動かな?そのネガティブな側面なのかもしれない。素晴らしい作品、洒落た映画もそこそこ出てきているからね(^^)。ただこの「お安さ」は最近の音楽の状況に通ずる気がする。最近のJ-POPで言う「等身大」という安易な言葉のような、仲間内レベルで終結してしまうタイプの音楽の蔓延。それは決して外へ広がることはない、少人数のグループだけ感動しあう感じ・・・。また、敢えて何かを突き詰めようともしないし、誰もが心を閉ざしたまま表面だけ舐めあっている感じかな~?

今のJ-POPって、
自分の身の回りで起きた、
ここ3日位の、
半径3メートルの事ばかり
歌っているような曲が多い気がするなぁ・・
社会との繋がりを全く感じない
いや、そもそも社会への関心が希薄なんだ、きっと

別に小難しい音楽や映画、文学とかで感動しなさいと言うわけじゃないし、それが正しいとは言わない。でも、音楽でも映画でも小説でも、安易に客の涙を要求するものは、食べ物で言えばジャンクフードである。いくら食べても栄養にならない・・・ばかりか、そのうち体が麻痺してしまう。味蕾(味の感覚器官)が麻痺するのだ。本物の素晴らしさを知る喜びは知って人間いて損はない。いや、人生に深い彩りを添える事になる。

お安いお涙はすぐ乾く。それは心の渇きと繋がっている。
反対に、深い感動は永遠に心を潤し続けるのだ。

本題:
これは、本物の涙に値する映画であり音楽だ。

抗う事が出来ない「運命」の中で懸命に生きている全ての人の人生。それらに対する慈悲?のような眼差しに溢れています。でもの眼差しは決して上から見ている訳ではなく、またお安い同情でもありません。人が生まれ、生きている事、そしてそれぞれの人生を終えて行くこと。その悲哀を見事に捉えていると思います。また、客ありきの映画でありながら、必要以上に観客に媚びることない視点はこの監督ならではでしょう。だからこそ、ごく自然に涙が溢れてくるのだと思います。これを見た後では、映画の裏で電卓を叩いている姿が透けて見えるような、最近のお安い映画は見ないでおこうと思う。

映画『学校』(シリーズ第一作)1993年作品

【スタッフ】
脚本: 山田洋次/朝間義隆
撮影: 高羽哲夫/長沼六男
音楽: 冨田 勲

監督: 山田洋次
●松竹株式会社 百周年記念映画
日本アカデミー賞 6部門受賞
◆最優秀作品賞 ◆最優秀脚本賞 ◆最優秀主演男優賞(西田敏行)
◆最優秀助演男優賞(田中邦衛) ◆新人賞(萩原聖人/裕木奈江)◆最優秀監督賞

【キャスト】
西田敏行/竹下景子/萩原聖人/中江有里/裕木奈江/渥美清/田中邦衛

【ストーリー】下町の一角にある夜間中学の教師・黒井は、卒業式も近づいたある日、卒業記念文集のための作文の授業を行う。原稿用紙にそれぞれの思いを綴る様々な職業、年齢の生徒たちの横顔を見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る。孫もいる年になって入学してきた在日韓国人の女性・オモニ。髪の毛を染めたツッパリ少女・みどり。昼間は肉体労働に励む少年・カズ。父は中国人、母は日本人で五年前に中国から移住してきた青年・張。自閉症で登校拒否児だったえり子……。やがて給食の時間に、クラスの一員・イノさんが死んだという悲しい知らせが届く。突然の訃報に悲しむ黒井と生徒たちは、食後のホームルームの時間、イノさんの思い出を語り始める。不幸な生い立ちとその後の苦労、田島先生への恋心。そして突然病に倒れ、故郷の山形へ帰ったきり帰らぬ人となったこと。イノさんの人生を語り合ううち、いつしか黒井と生徒たちは人間の幸福について話し合うようになっていった。生徒と先生が汗を流して語り合う、これこそ授業だと確信する黒井先生に応えるかのように、えり子が、自分も夜間学校の先生になる、そしてこの場所に戻ってくる、と決意を語る。外はいつしか雪になっていた。



※後の作品では、さだまさしさん中島みゆきさんも出演しました(^^)!

新日本紀行/冨田勲の音楽
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新星堂でCDを買う

2006年10月18日 | 【徒然随想】

私は新星堂でCDを買う

私は極力CDやDVDは新星堂で買うことにしています。もちろん新星堂で通常扱っていない輸入盤とか特殊盤とかは、Amazon他別のShopを利用する事もあります。でも国内盤は極力新星堂で購入するように心がけてています。

それにはちょっとしたく個人的な想いがあります・・・

私は今でこそ音楽ジャンルなんでもありの雑食状態ですが、でも若い頃はごご多分に漏れずいわゆる"洋楽"や国内制作のポピュラー・ミュージックに片寄って聴いていました。それこそ、オリコン・チャートを気にしたりのごく普通の音楽生活でした(でも売れている音楽が嫌いな、ちょっとマニアックなヤツだったけど(笑))。

そんなある日、新星堂で出していた無料の小冊子、確か昔のB5サイズの「Music Town」だったと思いますが、これを手にしました(今のバージョンではないです。今はサイズも内容も変わっています)。これが大変面白くて、以来毎月貰ってきました。この冊子によって、それまで知らなかったクラシックの事とか、マイナーなジャンルでも地道に音楽を極めている方々や、ある時は音楽業界の裏話など、本当にいろんな事を教えて頂きました。今でも大事な号は保存しているほどです(^^)

今でこそ、(レコード会社の広告費で成り立っている)無料情報誌は沢山ありますよね。でもそれらの殆どは宣伝主体で同じよう内容のものばかりです。更には、市販されている若者向け音楽雑誌は、事実上殆どが大手レコード会社の宣伝誌ですよね。その証拠に、あるレコード会社が売り出したいアーティストの記事が同じ月に一斉に表紙や記事を飾ったりして、私的には「なんだかなぁ~・・・」と表紙だけでげんなりしてます(笑)。まぁそれでなければ雑誌自体が成立しないんでしょうけどねぇ。

おっと話が逸れてしまいましたが、当時のこの小冊子は無料といいつつ、厚みもさることながら、多分経営者の思い入れだと思いますがビジネス・ベースではないいろんな音楽の話題が沢山載っていました。これが本当に勉強になりました。いわゆる商業ベースの雑誌なんかではまず見聞きする事が少ない話題が必ずありました。時にはレーベル・レコード会社の経営とか、いろんな裏エピソードもあったりして(?)、私が今いろんな角度から音楽業界を見るヒントにもなっています(^^)。また、良質の音楽を広げたいという、ビジネスとは別の、音楽に対する深い愛を感じました。

最近ネット配信やら、ネット通販、更にはコピーの日常化などにより音楽のパッケージ販売は苦境に立っているようです。確か新星堂さんは最近、あのツタヤの経営傘下に入ってしまいましたよね・・・経営状態も株価などを見てもここのところ芳しくないようです。IR情報を見るのはちょっとつらいです・・・私はツタヤ自体利用する事はありませんし、そもそもなぜツタヤがわざわざ新星堂を抱えたいのか、あまり素直な観測は出来ません(あくまで個人の推測ですが)。これが良いことなのかそれとも、良質の音楽の裾野を広げてきたこの会社の方向性が変わってしまうのか私はとても心配しています・・・

私が、いろんなルートで割引で買える環境の中(本当は会社の福利厚生で20%引きで購入が可能なんです)、新星堂で、定価でCDを購入するのはせめてもの恩返しのつもりなんです・・・(^^;。もちろん一サラリーマンの私に何が出来るわけもありません。これを口にするのも恥ずかしい位です(^^;。でも、これはあくまで自分自身の気持ちの問題なのでお許しを・・・(^^;。

劇的と言えるほど社会環境が変化する中、新星堂さんにはこれからも創業精神だけは失わす、これからも是非頑張って欲しいと切に願っております!



Cheer up! SHINSEIDO!

 

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『Angel Clare』- Art Garfunkel

2006年10月17日 | ♪海外 -男性

 
Angel Clare』- Art Garfunkel
『天使の歌声』- アート・ガーファンクル
-1973年9月-

『1000年の名盤』
今後とも、決して色褪せる事はない・・・

私は音響的な意味で音楽を語ることは苦手だぁ・・・(^^;。もちろん好きなサウンドやレーベル、プロデューサーとかミュージシャンとかはすぐにでも、山のように挙げられるけど、でもそれを上手く音響的な言葉で説明できる術を知りませんデス(^^;。そもそも昔から、音楽を聴くときでさえそんなに機材・システムにこだわったりしなかったし、テキトーな性格のせいかもしれません(笑)。それにちゃんとしたレコーディングの機材を見たことも使ったこともないしな~(所詮素人だし<おいおい(笑))


ただ、もし(音響的に)音が美しいアルバムを挙げろ」と言われたら、真っ先に思いつくのがこのアルバムです。ご存じあのSimon&GarfunkelArt Garfunkelがコンビ解消後最初に発表したソロ・アルバム『Angel Clare/天使の歌声』です。このアルバムは、ライター陣や選曲、ミュージシャンからして超豪華。特にミュージシャンは超一級メンバーの博覧会みたいですっ!予算、いくらだったんだろう~??(笑)。


おっとサウンドのお話ですが、特に一曲目の『Traveling Boy/青春の旅路』からして、イントロの最初のピアノの打鍵音~ストリングスからして何かが違います。それが何かを上手く説明出来ないのですが、とにかくクラシック作品のような気品とかを感じるのです。あとアルバム全体のリバーブ感が人工的な感じじゃなくて、とにかくナチュラル。ちなみに、この曲後半に出てくるパイプ・オルガンは実際にカテドラル(聖堂)で、納得いくまで録音したみたいです。そう言えば、そもそもパイプ・オルガンをリズム楽器とアンサンブルさせる事自体凄すぎますっ(笑).。
またエンディングのバス・ドラムの何とも言えない、重くも軽くもない絶妙な音も素晴らしいです!


この作品、かなり細かい事にこだわった、沢山のお金もかかったであろう超豪華な作品であることは素人の耳でもすぐわかるほどです。そして音楽的にもPops史上に残る名盤です。このクオリティの作品は、人材や予算や音楽システムがこれだけ変化してしまった今、絶対再現できないと断言できるほど特筆すべき作品だと信じております。。内容は、クラシックあり、ケルト(トラッド)もあり、民族音楽ありの、とにかく練りに練った選曲となっています。是非一度お聞きになってみて下さい。まだ健全だった頃のアメリカ・音楽を感じることもできま~す(^^)。

PS。作詞:作曲しなかったばかりにPaulの裏方的な目で見られがちなだったArtですが、実はS&Gでは対等、いや時にはそれ以上の役割を担っていたことは、その後の二人のアルバムを聴けばわかりますよね~(^^)

『Angel Clare』- Art Garfunkel
『天使の歌声』- アート・ガーファンクル

-1973年9月-


Producer:Art Garfunkel, Roy Halee
Engineer: Roy Halee/Recordist:Mark Friedman/Technical Assistance:Stan Ross
Use of Grace Cathedral:Canon Fenstermaker
Mastering:George Horn
Special Thanks to: Audie Ashworth, Diane Doherty, Cass Eliot, Ron Haffknie,
Michelle Haystrand, Mike Kranze
Photos:Jim Marshall
Art Direction: Ron Coro

<Tracks>
1.Traveling Boy (Roger Nichols/Paul Williams)
2.Down in the Willow Garden (Charlie Monroe/Traditional)
3.I Shall Sing (Van Morrison)
4.Old Man (Randy Newman)
5.Feuilles-Oh/Do Space Men Pass Dead Souls On Their Way To The Moon?
(J. S. Bach/ Linda Grossman/Traditional)
6.All I Know (Jimmy Webb)
7.Mary Was an Only Child (Albert Hammond / Mike Hazelwood / Jorge Milchberg)
8.Woyaya (Sol Amarfio/Osibisa)
9.Barbara Allen (Traditional)
10.Another Lullaby (Jimmy Webb)

<Musicians>
・Drums: Hal Blaine/Jim Gordon
・Guitars:Larry Carlton /Dean Franks/Louie Shelton
・Bass :Joe Osborne
・Keyboards:Larry Knechtel/Michael Omartian
・Strings:Ernie Freeman/Jimmie Haskell/Peter Matz

<Guests>
Jules Broussard:saxophone
Jack Shroer:saxophone
Paul Simon:guitar
J.J. Cale:guitar
Fred Carter:guitar
Jerry Garcia:guitar
Tommy Tedesco:bouzouki, mandolin
Carl Radle:bass
Milt Holland:percussion
Jorge Milchberg:percussion
Stuart Canin:violin
Dorothy Morrison:vocals
St Mary's Choir:vocals
Sally Stevens:vocals
Jackie Ward Singers:vocals

Angel Clare

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Angel Clare/Up \'Til Now

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天使の歌声

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Art Garfunkel simply the best

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「初恋の丘」 - 由紀さおり

2006年10月16日 | ♪国内 -女性


初恋の丘」 - 由紀さおり
作詞:北山修 作曲:渋谷毅
1971年



♪  大人になっても ひとりぽっちは つらい・・・
初恋の丘に  もぅ一度 帰りたいなぁ・・・♪

♪ 大人になったら 宿題は
なくなるものだと思ってた・・・ ♪
おっと、こっちはユーミンでしたね・・・(^^;

※いつの間にか、早く大人になりたかった頃を懐かしむ歳になってしまいました~(笑)

無垢
本当に清らかで清々しい歌です

作曲の渋谷毅さんと言えば、同じ由紀さおりさんの「いきがい」も素晴らしいです!でもその曲はもうスタンダード化しているので、今回はこの曲にしてみました。って、自分的にはどちらも同じくらい好きなんだけど、でもこの曲はあまり語られる事がなくてさみしいですぅ・・・(^^;。

私がギターを自由に演奏し出した頃、この曲は半音ずつ音が進行して和音の響きが大きく変わる事を実感させてくれた曲です。

D→DM7→D7→DM7 (動く音はD→C#→C→C#)

だったかな。曲によっては最後のDM7の代わりにそのまま下がってD6に行くコード進行もありますよね。

D→DM7→D7→D6 (動く音はD→C#→C→B)

音・和音って不思議だなぁ~とつくづく思ったりしました。ギターを覚えたての頃(小学生)はやみくもに音を重ねると複雑で美しい音が出ると思いこんだこともありましたが、でも実際はルート音と和音の組合せで音を極限まで削ぎ落とす事により、新たな音楽の可能性があると教えてくれたのは実はずっとずっと後、大村雅朗氏のエッジ感溢れるビート系の一連の作品だったりします(^^)。

余談ですが、一度、姪が所属する某大学の演奏会で生でストラビンスキーの「春の祭典」を聴きましたが、ちょっとショックでした(笑)。 この音楽はもう和音もテンポ・リズムも完全に拒否していますよね(^^;。どういう構造をもってすればこのような音楽を編み出せるのか私にはよくわかりませんでした~(笑)。

由紀さおり COMPLETE SINGLE BOX

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「Vivaldi's Song」-Mark-Almond

2006年10月15日 | ♪海外 -グループ


Vivaldi's Song」 - Mark-Almond
ヴィヴァルディズ・ソング - マーク・アーモンド
Written by.Michael Franks
アルバム「Other peoples rooms」-1978年-より8曲目

Recorded at The Hit Factory by Hank Cicalo and Al Schmitt
・Jon Mark :vocals,classical guitar,12 string guitar
・Johnny Almond:
tenor saxophone,alto saxophone,flutes
・John Tropea :electric guitar,classical guitar
・Will Lee :bass 
Steve Gadd :drums
・Ralph MacDonald :percussion
・Larry Williams :synthsizer
・Jerry Hey :flugelhorn

Produced by Tommy Lipuma

名盤!
でも全然売れなかったけど・・・(^^;


若い頃、あまり聴き込みすぎて、日常の生活に影響を及ぼしたアルバムがあります。それは曲に入り込みすぎて気分が沈んできてしまったという意味なのですが・・・(^^: 。一枚は、中島みゆきさんのアルバム「寒水魚」、特に「鳥になって」を聞き過ぎたため・・・。そしてもう一枚がこのアルバム、特に最後のこの曲です。

この曲は作者のマイケル・フランクスのバージョンがこのアルバムのちょっと前に、同じTommy Lipumaのプロデュースで出ていたので曲は知っていました。もちろん大好きでした。でもこのMark-Almondのバージョンは「重い」んです・・・。「孤独感」が堰を切ったように押し寄せてきます・・なんだか、もうこの世に明日は来ないような気分になってきます(笑)。何をやってもすべてが虚しいような気分になってきます(笑)。ちょっとヤバイです~。精神的に不安定な方は聴かないでください(私的にはマジです)。でもこのアルバム、大好きでした(<おいおい(^^;。

ところでTommy Lipumaです!

この人は本当に大好きです。この人の名前を見たらどんな得体の知れない新人でもまず「買い」です(^^)。この方の才能は本当に天才と言うに相応しい。このアルバムは確か彼が主宰したホライズン・レーベルからの発売だったように記憶しています。日本では当時、確かアルファ・レコードから出たんじゃなかったかなぁ~?この人はその後いろんな会社の重役・社長を務めたり、アメリカの音楽会の重要ポストを務めたりして、アメリカのポピュラー音楽会の歴史に残る重要人物ですね(・・・ってまだまだ現役ですが)。この方の、品格溢れる、jazzテイストが漂う知的な作風は唯一無二の世界でしょう。

私が無条件で憧れ、尊敬する人、それがこのTommy Lipumaです

・・・っておっとこのMark-Almondですが、これ以外にも何枚か持っていますが、やはりこのアルバムが頂点でしょう。あとこの独特の孤独感を醸し出す作風のせいか、アメリカをはじめポピュラーな人気を得ることは難しかったですね。このアルバムはちょっとマニア向け的かもしれませんが、でもこれが名盤であることは揺るぎない事実です~。

アザー・ピープルズ・ルーム
ユニバーサル インターナショナル

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オリジナルはマイケル・フランクスのこのアルバムに入っています。
Burchfield Nines
Warner Bros.

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その他Mark-Almond
The Best of Mark-Almond
Rhino

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To the Heart
One Way

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復活
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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