わさび人のアートライフ

わさび漬けを売りながら、暇をみつけてはアートに親しんでいる生活を一挙公開。

果鋭(かえい)

2017年08月02日 | 
黒川 博行(2017) 幻冬舎 450ページ 1800円

信濃毎日新聞など地方紙に連載されたものです。

ハードボイルド小説だ。

大阪府警暴力団対策係をクビになった堀内と伊達のコンビが活躍する。

今はヒマラヤ総業の競売担当。

パチンコのオーナーが脅され、伊達が助けを乞われる。

かつてのコンビがパチンコ業界の裏に入り込む。

まるで大阪漫才を見てるようなテンポで話は進む。

食道楽の大阪らしく、よく食べ、よく飲む描写も細かい。

歯切れ良い話にどんどんページは進みます。