寒い

2017-09-30 21:58:41 | 日記

 今朝の温度、こちら二階の部屋で15度でした。県内の天気予報では三井がもっとも寒く。8度であったとか、三井よりここよろみはもっと下がるはずで、今朝本堂に入った瞬間、おーぶるるだったもんね。こうやってこれから一雨ごとに寒くなっていくんだ。にゃい。

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彼岸花

2017-09-28 21:16:04 | 日記

 昨日の昼から雨が降りだし、今日も午前中は雨でした。そのせいでしょう、このところ暖かく晴天がつづいていたのでしたが、この雨で涼しいを通り越してすこし寒さもかんじさせます。

 そんななか、彼岸花がぽつぽつと先日から咲き出していました。数年前に彼岸花の球根を古墳墓の斜面に植えたものが、今年はその斜面一面にひろがり、真っ赤な赤が大地に精彩を放っています。この赤はこちらを強烈にとらえて放さないものがあります。今日はまだそこまで見に行ってはいないのですが。

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通信、はじめに。70号

2017-09-27 20:52:05 | 日記

 はじめに

 すすきの穂やコスモス花が秋風に
ゆられて気持ちよさそうだ。こんなお
だやかな日々がつづくと単純にうれし
い。大根の種蒔きをしたものが小さな
苗に育っている。定植した白菜の苗も
日増しに大きくなっている。やさしい
青空のもとでなんでもないときを、暮
していることの、ありがたさをしみじ
みとおもう。
 この青空からは、あの台風や洪水は
想像できないが、今もその復旧作業や
そして戦火のガレキのなかをはいずり
まわっている人たちがいることを、わ
たしたちは知っている。
そうやって明日のことを煩ったり、世
の中を憂いたり、過去の残映にふりま
わされたりもする。けれど、トンボた
ちがたのしそうに、ツィーツィーと飛
んでいるように、この今日という一歩
が、周りのものたちとともにやすらか
に、いまここに生かされていることに
あらためて手を合わそうとおもう。
 それぞれの思いをのせた秋の通信が
できました。読んでやってください。
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よろみ村通信

2017-09-26 18:18:17 | 日記

「ガマガエル」

 この夏、草刈り中にガマガエルを見
つけた。このガマガエルというやつ、
おもに夜に活動するらしく、めったに
お目にかかることはない。なにかの拍
子にひょっこり出逢うのだ。なんだか
ね、このひょっこりと出逢うというの
がいい。このガマガエル、その面構え
といい、その態度、動作、このどっし
り感に敬服である。
 わたしというありかたは、いつもわ
たしを肯定してでしか、動けない。何
かちょっとした失敗や反省することが
あって、自身を否定することがあって
も、その否定をするのに正当化さえす
る。究極的な自己否定は自殺だけれど、
この自殺は自分という甘えの構造に逃
げこむことだろう。
 この肯定と否定のはざまでゆらぐこ
とが、わたしを生きるというすがたに
なっているようである。
 トランプ大統領がアメリカという国
に誕生したということが、民主主義と
いうもののもつ矛盾が咲かせた徒花だ。
徒花である分、われらの姿も同時に浮
きぼりにさせるものがある。
 トランプ現象は、自身の行く手を阻
むものは敵で、そうでないものは身内
とはっきりしている。そうやって敵、
味方と分断するやりかたは、姿こそま
ったく違えど、追いつめられて武器を
手にすることでしか、彼らのイスラム
社会を守れないと判断しているISのや
り方と基本的に似ているといってしま
うと、乱暴すぎるだろうか。
 それぞれが「正義」を「本当」を実
行するために、敵をつくっていく、壁
をつくっていくやり方は、その「正義」
や「本当」は彼らの身内にだけ通用す
ることで、やればやるほど「正義」や
「本当」からはずれていくのは、とう
ぜんのことである。
 われらも、トランプさんや安倍さん
を批難するのは、かんたんなことであ
る。そこでの安易なもの言いは、彼ら
と同じく敵を、壁をつくっていくこと
で、それが「平和」への道でないこと
は、はっきりしている。そうではなく
その壁を乗り越えて、遠くにまなざし
をおきたいとおもう。
 ついでのことながら、北朝鮮からミ
サイルが落ちる、と騒いでいる。ミサ
イル落ちるのなら落ちるで覚悟しよう。
今更じたばたして、アメリカの核の傘
の下で安寧をきめこんだり、この期に
およんで自衛隊を軍隊と表記して武装
することの方が、よほど危険で挑発的
なことである。
 ガマガエルをつかみあげた時の重量
感、粘性感。両手でかんじているずっ
しり感は、見た目以上に格好よく、愛
嬌がある。このガマガエルのように泰
然自若といきたいが、ヒト族のありよ
うとしてウロウロ、オドオドそしてゆ
らゆらとやっていくしかあるまいとお
もう。         村田 和樹 

 
 
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金木犀

2017-09-24 21:04:38 | 日記

 今日部屋でのんびりとしていたら、来客とのこと。京都から来られたお坊さま二人。ここにお坊さまが来られることは、めずらしい。よほどの思いがないと、京都くんだりからは来ないものね。お話を伺っていると、一人はこちらと同じようなご年配、寺のご住職らしいが、檀家のないお寺。鍼灸師もしていて花園大学で身体論を講義していたという方と、もう一人は青年、水墨画を描いていてそれで禅に出家して僧堂へ入ったものの寺に入る気がしないで、絵を描いているとのこと。お二人ともおもしろいなどと言えば、失礼なことになるがとてもたのしかった。頑固に自分をやっていられる方はやはりおもしろいのである。彼らを見送りて庭に出ると、昨日まで蕾だった金木犀が黄色く花が開いて、香りを散りばめていた。散華とは蓮の花のことだけをいうわけではあるまい。香りのシャワーも散華だろうよ。などと勝手に思った。

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