日本料理の修業をしている３男が、今のお店年季明けになりこれからのこともあり、しばらく休みにきている。で、先日からの草刈りも彼とともにやっていたのだ。彼云く、やっぱりお陽様の下で汗をいっぱいかいての仕事はきもちがいいわ。一日のうち、お陽様を見るのは朝自転車でお店に行く時のしばらくだけで、お陽様がほんと恋しいもの。と、夜の仕事をするものの定めなのだろう。それで、草刈りや外の仕事がほんにたのしいらしく。生き生きとやっている。そんな彼と、夕方すこし時間があったので、ひさしぶりのキャッチボールを。このキャッチボールというもの、知らない人にはピンとこないかも知れないが。なかなかおもしろいものなんだ。こちらもずいぶん振りにグラブをはめた次第。ここに入った頃は人が集まると、野球をよくやったのだ。青い空に向ってボールを投げる。自分の手からまっすぐボールが、相手に届くまでの快感やグラブにパシッと快音を響かせてキャッチするよろこびは、独特のものがある。
