家人が運転しているところに後ろからバカなオヤジに追突されて我が家の車が全壊したのが3月15日だった。 それ以来車無しで暮らしていたのが来週やっと車が来ることになった。 その事故と自分の胃の手術のあと自分では運転していない。 これからもできるだけ自分では運転しないつもりだしこの8か月の間近所の車や息子の車に乗る機会があったのだがそういうときはみんな家人がやった。 手術後の病人、恢復途上の病人なのだから運転せよといえるわけでもないので家人がハンドルをにぎるのを普通のこととして自然に運転席に座るようになり次の車にしても自分はもう関りになることをせず、これからは家人が専ら乗るのだからと全てを任した。 この30年近く何台も乗換えて来たけれど全ては自分が選びお膳立てをしてきた。 だから家人にとってはこれが初めての経験で信頼のおける隣人に手伝ってもらってネットであれやこれやと探していたのがやっと適当なのがみつかったらしい。
今朝隣人の車で町のディーラーにその車を見に行った。 隣人は３，４年ごとに車を買い替えているので経験は充分で交渉も彼に任せた。 トヨタのハイブリッドカーでオートマだという。 こっちは、ふーん、というくらいで何も言わなかった。 3人でその車を試乗してガレージに戻り家人と隣人で話を進め、値段の交渉もカーナビをサービスすることで折り合いが付き話がまとまった。 車の登録にしても保険の名義にしても家人の名前にしたのでもう自分の車ではない。 これからは助手席にちょこんとすわって借りて来た犬よろしく大人しくしているのが自分の役目になる。