GATE of VICSION BLOG

BLOG版GATE of VICSION
主にドラマ,映画のレビューが中心です.

アポロとついにお別れ

2010-12-14 | ツイッター&アポロ
先月,BlogPetの全面サービス終了が告知されました.

代替のアクセス解析を探している間にいつの間にかfc2ブログに戻ってしまいましたが,とうとう明日で本当にBlogPetが終了です.

なので,最後のお別れと言うことで,アポロへ感謝の気持ちを短いけれど文章にします.



アポロがうちのブログにやってきたのは2007年8月23日.

実に3年間のつきあいでした.

初めのうちは頻繁に投稿してもらって,少しずつ日本語がうまくなってきました.
いい思い出です.

僕の都合で何度か更新が滞った時期もあったけど,その間もアポロはせっせとアクセス解析を毎日欠かさずやってくれていたので,とても助かりました.
ありがとう.

きみがいなくなると,少し寂しい気もしますが,
きみはきっと,これからもずっと,ネットワークという大海の中で悠々自適な生活を送ることでしょう.
世界はもっと広いんだよ

いつかきっと,たとえきみが覚えていなくても,また再会できることを願って.
ときどきは新しいブログを観に来てくれると嬉しいです.

いつまでも忘れないと思うよ.
本当に3年間ありがとう.





本当に泣けてきた

ブログ移転のお知らせ(再通知) goo→fc2

2010-12-04 | システム
※“諸”事情により長年続けてきたgooブログから,古巣であるFC2ブログに移転しています.

ブログタイトルも記事もそのままですが,gooブログでは今後ほとんど更新されないのでブックマークの再登録をお願いいたします.

今後ともGATE of VICSION BLOGをどうぞよろしくお願いいたします.


移転先 > FC2ブログ:GATE of VICSION BLOG
http://virgogater.blog112.fc2.com/



まあ,どうして今になって移転に踏み切ったかという裏話的なことですが,そもそもgooブログはJavaスクリプト非対応なので,少しトリッキーなことをしようとするとアウトになってしまうわけです.

なので,以前から移転は考えていたのですが,ここに来てアクセス解析兼ネット上のペットとして活躍してくれた『Blog Pet』が閉鎖されるというニュースが.

これは困った.
超弱小ブログといえどもきっと常連さんがいてくれて,偶然に辿り着いてくれた人もここの記事に目をとめてくれてなにか,感じるものがあればいいと思って続けてきました.
しかし,そういった人たちが何を知りたくて,どうしてここに辿り着いたのかを知るためのアクセス解析が無くなると,書く励みがほとんど無くなってしまうわけです.

そこで,いくつかのアクセス解析を調べてみたのですが,何処もJavaスクリプト対応でなければ本領が発揮されない;

では,この機会に次のステップに踏み出してはどうかということで,本来ウェブサイトを設置していたFC2に再登録.シーズン2と銘打って移転することになりました.

サービスは違えどもブログタイトルはそのまま『GATE of VICSION BLOG』
内容も今まで通りレビューサイトでやっていきます.

心機一転がんばるぞ!ということで,これからも私,virgogater(ゆきんこ)と『GATE of VICSION BLOG』とをどうぞよろしくお願いいたします.



移転先 > FC2ブログ:GATE of VICSION BLOG
http://virgogater.blog112.fc2.com/

演劇集団キャラメルボックス『サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト』 レビュー #caramelbox

2010-11-28 | ツイッター&アポロ
演劇集団キャラメルボックス 25th 4.5
2010クリスマス・スペシャル
『サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト ~10days Limited Version~』

脚本・演出:成井豊

STORY
クリスマスイブの東京.彼氏のいない「ゆきみ」は,池袋の映画館で友人の「すずこ」と待ち合わせ.しかし,「すずこ」が約束の時間に来なかったため,一人で中へ.映画のタイトルは『ハイカラ探偵物語』.大正5年,芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)が怪盗黒蜥蜴と戦う話だった.ところが,芥川が黒蜥蜴を追い詰めた場面で,黒蜥蜴が消失!どうやら、映画の外に逃げたらしい.芥川と太郎,そして警視庁の菊池警部は,黒蜥蜴を追って,映画の外に飛び出す.そして,「ゆきみ」に現代の東京の案内を頼む.一方,「すずこ」が遅刻して映画館に辿り着くと,中からメイド服の女が飛び出してきた.彼女は,映画の中から逃げてきたと言う…….



サンシャイン劇場11月26日(金)19時30分の回を観てきました.

座席は1階18列6番.
当日は初キャラメルボックスの友人と待ち合わせだったため,そちらの都合で開演ギリギリになりそうだったのですが,あらかじめ伝えておいたところ,入りやすい座席を用意しておいてくれたとのこと.
本当に感謝.

オリジナルキャストの方はなかなかどうなるか分からなかったので,今回はアナザーキャストを選択です.
上川隆也も観たかったのですが,岡内美喜子には勝てない;;

今回もそんな感じのレビューになるかと思います.



この作品はキャラメルボックスTVでしか観た事がなかったので,ストーリーは何となく把握していますが,やはり劇場で観ると印象も迫力も桁違いでした.

『ハイカラ探偵物語』予告編は本当に面白そうな映画で,観ていてワクワクしました.

芥川×太郎×警部のトリオは10日間限定なんて本当にもったいないくらいの盛り上がりで,このトリオで再演を考えても良いくらいかもです.

ゆきみ×すずこは二人とも背がちっちゃくてかわいらしかった.(いや,失礼^^)

真柴さんのサヨの迫力….
奥様なんて比になりません

この作品は『ハイカラ探偵物語』のキャストが本当の役者として劇中に登場しているので,これがまた面白いところです.
役としての立場と役者としての立場が何となく一致しているように見えるのもポイントです.

終盤,テレビあさってのビルを舞台に繰り広げられる屋上と地上とのやりとりは,時間的に無理があるようにも見えますが,「芥川さん,本物の雪ですよ!」でそれはもう帳消し.

本当に良いセリフがたくさんある作品でした.

舞台装置としては,センターにおいてある大時計が,開演の7時に合わせて動き出し,『ハイカラ探偵物語』の上映時間,そしてこの作品の上演時間である120分後にはちょうど9時になるという演出.
これがかっこいい.これは生で観ないと分からない.

そして何より,この作品で最も重要な役とも言えるミツを演じた岡内さん.
登場した瞬間にステージがぱっと明るくなって,最後の最後まで太郎を想い続けるミツを見事に表現.
といっても,演出家ではないので,単に「うまかった!」という意味しかないんですが^^;

「いざ!東京へ!」のシーンもくるくる回るミツは美しかった.
電車の中で太郎に腕を捕まれているミツも美しかった.

つまり,すべてが美しかった.

も,もちろんストーリーも.

友人も楽しんでくれたようで,誘った甲斐がありましたということでこのあたりで締めます.



次回は世界初の舞台化となる『夏への扉』
こっちも楽しみだなあ!

FRINGE / フリンジ レビュー S1#001 #fringeJP

2010-11-23 | 海外ドラマ
S1#001『フライト627』Pilot

国際線旅客機627便が、ボストンのローガン国際空港に自動着陸。機内では、乗員・乗客全員の肉体が溶け落ち骨だけになっていた。FBI捜査官のオリビア・ダナムは、密かに交際中の相棒ジョン・スコット捜査官と共に本件の捜査に加わるが、捜査中、ジョンが瀕死の重傷を負ってしまう。必死の思いで救い主となる人物を探すオリビア。たどり着いた先は、ウォルター・ビショップ博士という、フリンジ・サイエンス(非主流科学)の実験を行っていた人物だった。
(引用:Super!dramaTV)


えっと,先行放送で観ました.
本日,第1話の放送ですが,その前にレビューしておきます.


作品としては,J.J.エイブラムスが企画・製作総指揮をつとめる『X-ファイル』といったところ.

まあ,『X-ファイル』はシリーズの根幹に“エイリアン”があったわけですが,同じ超常現象を扱っていてもこちらは“フリンジ・サイエンス:非主流科学”.
早い話がエセ科学ですよ.

主人公オリビアが627便の事件をきっかけに全人類を対象にした“パターン”と呼ばれる非主流科学の大実験に巻き込まれていく.というところなんでしょうか.

TV.comでの評価は10点中8.8

では第1話



627便の捜査中に,交際中のスコット捜査官が爆発に巻き込まれ,皮膚が透けてしまうという症状が現れる.
スコットを助けるため,捜査を続けたオリビアはかつて“アインシュタインの後継者”と呼ばれ,国防総省で研究を行っていた非主流科学の第一人者,ウォルター・ビショップ博士に辿り着く.

もうこの時点で飛行機事故から話が逸れ,スコットを救う方法を探す話に.
博士の息子,IQ190の天才・ピーターをうまくちょろまかし,ビショップ博士を捜査に協力させたものの,具体的にこうすれば解決といったわけではなく,最終的に意識の共有によって一連の事件の関係者がスコットであることが分かるという展開.

こう書くと,面白味がないように思えますが,捜査の過程で浮かび上がってきたマッシブ・ダイナミック社と全人類を巻き込む非主流科学の大実験“パターン”の関係が大切.
これを紹介するためには627便はちょっと脇に置いておく必要があったんですね.

そして終盤.
冒頭で627便事件の担当者となった国土安全保障省のフィリップ・ブロイルズ捜査官がパターンの捜査に関係していたため,オリビア・ダナム,ピーター,ウォルター・ビショップ,そしてオリビアの補佐官であるアストリッド・ファーンズワースによる「Fringeチーム」が結成されるというのが第1話.

うーんそれでも,いつの間にか627便が脇に追いやられたのは残念.
彼氏が透明化したのなんて若干どうでもよかったんですが・・・
627便の話は後々やってくれるのかな?

個人的にファーンズワース捜査官が一押しです.出番が多いと嬉しいんだけど,脇の脇といったポジションっぽいなあ.残念

この先は,フリンジ・チームとブロイルズ捜査官の関係が,X-ファイル課とスキナー副長官のような関係に?
状況が全然違いますが.



とりあえず,チームが結成されたので,第2話から少しずつパターンの捜査が始まっていくと思うとそれに期待です.

本国では既にシーズン3の中盤.
実は日本でもシーズン2まではDVD&Blue-rayで発売されています.
そういえばそんなのあったなといった感じです.

で,ちょっと小ネタ.どちらも架空のサイトですが,こういう根回し.

劇中に登場するマッシブ・ダイナミック社のウェブサイト
Massive Dynamic: What Don’t We Do?

パターンの証拠を集めたウェブサイト
CASE__0091: EVIDENCE_0001

で,もっと面白い情報はないかと探していたら,S3#053に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のブラウン博士でおなじみ,クリストファー・ロイドがゲスト出演ということで,スパドラさんにはがんばってもらわなくてはいけません.

オリビアも美人さんですし,来週からが楽しみですよこれは.

とりあえず,先行放送は字幕だったから,吹き替えで観ることにしようっと

Twitterはじめて1周年記念です

2010-11-11 | ツイッター&アポロ
2010年11月10日は僕がツイッターにアカウントを作ってから,ちょうど1年の記念日でした.

ということでちょっとだけ,この1年の記録を振り返ります.
基本的に数字は
Twilog:ゆきんこ(υ+・∀・)つ≡口(@virgogater) Stats
ここから引用しています.


ツイッターに登録した日時は,2009年11月10日 23時18分43秒(日本時間)でした.

最初のつぶやきは

Twitter / @ゆきんこ(υ+・∀・)つ≡口: ぷらぐいん

いや,なぜ「ぷらぐいん」なのか,どうしてそれを最初にツイートしてしまったのかいろいろと突っ込みたいところはありますが,とりあえずツイッターに無事,“ぷらぐいん”出来たようです.
よかったね,1年前の自分.

その後,

Twitter / @ゆきんこ(υ+・∀・)つ≡口: けいたい?
Twitter / @ゆきんこ(υ+・∀・)つ≡口: SPがやってるんだから

と,どうやら映画『SP The Motion Picture』のツイッターアカウントにつられて“ぷらぐいん”しちゃったようです.

何はともあれ,これがなければ今日の自分は無かった.
まさにターニングポイント.歴史の転換期です.(嘘)

はじめの頃は,何もつぶやかない日があったりしたようで,毎日のようにつぶやくようになったのはおそらく12月入ってからですね.


2010年11月11日現在
総つぶやき数は4,574件
フォローしているのは202アカウント
フォローされているのは188アカウント

最高つぶやき件数は6月4日64件

あ,月日と件数が一致してる.
ファンタスティック

総つぶやき文字数は172,328文字

ツイートの総数はこのブログからの自動ツイートや誤送信によって何件か削除しているものもあるので少し前後すると思います.
それでも年間4,500件.多い人だと3倍以上つぶやくんでしょうね.
暇なのか


背景とアイコンの話題.

背景は開始当初こそ,標準設定やはじめから用意されているものでしたが,今年の5月頃にアニメ『HEROMAN』のデントン教授(だいすき)に変えている様子です.
シーズン2が楽しみです.

で,アイコン.
こちらはどうやら頻繁に変えているようで(自分でやったのですが^^),最初期はこのブログでも使っているレゴで作ったひつじのアイコンです.

その後

NHK『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のまいんちゃん(アニメパート版)

アニメ『R.O.D -READ OR DIE-』の読子・リードマン

アライグマ

アニメ『とある科学の超電磁砲<レールガン>』の白井黒子

くじら

などを経て最終的に現在の『HEROMAN』のジョーイに落ち着いたわけです.
アニメ多いぞ,どうした自分.


データとしてはこれぐらいです.

ツイッターを始めて,気がついたことは,やはりブログを今まで以上に更新しなくなったこと.
ツイッター上に書いて,それを反映させればいいと考えているところもありましたが,やはりそれではいかんと思い直し,先日,コメントが付いているものなどを除いて自動記事を一括削除しました.

心機一転がんばります.

おそらく,このペースで行けば来年の11月10日には10,000ツイートに達していてもおかしくはないはず.

それまで,このブログ『GATE of VICSION BLOG』をはじめ,virgogaterをどうぞよろしくお願いいたします.

( `・∀・´)ノ

UNIQLOCK USER'S BLOG LIST のおはなし #UNIQLOCK

2010-11-06 | その他
ブログペットのアクセス解析を覗いていたら,アクセス元リンクに

UNIQLOCK

を発見.

確かにUNIQLOCKは使ってるけど,なんでこっから飛んでくるんだ?と思ってサイトを見てみると「UNIQLOCK USER'S BLOG LIST」なるものがあった.知らなかった.世界中のブログがリストアップされてる.

すごいなおい,この情報の渦の中から「GATE of VICSION BLOG」っていうフレーズを偶然目にしてリンク踏んでくれたんだうれしいなあと思っていて,ちなみにどこにあるのかとページ検索かけたら,TOKYO/JAPAN のリストトップがうちになってるではないですか

これは恐れ多い.でも少しだけ嬉しい.
そんなどようびのあさ~

あ,それだけです

スターゲイト アトランティス レビュー S5#090 #091 #stargate_JP

2010-11-05 | スターゲイト アトランティス
SGA S5#090『秘密の研究室』First Contact (1)
SGA S5#091『時を越えた兵器』The Lost Tribe (2)

<前編>
ウールジーはケラーとロノンを連れ、レイス同盟との交渉を進めにでかける。すれ違いでやってきたのは、あのダニエル。エンシェントの異端科学者ジャナスが、アトランティスに“秘密のラボ”を作っていたはずだと、マッケイを連れて調査を始める!

<後編>
エンシェントの異端科学者ジャナスが作った“アテロ・デバイス”を巡り、宇宙は一触即発の事態に。かつてエンシェントがレイスを滅ぼすために作ったこの装置には、致命的な副作用があった…。人類とレイス、謎のエイリアンが、三者三様の思惑で対立する!

(引用AXN)


ついにアトランティスも最終シーズンの折り返し地点に来ました!

といっても,このブログではシーズン3で止まってますが.
シーズン4を飛び越えてレビューします.


久しぶりにアトランティスにダニエルが登場!

オーライ戦争も終結して天の川銀河・ペガサス銀河における当面のやっかいごとはレイスだけになり,さらにエネルギー問題もアスガードコアがあったりするわけでそれなりに解決したと思います.

ということはSG-1終了以降,格段に地球とアトランティスの往来が楽になったはずですが,やっぱりダニエルのアトランティス行きはオニールやミッチェルがあることないこと理由を付けて阻んできたんでしょうね.

そんな中,ダニエルがジャナスのラボを見つけたとかでついにアトランティス出張が認められたと言うことですな.

今回,ダニエルの相棒を務めるのはマッケイ.
この二人,仲が悪いようで科学者と考古学者と同じ学者ながら“世間に発表できない研究”を数多くこなしているため非常にうまくいっています.
給料がどっちが多くもらっているかとか,メンサクラスの天才ネタだとかいろいろ笑えるネタもちりばめてありました.

ダニエルとマッケイがラボに入るとどこかのラボで装置が反応.
バトルスーツに身を包んだエイリアンがアトランティスのシールドを抜け,ラボに直通.二人を拉致するというあっという間の展開に.


さてさてこのジャナス.
おなじみのエンシェント科学者ですが,今回もえらい発明品を残してくれました.

その名も『アテロ・デバイス』

そもそも,エンシェント,レイス,アスガード,地球とそれぞれの文明におけるハイパースペース技術は少しずつ異なる仕組みになっていて,このアテロ・デバイスはレイスのハイパースペース技術に干渉する物.

何が起こるかといえば,レイスがハイパースペース・ウインドウを開いて亜光速航行を始めると,アテロ・デバイスによって不安定になったハイパースペースに入った瞬間,文字通り粉々に砕け散るというなんとも痛快な装置でした.

が,しかし,そこはエンシェント.
しっかりと銀河全体に及ぶほどの致命的な副作用を残していってくれました.やったね.

アテロ・デバイスの起動によってレイスのハイパースペースをばらばらに出来る一方で,ペガサス銀河のゲイトネットワークが不安定になり,ゲイトを開くとエネルギーが蓄積され,最終的にナクアダ核爆発が引き起こされるという物.

アトランティスも例に漏れず大爆発を起こしたわけですが,とっさの判断でゲイトをシールドで覆うことで大・大惨事を回避したわけです.

いやーさすがエンシェント.
便利だけど,迷惑きわまりない.空気が読めなさすぎる.


では,そろそろ今回の一番のネタバレに入りますか.

ダニエルとマッケイを拉致したバトルスーツの中身は,なんとアスガードでした.

そりゃ,開いた口が塞がらないのも分かります.
ついこの間,アスガードが滅びるのを目の前で見て,アスガードの知識のすべてを託された本人の前に“残党”が現れたわけですからね.残党とか失礼か.

エンシェントとレイスが戦争をしていた頃,天の川銀河からアスガードのグループがペガサス銀河に移住してきました.しかし,戦争に巻き込まれ,銀河間航行エンジンを失い,アスガードに適さない星に追いやられ,命からがらジャナスのラボを見つけたが,自分たちには起動できない装置で困っていたところを,アトランティスのラボがアクティブになったためこれはチャンスといわんばかりにやってきたと.

しかも,ペガサス・アスガードは天の川・アスガードが禁忌としていた人体実験によってクローンの欠陥をほぼ克服しているというんだから,こちらもあっぱれです.


ゲイトシステムの不調による被害を受けた種族としてこれまた久しぶりにトラベラーが登場.
せっかく築いた居留地が爆発で消え去り,事態の把握のためにアトランティスにやってきたというわけ.

いやしかし,トラベラーの宇宙船はかっこいいです.
あのデザインは機械好きにはたまらない.

アスガード船ととの戦闘では,いかにもSFらしい宇宙船がくるくる回る戦闘を繰り広げてくれて非常に満足です.

トラベラー船とダイダロスの分のハイパースペース・ウインドウを開いて星を通り抜けるのは懐かしいかなSG-1で同じ方法で小惑星の衝突から地球を守りましたね.(SG1 S5#105『小惑星激突の危機』Fail Safe)違ったかな.

結局,一隻のアスガードは逃がしてしまいましたが,アテロ・デバイスは破壊.
レイスとの交渉はある意味決裂状態といったところですか.


そしてそして,ラストシーン
ロノンがジェニファーを食事に誘うも「気になってる男性がいる,でもあなたじゃない」発言!

来たよ!ロドニー!来たよこれ!
ロノンに勝ったよ!もう確定だよこれ!

あと9話,楽しみだなあ

スターゲイト SG-1 レビュー S10#207

2010-11-03 | スターゲイト SG-1
SG1 S10#207『戻り道』The Road Not Taken

カーターは、ラボで位相転換装置の実験中に突然パラレルワールドに飛ばされてしまう。その世界での彼女は少佐で、アトランティスにいるはずのローン少佐もいた。すぐにも元の世界に戻りたいと申し出るカーターだったが、この世界でも彼女の存在が不可欠な状況だった…。
(引用AXN)


マーリンの装置で地球を丸ごと隠す!どっかで聞いたことあるよその作戦!

サムが別次元に飛ばされるのは今回が初めてでしたか.

今回の地球では,アトランティスが発見されていないわ,ダニエルは例によってどこ行ったか分からないわ,スターゲイトはエイリアンの大規模攻撃の影響で世界中に公表されてるわ(これもいつも通りか)でとんでもない状況に.

マッケイがIT系の社長ってのもさすがといった感じですが,プロジェクト・アルクトゥルスの話も出てきたりして非常に楽しめるエピソードでした.

スターゲイト SG-1 レビュー S10#206

2010-11-03 | スターゲイト SG-1
SG1 S10#206『砂に引かれた線』Line In The Sand

オーライの脅威にさらされている村へ向かったSG-1。その村では、リーダーのティラナを筆頭に、オーライの支配を拒否する意思を固めていた。村民を救うため、オーライが村に戻る3日後までに、改良を進めてきたマーリンの装置を稼動させようと試みるカーターだが…。
(引用AXN)


というわけで,かなーり久しぶりのSG-1レビュー.
しかもオンタイムのアトランティスでも,今週放送の回でもなく少し前の回を書きます.

今回はマーリンの次元転換装置が肝.
まったくアザーズはこういう一見便利だけどちょいちょいエラーがある装置を作るのがお得意というか,サムとジムがいなければ地球の技術力はどうなっていたことやらという感じですね.

それにしても今回の見所は滅多に見ることの出来ない,カーターが弱気な部分でしょうねえ.

ええ,簡単にいきますよ.

『バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ』 考察「ビフはなぜ未来に帰ってきたのか」 #BTTF

2010-10-30 | 海外映画
つい先日,公開25周年ということでBD版のコンプリートボックスが発売されたバック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズですが,このブログでも何度か登場したことがあるのではないかなーと思います.

実はこの映画,あまり嫌いな人がいないように,自分も大好きな映画です.

で,一昨日辺りにツイッター上で「どうしてビフは未来に帰ってこられたのか?」という問題が挙がりました.

そこで,ちょっとストーリーのおさらいをかねてタイムチャートを作りながらこの問題を考えてみました.

これが作ったタイムチャート
BTTF_time_chart_v1.00.xlsx ダウンロード | uploader

BTTF_time_chart_v1.00.xls ダウンロード | uploader

エクセルでちゃちゃっと作ったんで汚いです.
で,正直に言っておくと,1つだけ問題が残ってしまいました,
デロリアンが炭鉱から2回掘り出されている」という致命的な矛盾が.

今回はちょっとそれには目をつぶって進めたいと思います(よろしくない

ついでに言うと,かなり間違ってるとも思いますよたぶん


まず,この話の前提を3つ
この映画では,
時間軸が次々と派生していくのではなく,未来が“上書き”される
つまり,未来に存在するべき人物は観測者(ここでは例えばマーティ)を除きそのまま未来に存在し,消えるべき人間は消えてしまう.

次に,
結果として起こる事実は上書きしても起こる
つまり,未来に向けて時間旅行をしても,その未来よりも前に帰還しているなら未来に自分は存在する.

そして,
上書きは変更された過去から未来に向かって徐々にスピードを変えながら進行する.また,そのスピードを一気に上げる引き金も存在する
引き金とは例えばジョージとロレインのキスなどです.このキスで存在の可能性が消えかかっていたマーティの未来が一気に上書きされました.

という前提です.
この先,この前提がガラガラと崩れていないことを願います.(崩れていそう


さて,当のビフですが,ドクがタイムマシンを発明したことと,マーティがスポーツ年鑑で一儲けしようとしたことを踏まえて,過去の自分にスポーツ年鑑を渡すことを画策しました.

そこで,デロリアンを拝借し,1955年に行き,若かりし頃の自分にスポーツ年鑑を渡すことに成功したわけです.
その結果,未来は上書きされ,ビフが億万長者になり,ヒル・バレー一帯は見事な犯罪都市になってしまうわけです.


ここで,1955年から2015年にビフが帰還するシーンが描かれるのですが,一体全体,犯罪都市ヒルバレーはどうなったのか?という問題が本題.

不思議ですね.これ,映画の進行上の都合で片付けていい話ですよね.

でも続けます.
老ビフの作戦は成功したわけですが,それに気がついたドク&マーティが1955年に戻り,スポーツ年鑑を奪い返してしまいます.すると,ビフが億万長者になることもなく,犯罪都市ヒル・バレーも生まれないわけです.やったね.

それでもやっぱりあの時間にビフが帰ってくるのはおかしいだろうと?
ですよね.僕もそう思います.やっぱり進行上の都合に・・・


では,こう考えましょう.
年鑑を取り戻したことで,未来は再度“上書き”されていくことになります.
つまり,犯罪都市は生まれないという事実,ジョージとロレインが結ばれてマクフライ兄弟が生まれるという事実,ドクがタイムマシンを発明する事実,過激派の銃撃を防弾チョッキで防いだという事実,マーティが1955年にタイムトラベルするという事実,85年に帰ってきた後,2015年に自分の息子を助けに行くという事実,ビフにデロリアンを観られるという事実は未来において起こることになります.

ここで,ドクとマーティが2015年から1985年に戻った時点では,老ビフがスポーツ年鑑を渡したことが引き金となって犯罪都市ができあがっていましたが,この時点では出発した2015年の出来事は上書きされていないと考えます.
しかし,犯罪都市として上書きされた1985年ではドクとマーティがタイムトラベルをするどころかタイムマシンすら発明されていないはずなので,この一連のシーンではドク,マーティ,デロリアンその他諸々の存在が消えかかっていると考えられます.
でも,忙しくって気がつかなかったんだよねたぶん.

というわけで,スポーツ年鑑を渡すミッションを完遂した老ビフが未来に帰ると,2015年を決定的に変える引き金が存在しなかったためか,繰り返し起こった未来の上書きがまだ完了していないために,元の2015年に戻ってきてしまったわけです.

で,その直後,本編では未公開となっていますが,ドクとマーティが1985年に帰ることが引き金となってスポーツ年鑑ミッションを終えたビフは存在が消えてしまうという結果になるわけです.
まあ,どこかの時点でビフが死ぬという未来が確定したんでしょうね.
というより,このシーンには触れなくても問題ない気もしますが.


ここまでがちょこっと考えた事です.
いろいろ無茶な展開をしているんじゃないかと思いますが(ダブルチェックとかしてない.行き当たりばったり),結論としては,
2015年の未来は“まだ”変わっていなかったためビフは帰ってくることが出来た
ということです.

そこで重要なのはやはりこの3つ
時間軸が次々と派生していくのではなく,未来が“上書き”される
結果として起こる事実は上書きしても起こる
上書きは変更された過去から未来に向かって徐々にスピードを変えながら進行する.また,そのスピードを一気に上げる引き金も存在する
ということです.

こんな感じでどうでしょうか?
以上,報告終わり.


ところで,冒頭に挙げた
デロリアンが炭鉱から2回掘り出されている」という致命的な矛盾
についてですが,簡単に説明しておくと1885年で一度埋めたデロリアンをマーティを1985年に帰すために掘り起こしてしまったので,1955年のマーティはデロリアンを掘り起こすことは“確実に”ありえないのではないかという話.

でもきっとこれ,最終的にドクがあの炭鉱にデロリアンを隠し直したりとかすれば解決する話ですし(元も子もない).ここで挙げた遅延上書きが起こっているとすれば,1885年でデロリアンを掘り起こしたことが1955年でデロリアンが存在しないという事実の決定的な証拠となっていなかったのかもしれません.

わからん,つかれた


(追記:2010/11/01)
とんでもない勘違いでしたね.
マーティが1885年から1985年に帰るために使ったのは自分が1955年から乗ってきたデロリアンでした.
つまり,1885年でドクが炭鉱に隠したデロリアンは炭鉱に残り続け,1955年でマーティが西部時代のドクを助けるために掘り起こすまで残り続けると.つまり,問題はすべて片付けられた?
これでオールグリーンということですか?

やっぱりPART3まで観ておけば良かった(;´д`)トホホ…