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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句601「二日はや葉の反りかへる飾り歯朶」(中村孝一)

2023-01-02 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句601・反り3(空間)・中村孝一01・2023-01-02(月)
○「二日はや葉の反りかへる飾り歯朶」(中村孝一01)
○季語(二日・新年)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:まだ新年二日ではあるが古くなる物はある。正月飾りの歯朶もほんの二日で反り返っているではないか。新年とはいえ時の経過は容赦ない。


中村孝一(なかむらこういち)
○好きな一句「西海にまだ日が残り鳥総松」(『西国』2001)02
○季語(鳥総松・新年)(「→ふらんす堂」より引用)※「鳥総松(とぶさまつ)」:松納めで門松を取り払った後に松の枝を一本折って挿しておく風習。

【Profile】:1923年長崎県千々石町出身。1957年長崎天狼会「烽火」入会。1961年「天狼」(→山口誓子)入会。1964年「氷海」(→秋元不死男)入会。1971年氷海同人。1978年「」(→鷹羽狩行)創刊と共に同人参加。同年「狩」長崎支部長。1984年長崎俳人会会長。

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