俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句560「小春日のふいに呼び捨てされてより」(中島ちなみ)

2021-12-05 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句560・ふいに(時間)1・中島ちなみ01・2021-12-05(日)
○「小春日のふいに呼び捨てされてより」(中島ちなみ01)
○季語(小春日・初冬)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえすせそてとにぬねのふへほみむめもゆ~ →★俳句結社索引

【鑑賞】:「急に、突然に」などと同義の「不意に」。それまでは「~さん」付けだった。冬の暖かい小春日の中で、不意に下の名前を呼び捨てにされた。以来そのまま呼び捨てが定着した。

中島ちなみ(なかじまちなみ)
○好きな一句「春隣ひとりの部屋にともす灯も」02
○季語(春隣・晩冬)

【Profile】:1965年兵庫県大屋町出身。東京都在住。俳句作家。フリーライター。俳句サークル「ワイングラス」代表主宰。1996~2003年「月刊ヘップバーン」に所属し→黛まどかに師事。事務局長・編集長、白百合衆(同人)。第2回ヘップバーン俳句賞受賞。

コメント