俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句457・耳17・清水伶01・2019-11-19(火)
○「鳶鳴いて耳の奥まで冬の凪」(『指銃』2009)(清水伶01)
○季語(冬の凪・三冬)(→「金子兜太アーカイブ」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ピーヒョロピーヒョロロ。冬の凪には色がない。乾いた耳の奥に鳶が旋回している。ピーヒョロピーヒョロロ。冬の凪には音がない。
●清水伶(しみずれい)
○好きな一句「蝶の昼絶対音感からくもる」(『指銃』2009)02
○季語(蝶・三春)(引用同上)
【Profile】:1948年岡山県出身。1990年頃俳句を始める。「朝」同人を経て「海程」「遊牧」同人。
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清水伶掲載句
03膕の昏きところを夏の蝶(夏の蝶・三夏)〈五体628・膕(ひかがみ)2〉2023/7/13