俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句447・同質因果19/同質47・安里琉太1・2019-09-05(木)
○「魚の吐く気泡に気泡添ふ夜長」(安里琉太1)
○季語(夜長・三秋)(「俳句四季201407」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:魚の水槽を見ている。魚の吐く気泡はゆっくりと水面までのぼってくる。水面までのぼってもまだ消えない。さらにもう一つの気泡が追いかけてきて添う。秋の夜長の「同質因果」である。
●安里琉太(あさとりゅうた)
○好きな一句「峰雲の骨組みを考へてゐる」2
○季語(峰雲・三夏)(引用同上)
【Profile】:1994年沖縄県出身。「銀化」「群青」同人。第16回銀化新人賞受賞。第9回おきなわ文学賞俳句部門第1席、「海光」30句により第2回俳句四季新人奨励賞受賞。(「BLOG俳句新空間」より抜粋引用)