俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句399・家屋俳句2-8厨・名取里美1・2018-10-5(金)

2018-10-05 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句399・家屋俳句2-8厨・名取里美1・2018-10-5(金)
○「野分だつに残る蟻二匹」(名取里美1)
季語(野分・仲秋)(「『俳句年鑑』2012年版(角川書店)」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:台風がすぐそこに来ている。虫の類も本能から姿を隠しはじめているのだが、二匹の蟻だけが厨(くりや=台所)にまだ残っている。

 

名取里美(なとりさとみ)
○好きな一句「野葡萄のはや海のいろ空の色」2
季語(野葡萄・仲秋)(「俳句201308俳句手帖」より引用)

【Profile】:1961年三重県伊勢市出身。大学で→山口青邨、→黒田杏子に師事。「夏草」を経て「藍生」所属。1988年第1回ラ・メール俳句賞、1997年藍生賞受賞。2002年句集「あかり」で第4回駿河梅花文学大賞受賞。

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