俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0202・数詞の二01・金箱戈止夫01・2014-11-28(金)
○「雪しんしん楕円は芯を二つ持ち」 (金箱戈止夫01)
○季語(雪・冬)
【鑑賞】:楕円も中心は1つですが、二つの円が合わさったと考えると2つの芯を持っています。ふむふむ俳句です。以前に特集俳句で「数詞の一」を取り上げましたが、今日からの特集は「数詞の二」でいきます。
○金箱戈止夫(かねばこかしお)(1928~2020)
○好きな一句「牡蠣割つて白磁の湖を開きたる」02
○季語(牡蠣・冬)
【Profile】:1928年、長野県浅科村(現佐久市)出身。東京高等師範卒業後、国語教師として郷里の高校に赴任したが、3年ほどで北海道へ移住。俳句は学生時代、→加藤楸邨に師事。のち→斎藤玄を知り「壺」に入会。編集長を努め、近藤潤一没後4代目主宰を継承。