「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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母&ヘルパー作品

2007-04-13 | ●母&ヘルパー作品
コレは大作です。
時間もかかりました。
座布団くらいの大きさかな?

けど…何に使えばいいのかワカラナイよ~壁にかざっとこうか。

ヘルパーさんの話だと、とにかく縫う作業は母が全部やったそうです。
ヘルパーさんは下準備、ここからここまで縫ってね~という状態にして母へ。

調子がヨイ時は、縫い目も細かくキレイで集中。そうじゃない時は縫い目も荒く、二時間のうち30分程度しか手芸にならない。ウトウトしてる時もあるし。

やはり平面作業がヨイみたいです。
プロといってもいいくらいの腕で、ウェディングドレスだってコートだって、なんだって縫っていたのに……信じられないよ。

実は押し入れの中には、私が母に頼んで仮縫いまで進んだあとに放置されたボルドー色のジャケットとなるはずのモノが眠っています。この先出来あがることはないけれど、捨てられないんです。

母&ヘルパー作品―〈介護〉

2006-10-03 | ●母&ヘルパー作品
これはなかなかカワイイ。
おお、スゴイ、よく作ったな~と感嘆。ヘルパーさんの苦労が忍ばれます…布まで提供していただき、感謝

これはマジで売れるのではないか…と思う私。ちよっと後ろの糸の始末をキレイにしてあげればOK。
いや、無料提供するから、誰かかわいがってくれる人の所へ嫁入りして欲しい。

当然のことながら、母は出来上がったその日うちに、作ったことを忘れている。記憶はものの10分もないのではないか…と思う。

約一名、UP。


母&ヘルパー作品No?

2006-07-06 | ●母&ヘルパー作品
幾つ目の作品なのか忘れてしまったわ。

今回の作品は、50センチくらいある大きなものです。時間もかかりました。
母もよくやったと思うけど、ヘルパーさんもお疲れさまです。

ヘルパーさんは4,5名が関わっている。ある程度固定しているものの、入れ替わりがある。
母のは誰がきてもウェルカムなので、そのあたりは私もきにしていない。ただ、「針仕事OKヘルパー限定」ではあるけれど。(ホントに臨時の場合は針仕事NOヘルパーさんもOKだけど。)

最初は「顔をみにきました~」という感じだったのでヘルパーが帰ると「あの人は何しに来たの、もう来なくていい」と機嫌が悪かったけど、手芸をはじめたらそんなことは一切なくなった。
時にヘルパーを「先生」呼んでいる。

ただし、最近は集中力が続かないので、二時間のうち半分はオシャベリだったり、散歩になっている。

現在は「お手玉」を制作中。

手芸もリハビリ

2006-02-22 | ●母&ヘルパー作品
フエルトマスコットが完成。
うちは幸い「母と手芸をする」という前提でヘルパーが来ている。これまで何度か入れ替わりはあったけど、手芸出来ますよ、という方が来てくれている。

としちゃんのお母さんは以前編み物をしていたというから、手仕事はきっとお好きなんだろう。以前のヘルパーはビーズ作りなどしてくれたそうだ。でも、都合でヘルパーが替わり、新しい人はどうやら散歩、買い物の繰り返しらしく、利用者側としては、以前のヘルパーのように…という思いが募る。

「手芸も立派なリハビリである」と、病院のデイケアをやめたいと思ったときに相談した保健所の保健師が言っていた。
そう言われるまでは、病院のリハビリはやめちゃいけない…と思っていた。
安定剤を飲まされていたので、それがリハビリなのか…と素人ながら思ったけど、医療という言葉は素人を簡単に呪縛するみたい。

やめる間際、そのデイケア担当の看護師と話したとき「ほとんど安定剤を飲んでいるということは、デイケアと母とは合わないのでは」と聞いた。
もしそうなら、薬飲ませてごまかさないで、はっきりと「○○××だから、別なサービスをかんがえてはどうだろう」と言ってほしかった。
でも彼の返事は「薬を飲んで午後から落ち着いているのはリハビリの成果」だった…ホントかよ?

彼らは絶対に、このデイケアとは合いませんとはいわないんだろうなー。よそで「寿限無(デイケアの名称)でダメだった」と言われたら、認知症治療のトップを走るO病院の汚点になるものね。
で、こうやって私みたいなヤツが、「寿限無がこうでね~」としゃべるんだから、結局よい結果なはならないと思うんだけどね。

話がそれちゃったなー
書きたかったことは、手芸も立派なリハビリだってこと。
本人の好きなこと、得意なことを見つけて、そこから何かを導き出して、上手にサポートするってこと。

大勢でプログラムをこなすのも、楽しいときもあるし、生き生きしてくることにもつながる。
でも、その人の性格で、一人で静かに○○するほうがいい…っていうのはありなんだろうなー
私の祖母は入院中のリハビリプログラム(ゲームとか)にはいっさい参加しなかった。「あそこで何かやってるね」って聞くと「そう、いっつもなんかやってる」といやそうな顔で答えた。これが認知症だと「参加しないこと」が本人の意志というより、困った状態として扱われちゃう気がする。

「認知症とは何か」のなかに、デイサービスという広い空間で大人数で何かやるにしても、人によっては、一人になれる場所が必要だ…という記述があった。不安定だった人も、一人で静かに…という時間、空間を作ることで安定する場合もあるらしい。

今、少人数制のデイサーピスに通う母は、以前より安定している。スタッフの慣れもあるけれど、以前、私が見学した時の様子だと、私が帰るときの母の振るまいは、そこが自分の家であるかのようだった。(そこは普通の一戸建て)
これが母にはプラスなのか…と思う理由の一つです、


クリスマスリース

2005-12-22 | ●母&ヘルパー作品
ヘルパーと母との手芸、今回はフェルトでクリスマス用のオーナメントを作りました。100円ショップでリースを購入し縫いつけて完成。
話の流れで「リースに付ける作業」は私の仕事になってしまった…面倒だなーと思いつつ、夜にでも母一緒にやれば妄想阻止になるかもしれないと思い昨夜実行。

しかーし……一筋縄ではいきません。

「おかあさん、これ、付けるの手伝ってくれる?」
「いや、これから忙しいの。○○へ行かないとならないし」
という具合に、あれこれ誘ってみたけれど失敗。あ~凹む。
そして、町内一周徘徊に付き合った。

戻ってきて様子をうかがいつつ、私はチマチマとリースと格闘。落ち着いてきたのを見計らい再び「疲れちゃったから、あと三つだけ付けてくれる?」と言ってみた…成功です。

母の作業は私よりずっと丁寧でしっかり。最初からやって欲しかったなぁ。

昨日はデイでクリスマス会がありプレゼントを貰ってきました。

母&ヘルパー作品№8

2005-11-16 | ●母&ヘルパー作品
100枚の円型を(フェリシモのキット。カット済みが100枚)ギュギュと絞って作るヨーヨーキルトというものを、繋げて繋げて……。
何にしようか…とまよった末、一番楽そうな「のれん」にした。

フェリシモキット1200円+リボン63円+突っ張り棒525円でした。

二回目は三角形が届いた。円よりちょっと面倒かもしれないので、どうしようかとヘルパーさんと思案中。

作品№6「七夕」

2005-08-30 | ●母&ヘルパー作品
6月の作品がかなり手間取り、「七夕」作品が8月完成となってしまいました。
20×20程度の壁掛けです。

前回作品では背景部分(額縁のようにバイアスでくるむ作業など)に手間取ったので、今回は、背景土台だけ私が先に作っておきました。
それでも、Tヘルパーさんには持ち帰りで下準備してもらっていました。

さて完成した作品に母は…
「この女の子、きかない顔してるわ。うちと同じで女が強い」だって。
顔を作ったのは自分なのに。

母&ヘルパー作品No5

2005-07-26 | ●母&ヘルパー作品

先週完成したタペストリー。6月用だったけど、今までかかってしまいました。

背景となる土台は布二枚に中綿をはさみ、周りをバイアスでくるむもの。ここで時間を取られたよう。

母にはこだわりがあり、キットの作り方の順番ではなく、自分の感性で手を付ける。「こうしたほうがキレイ」と思えば、自分流に仕上げる。

でも、「○○を作るので、まず××をきって、△△に貼り付けて…」と一度にいくつもの事を把握出来ない。
背景の縁のバイアスも、ゼロの状態で渡すと、何をするのかすぐに忘れてしまう。だから、ある程度の形を作ってから、「ここを真っ直ぐくるむように縫うの…」ともっていけば、「ああ、それなら、こうした方が早いのよ」…というようにペースをつかむ。
ヘルパーさんも大変だ。

いつもならデイケアだった月曜日(昨日)、手芸の時間となった。いつものヘルパーさんではなく、彼女が「続き」を下準備に持っていったままだったので、かつて私が買ったままになっていたフエルトで、マスコット作りをした。
簡単なものなので、丁度良いみたい。

壁掛けタイプは、母にはやや面倒になってきたので、今度、フェリシモの、菱形などにカットされた布が100枚来るcollectionを注文してみようと思う。縫って繋げてイロイロ出来て、単純作業、100枚っていうのもなんだか楽しそう!!