毛糸屋模型館

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HGUCフライルー製作完成&撮影

2013年09月20日 | HGUCシリーズ
コミケ後ちまちまと作っていたHGUC TR-5フライルーが完成しました~。
今回の改造点とポーズ集を中心に、バシバシ撮影です。



まずはぐるっと一周。



今回全塗装していますが、市販のスプレー缶ではティターンズカラーが無いので、艶消し黒で仕上げています。
腕の動力ケーブル部分は、HGUCクシャトリヤを作った時のように金で塗った後につや消し仕上げをすることで、金属パイプっぽく仕上げています。
他の黄色部分も、単色ではなくアンテナや胸部のはオレンジに仕上げて、メリハリをつけてみました。

後で紹介しますが、肘とシールドのジョイント部分を改造したので、腕を前に曲げてもシールドバインダーは横に向けることができて、収まりが良いです。
ただ、シールドバインダーは収縮させると塗料が剥げてしまうので、敢えて長いままの状態に。
ちょっと長めですが、段差が付いてるシールドバインダーは好きじゃないので、これはこれで良いかと。


肘のジョイント部分の改造点。



リボルテックジョイントを埋め込んで、横軸方向にも曲がるようしました。
ジョイントの球体部分は腕に引っかかるので、塗装が剥げやすいのがネックです。

改造前との比較(9/21追加)。

肘の向きに対してシールドバインダーの角度が違うのが、お分かり頂けるでしょうか。
肘を前に向けているのに、改造前よりもシールドバインダーがより八の字状に広がり、シールド面をこちらに向ける事ができます。


顔の改造点。

キットのままでは下顎部分が顔に埋り気味なので、接合部分に手を加えて可動式に。
これにより、奥まって見えなかったモノアイもはっきり見えるようになりました。
加えて、クリアパーツに差し替えた事で、モノアイの存在感もアップです。


以前描き込みのあった、「フライルーってガンダムタイプフェイスじゃなかったでしたっけ?」に合わせて、手持ちの少ない資料を元に、ガンダムフェイスも別途それっぽく作成してみました。
ただ、後からよく調べてみると、フライルーは最終的に数回モデルチェンジをしている様子。
最終形態ではガンダムタイプのフェイスですが、このキットのバージョンではモノアイタイプのフェイスで合っているそうです。
なので、この後のポーズ撮影も、モノアイフェイスが多めで撮影しています。


ポーズと角度をつけて、いくつか撮影。

スタンドに設置して浮遊感を。
空間戦闘向けの機体なので、地に足を付けているよりも映えますね。


フルバーストっぽいポーズ。
取説に載ってた写真画像の仕草を参考にしてみました。


サーベル持ったポーズ。
キットのままのビームサーベルではビーム部分が短く感じたので、刃の部分にMG用ビームサーベルを流用。
本当ならオーバーサイズのはずですが、良い感じに収まってくれました。


ライフルとの両手持ち。
腰は回転しない、腿は大して上らない、膝も大して曲がらないと、下半身の可動が悪いので、サーベルを構えるポーズが思ったよりも締まりません(涙)。


劇場版Zガンダムでギャプランが見せた、バインダーライフルの両手撃ちポーズ。


キットのパッケージっぽい構図。
肩の増加パーツの造形が、『コードギアス』のMFガウェインのハドロン砲に見えるのは、私だけでしょうか。。。


MGシナンジュよりも長いライフルのため、構える構図でライフルも収めようとすると仕草に悩まされましたね。


作ったガンダムフェイス版の頭部で撮影。
でも、目元が写らないと、顎の長い頭部にしか見えない(汗)。


下からの顔が見えるアングルで、ライフル片手に飛翔ポーズ。


そして、フライルーの特徴たるMA形態へ変形。


増加パーツのおかげで、変形しても結構なボリュームに。
Zガンダムと違って薄くなる変形ではないですが、細い機首からノズルにかけて太くなるので、良い変形です。


後ろから見ると、変形することのメリット「バーニアを後ろに集中することで、加速/推力をアップさせる」ためバーニアが集まっているのがよくわかります。


下からのアングル。
機体下に担架する辺りは、アッシマーと同じですね。


Zガンダムの変形と違って腕を隠さないので、後ろから見ると拳が丸見え(汗)。
あと、かかとのノズルは変形すると足が邪魔をするので、吹かすと足首溶けちゃいますね。



ロングブレードライフルは、機体下部だけでなく右肩の増加パーツにも組み込み可能。


機体右側にライフルを取り付けるのですが、右側から見るとMA時の顔が見えにくくなってしまいます。
MAでなく、別のアニメの戦闘機みたい。


追加で部品があって両側にライフルを装備することができたら、この画像よりもライフル装備の迫力が増すかも。


下からのアングル。
MA形態時に機体に取り付けるなら、ライフルのグリップ部分が隠せるような設定だったらもっと良かったのになぁと思うカット。
ちょっとこの角度だと、グリップ部分が目立つ感じです。


ライフルを装備していない、MA単体状態。
肩に増設パーツがついてるものの、元が「ギャプラン」だなぁと実感できる1枚。



以上、HGUC TR-5フライルーの紹介でした。
黒と白で塗り分けたためティターンズ感は減っちゃいましたが、νガンダムっぽい配色になって好きです。
ZOAの機体は色々キット化されていますが、個人的にはどの機体も一長一短な印象でした。
そんな中、機体のバランスが取れてると感じるTR-5フライルーのキットが作れて幸せでした~。


HGUCフライルー製作 その1

2013年07月28日 | HGUCシリーズ
以前友人の代理製作でHGUCクシャトリヤを作ったお礼で、HGUCキットを2つ貰える事に。
しかし私は基本MG(1/100)派なので何にしようか悩んだのですが、普段なら手を出さないキットということで、そのうち1つはHGUCフライルーを貰う事にしました。

そんなHGUCフライルーが先日届きました~♪


まずは軽く仮組みして、キットをチェック。



今回はそんなに手を加える予定はないので、必要最低限の範囲で改修。
ポイントとしては

1.構造上仕方がないが、肘を上に曲げる時にシールドバインダーが下に来るので、横に回せるようにする
2.顔のバイザーが狭くてモノアイが全然見えないので、見えるように少し開く
3.肘が全然曲がらなくてライフルを上手く構えられないので、腕に繋がっている軸が曲がるように可動範囲の拡張

という感じでしょうか。
特に「1.」は、リボルテックのジョイントを仕込むつもりです。
余力があれば、肩の増加ユニットを、変形時にもっとスリムな位置にできないものか考えますが、果たして・・・?

HGUCクシャトリヤ塗装完成・撮影

2012年02月18日 | HGUCシリーズ
友人の代理製作で作っていたHGUCクシャトリヤが完成したので、掲載です。


グルッと全身。



ZZガンダム時代の40m級MSクィン・マンサを、性能や攻撃力はそのままに、ダウンサイジングを図ったというこの機体。
それでも一般量産型MSに比べると巨大なこの機体。
HGUCでも十分縦も横もでかいです(汗)。
今回は部分塗装仕上げで、MGジムカスタムなどに比べて塗装自体は楽でした。
それでもパーツは多いので、最後の仕上げのツヤ消し仕上げは大変でした・・・。

その上半身

部分塗装という事で、キットのままだと体と同じ色で緑だったりするパイプ箇所をメタリックに塗ったり「袖付」の所以たる模様部分を塗装しました。
ここを塗装で仕上げるだけでもかなり完成度上がります!

スラスター関係がバインダーに収まっているため、背面はシンプル。

首回りも改修箇所の一つです。

改修される方の大半が首の延長をいじっていますが、それだけみんな頭が埋没している印象だったんでしょうね。
生憎改修前の素を撮影していなかったため比較できないのが残念ですが、首の軸を数mm上げてやるだけでかなり可動範囲広がります。

下半身。

脚は太いしカバーがいろいろついているため、太もももの可動範囲は広いけど膝や足首はあまり動きません(汗)。

メガ粒子砲口と色を分けるため、動力パイプ系は金色に塗りました。
つや消し仕上げのおかげで、より「パイプ」っぽい印象に。

クシャトリア最大の特徴たる、4枚羽根のバインダー部。

1枚でもHGUCパワードジムの大きさがある(バインダーを支えているのは、1/144用台座)のが4枚な上に、それらに各6個ずつファンネルとスラスターと隠し腕が。
塗り分けも、仕上げ塗装も大変でした(汗)。
しかしここが大事な個所でもあるので、頑張って仕上げました。

後、バインダーのスラスター部分に、ノズルを追加。
劇中だと姿勢制御のために噴射を行っていますが、キットのままだとただの凹みにしか見えないためです。

そのファンネルコンテナたるバインダーを広げた状態。

何がすごいって、この全バインダー展開状態でもアームや脚に特に何もしなくても自立しているという事!
バンダイの技術力恐るべし。

色々とアクションポーズ。






以上、HGUCクシャトリアの紹介でした。
この後友人に郵送するために梱包ですが、喜んでもらえるといいなぁ。

HGUCパワードジム塗装完成・撮影

2012年02月16日 | HGUCシリーズ
※旧ブログにて2012年1月8日に公開
実はしれっと、去年の電撃ホビーマガジン主催「ガンプラ王選手権」に応募してました。
といっても、気づいたのが締切一週間前だった&MGデルタプラスで参加したかったけどWeb等で公開済みのキットはNGというルールのため、急遽作成したのがこのHGUCパワードジムです。
結果は、上位300名に入れたもののそこ止まりでした。




元のキットがよくできていたので、胸・肩・背面部のダクトの黄色にスリットを加えた以外はそのままです。
もっとも、相変わらず首が埋没気味なのですが時間が無くて改造できなかったのが悔やまれます。


塗装は、アニメチックな配色ではなく寒冷地へ実戦配備を意識してグレー系でまとめました。
本当はHGUCサイズのマーキングシールを貼りたかったのですが、水転写シールが上手く貼れなかったので挫折しちゃいました(涙)。

HGUCガンダム30th・ANAカラーVer.完成&撮影

2012年02月06日 | HGUCシリーズ
※以前紹介したHGUCガンダム30th・ANAカラーVer.を、今回の引っ越しに伴い再撮影しました。

ANA機内販売にて期間限定に発売されていたキットです。


まずは全身。


HGUCガンダム30thの色替え版で、キットの仕様自体は変更なし。


ANAを意識したその配色はキラキラと光り、「限定版」という感じです。
ただ写真を撮ると色味が安定しなくて、おがげで撮影後の色味修正が大変でした(涙)。

そしていたるところに「ANA」の文字が。


「記念式典用」とかですかね。
ANAで新型シャトルお披露目の際に護衛に出るとか。

アクションポーズ。






やはりアクションベースがあると、ポージングに幅が出ますね!


以上、HGUCガンダム30th・ANAカラーVer.でした。
当時機内販売限定&その色味は好評だったためか、あっというまに初回生産分は完売。
追加で増産していたそうです。
ちなみにこの限定版配色は好評だったのか、その後もガンダムOOでもANAカラーVer.が機内販売されていました。