東京大森のタイ料理店メーサイ

タイ料理レストランメーサイのオーナー、伊藤盛のブログです。

節電の目的は

2011年04月24日 | 独り言
震災以来、一生懸命節電してるんですが・・
自宅も店も。
家はやりやすいですよね。自分が我慢すればできるから。
店はちょっと心ぐるしいけど、夜は奥のスペースを普段使わず、電気も
消して、混んで来たらご案内してます。
通常は手前のスペースだけで営業中。
換気扇もお客さんがいるスペース上だけ使用。
厨房の換気扇もマメに消しまくり。
店の看板周りは少し暗いけど必要最小限だけ点灯。

でもねぇ、蓄電はできない。
電気は貯金できないから、この節電の目的は?
夏になる前は、とりあえず電力不足にはならない様だし。
そりゃまぁ、今でも都民が普段通りに電気を使えば不足しますが!

要するに絶望的に電力が不足する、夏に向かってトレーニングですね。
耐える事に慣れておいて、さらなる節電に挑まなければならない。

メーサイがあるエリアも、計画停電対象になるだろうし、
営業できるかどうかも不透明。
エアコン・・・風が通るような構造になってないから、
エアコンなしでお客さんが入るとは思えないなぁ・・・

タイ王国~品川区~宮古市

2011年04月06日 | タイという国
私の幼馴染が、品川区の議員をやっていて、しんじ新聞ってのを自分で発行して
毎月送ってくれる。

毎月、自分でパソコンで作っているらしい。
今回の震災で、タイ国王(正確には少し違うかも)から、援助物資が空輸されて
ました。

横田基地経由で、10トントラック2台で搬送された支援物資は、チャーハンの缶詰8940個、
寝袋約1000個、タイ国王がタイの被災者に渡す支援物資セット(そんなものがあるんだ!!)が
約500セット。(一袋あたり、毛布、懐中電灯、生理用品、タイ米5キロ、唐辛子ふりかけ、
歯ブラシなど22品目が入っている)

3月19日に品川区役所に届きました。
品川区民からの寄付物資と一緒に、3月23日に宮古市へ搬送。24日に到着しました。

ありがたいお話だな、と思った。
でも、よく考えて見ると。
タイ大使館が品川区にあるという関係で、品川区に搬送され、品川区と宮古が
緊急災害の助け合いをする関係である。
すると、タイ国の援助は宮古市だけに集中したのであろうか・・・
品川区民の寄付物資は、そりゃ搬送荷物をまとめているタイミングだったから
良いといえば良いんですけどね。

ただ、物資を運ぶ人はなんと考えていただろうな。
宮古に到着するまでに、宮古より悲惨な場所を素通りするわけでしょ。
辛くなかっただろうか。

そんなことを考えると、今回の地震の事態の重さが実感してしまう。
あまりにも広大な範囲で被災しちゃってるから、何かでかい組織が
とりまとめないとどうにもならないんだけど、広すぎてどもならん。