能登ドライブ 前編 「かき処 海」 in 七尾市中島町

 

久々にムラーノを出してやらねば・・・とドライブに向かった先は
能登は七尾市。

本来の目的は能登丼・・だったのだけど、
途中、ネットブックで検索したら「カキ」で有名な町があることを発見。

能登有料をひたすら輪島方面へ走り、中島町を目指す。
本来、夫婦共々、牡蠣は好きなのだけど、
過去の食べ過ぎが原因で体調を崩し、それ以来敬遠していた。
大量に食べる・・なんて無理だろうと思っていたし。

しかし、「食べログ」評価の高いこのお店「かき処　海」は皆絶賛しているので
ちょっと気になった。
↓
http://r.tabelog.com/ishikawa/A1703/A170302/17003179/

0767-66-1594
七尾市中島町浜田ツ-21
電話して営業確認をしたほうが良い

すごい！平日とは思えないほどの繁盛ぶり。

コースメニューもあったけど、ここは能登丼が控えていると思い、
単品メニューをチョイス。

カキ10個入りと牡蠣フライ、そして牡蠣ご飯。

座敷？席に通されると、床には牡蠣の殻の粒がたくさん散らばっていて、
座布団の上にまで・・。
足に刺さって痛いし・・・・。

テーブルの上も牡蠣殻だらけでちょっとひるんだ。

大きなバケツがあり、そこは殻入れ。

10個以上あるのはきっと小振りなものもあったからだろう。
ちなみに営業期間は5月中旬までとのことなので、
もうそろそろ終わりの牡蠣なのかもしれない。

自分で牡蠣を焼くスタイル。
炭火でじっくりと蓋が揺れるまで焼く。

用意されたのは軍手、紙エプロン、テコとはさみ。

店員さんに、頃合いの見分け方を聞いてみた。

「蓋が自然に開いてきたらOK」「中の水分がじゅわじゅわしてきたらOK」
「殻の表面が乾いてきたら危険信号」

もちろん個人の好みもあるので、　半生大好き　というかたは
速攻で拾い上げればよいと思う。

焼き上がるまで牡蠣フライを頂く。
自家製タルタルソースにつけて自然の甘みを堪能。
主人はいたく気に入っていたメニュー。


そんなこんなで、牡蠣がグツグツと揺れてきた。
さて、一個目をいただこうと、軍手をして牡蠣を皿の上に移動させる。

熱い・・・想像以上の熱さだった。
これは慎重に事を運ばねば・・・とテコを使ってゆっくりと開く。

おお！！美味しそうな・・・・プリンとした大ぶりの牡蠣が登場。

待ちきれずに口に入れようとした瞬間。

「あっっづ！！！！！！！」

かなりの苦痛と共に、左指に熱さを感じた。

ああ、牡蠣の出汁が軍手越しに指へと伝って・・・・・・・。
軍手が仇となり、熱い布が指にひっついたまま。

慌てて軍手を外し、飛ぶように洗面所へGO。
流水で1分ほど流す・・・。

いたたたたた・・・・。

薬指は白く変色。
皮が・・・・・たぶついている。

流水のおかげで、一瞬の痛みからは解放された。

席に着くとやはりズクンズクンと痛むので、
コップに水を入れ、その中に指を突っ込んだまま、食事をした。



私の負傷により、主人が全ての牡蠣を剥いてくれた。

自分も熱かろうに・・・・。
途中、一個だけが熱い出汁をぶっ飛ばしてくれたがそれ以外は美味しく頂けました。

美味しい？？
実際は、痛みによりあまり味を感じなかった。

牡蠣はいろんな物を食べたことがあるが、こちらの牡蠣はあっさりとしていて柔らかい。
好きな人ならどれだけでも食べられるだろう。
ちなみに10個一皿メニューは1000円と激安。

牡蠣フライは800円。

ボリュームがあってこのお値段なら納得でしょう。


店を後にし・・・立ち寄った先はコンビニ。

とにかく痛みの続く指先を保護したかったので、絆創膏を買う。

空気にふれなくなると痛みは幾分かマシになった。

軍手はあまり役に立たない。
牡蠣を剥くときは充分注意してください。



其の二へ続く・・・・・