今回の旅はこちらの「鮨屋」がメインといっても過言ではない。
二ヶ月ほど前から予約していたお店で「伊勢鮨」さんと言います。
美しいカウンターに、ネタケース。
どれもこれも美味しそうに光り輝いているではありませんか。
店の主人はとても愛想が良く、話し上手。
柔和な雰囲気を醸し出していました。
無論、酒は欠かせません。
小林酒造さんの「瑞穂のしずく」を頂きましたが、これまた旨い。
五臓六腑に沁み込んでいきます。
アテは「岩のりクラゲ」と「烏賊の塩辛」。
この岩のりクラゲは食感と味わいが絶妙。
烏賊の塩辛よりも好きだったかもしれない。
さて、一品メニューからも数品注文しましたが、まずは松皮カレイが登場。
ふっくらと握られた小振りの鮨は、口の中に放り込んで丁度良い感じに租借できます。
蓴菜(じゅんさい)土佐酢は主人が目を剥いたほど美味。
続いて、脂の乗った時知らず。(鮭)
そして、下の画像、本ししゃも。
我々が住む土地ではなかなかお目にかかれない、美味しいししゃもです。
香ばしさと、その身の締まり具合に感激。
赤身、中トロと続いて、雲丹の冷静茶碗蒸し。
こちら、中身は蒸しウニがたっぷり入っています。
さすが・・・・・・。
しめ鯖とにしん。
お酒を変えて、柚子酒。
これがまた素晴らしく口当たりが良いんです。
そしてこちらが「時知らず」の腹身塩焼き。
これでもかと脂が乗ってるんですけど、ぱりぱりとした皮と塩気のおかげで、ちっとももたれない。
ボタン海老、ホタテ、ホッキ貝・・・と、これまた鮮度重視の素材が惜しげも無く・・・。
つぶ貝、しゃこ、蟹・・・の中では、ツブ貝のぷりっぷり感に驚かされました。
そしてしゃこ・・・。私はしゃこが苦手な方なのですが、このしゃこの旨さは本物です。
いくら、氷下魚(コマイ)の子、雲丹(バフン&ムラサキ)
そして海苔のお汁が登場して、全てです。
なんとなんと・・・16貫。
こちらの一通り「旬じゅん」はお値打ちの「6300円」というから・・・さすが小樽と言わざるを得ません。
まず、ネタの鮮度が良い。
そして、丁寧な仕込みと、程良い大きさ。
北陸と違ってシャリがあっさりめというところも、特徴かもしれませんね。
むしろネタ勝負だと思います。
一品をちょこちょこ頂いて、お酒も4杯ほど飲みましたが、それでもひとり一万円。
かなりお得感を感じました。
隣席のお客様(東京人)を交え、北海道グルメから北陸の鮨屋の話などで盛り上がり、とても愉しい一時を過ごせました。
それもこれも、大将のお人柄でしょう。
富山に縁があると聞き、一層、親しみを感じました。
小樽に足を運ばれるご予定があるのなら、是非こちらのお店を予約してみて下さい。
(予約無しでは恐らく入店出来ないと思います)
素敵なHPはこちら
画像だけで、行ったつもりで北海道ですわ〜。
あたくし、独身時代に2度行く予定でしたが、雪で欠航しちゃって泣く泣く諦めた過去が……。
縁が無いのかしらん??
こんな素敵な画像みたら行きたい欲望がムズムズ。
……って、今はなかなか機会が無いんですよねー。
行ったら絶対タコまんま(タコの卵巣ぶっかけご飯)食したいのに。
北海道は近いですねえ。
ほんと、驚きました。
雪の最中に北海道とは・・・かなりのチャレンジ精神でらっしゃる。
でも、行くなら冬がお勧めかも。
ラーメンが美味しく感じるし?
タコの卵巣・・・私も気になってました。
あれってどこでも食べられるのかな?
県民ショーでやってましたね。
心惹かれる絵面だったわ・・・。
ふく助さん、北海道まで飛行機1時間40分くらいですよ!