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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・余白余録

2017年01月18日 13時00分25秒 | メッセージ
 モリヤのアブラハムが刀を振り上げて、一人息子のイサクを殺そうとした瞬間、神の使いが彼を制します。「アブラハム。あなたの手をその子に下してはならない」
御子イエスが父なる神に話しかけているのが聞こえるようです。その時、御子イエスと父なる神の間に、こんなやり取りがあったのではないかと想像してしまうほど、表現が同じなのです。
「父よ、私はいつの日か、ここまでもどってくるのでしょう。
「そうだ。おおよそ1900年後に戻ってくる」
御子は尋ねます。「次に祭壇の上に置かれるのは、彼らのうちだれかなのではないのですね」父なる神が答えます。
「そうだ。次はお前があそこに置かれる」
「父よ、ローマの兵士が太い釘を私の手と足とに打ち込もうとする瞬間、『その子に手をくだしてはならない』とあなたはおっしゃるのですか」
 父なる神はこうおっしゃったのではないでしょうか。いいや、子よ。今度はシンボルでは終わらず、実現するのだ。我々は二度とシンボルは求めない。アブラハムに要求したのは、やがて起ることのシンボルだ。それが現実に起こるからこそ、ここで私はシンボルでとどめているのだ」


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