乱鳥の書きなぐり

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2月15日 涅槃会(ねはんえ)から真如堂の「涅槃の庭」を思い出す。(4景)

2012年02月15日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.








 2月15日

 涅槃会(ねはんえ)

 釈迦の入滅の日に行われる法要。本来は旧暦2月15日。

 ウィキによると 涅槃会(ねはんえ)は、遅疑のように書かれている。

     

 涅槃講や涅槃忌とも称し、陰暦2月15日、釈迦の入滅(にゅうめつ)の日に、日本や中国などで勤修される、釈迦の遺徳追慕と報恩のための法要である。現在では、3月15日に行なわれているところもある。

 涅槃とは、ニルヴァーナの訳語であり、迷妄のなくなった心の境地を指す言葉であったが、この場合には、釈迦が亡くなったという意味で用いられている。

 実際には、釈尊が入滅した月日は不明であり、南伝仏教ではヴァイシャーカ月の満月の日(ウェーサーカ祭)と定められている。ヴァイシャーカ月が、インドの暦では第2の月であることから、中国で2月15日と定めたものである。

 法要中は、釈迦が娑羅双樹の下で涅槃に入った際の、頭を北にして西を向き 右脇を下にした姿で臥し、周囲に十大弟子を始め諸菩薩、天部や獣畜、虫類などまでが嘆き悲しむさまを描いた仏涅槃図(涅槃図)を掲げ、『仏遺教経』を読誦することとなっている。仏涅槃図の絵解きを行うところもある。

 平安時代には、山階寺の涅槃会がとりわけ有名であり、常楽会(じょうらくえ)とも称されており、『三宝絵』の中でも「年中主要法会」の一として記されている。


 

 写真は、京都  真如堂(真正極楽寺 京都市左京区浄土寺真如町)の 「涅槃の庭」(曾根三郎 1988年 作)

 東山借景、枯山水と美しい。

 お釈迦さまは 頭を北にして西を向き右脇を下にした姿で臥し、周囲にお弟子さんたち といった構図で庭を望めます。

 右下 大木すぐ左の大きな石は、お釈迦さまのお母上。お釈迦さまを見守っておられるのだそうです。

 


 今日2月15日は涅槃会(ねはんえ)ということで、ふと 真如堂の「涅槃の庭」を思い出しました。

 


     



 見て下さいまして、ありがとうございます。







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 ふすま絵の松が龍のごとくうねり、角度を変えると夕日を受けて緑色に輝く 真如堂






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2 コメント

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左京の寺院 (iina)
2012-02-17 09:19:05
左京区にある寺院では、詩仙堂を見学しましたが、真如堂は知りません。
なるほど、東山借景と枯山水が美しいですから、行ってみたくなりました。

しかし、ご自分の記事に自分の記事をトラックバックするのですね。文中にリンクすると見苦しさが
緩和されますよ。
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左京の寺院 (Rancho)
2012-02-17 13:16:14
 iinaさん、こんにちは(*^^*)うれし~いコメントをいただき、ありがとうございます☆

 詩仙堂を訪れられたのですね^^あそこは美しですね。
 昔(学生の頃)の話ですが、洗練されているのに入り口にアケビが自然な感じで植えられていて、情緒があるなとおもったものでした。
 左京の借景庭園といえば、円通寺が好きで度々訪れました。今は建物で比叡山が遮られているのかもしれません…?

 iinaさん、教えて下さいましてありがとうございます。自分では気づかずにいました
 最近のものだけはなおさせていただきました。これからの記録は教えていただいたようにしたいとおもいます♬
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