乱鳥の書きなぐり

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ふすま絵の松が龍のごとくうねり、角度を変えると夕日を受けて緑色に輝く 真如堂

2012-02-15 | 美術・文様・展示物


 真如堂(真正極楽寺 京都市左京区浄土寺真如町)

 ふすま絵の松が龍のごとくうねり、角度を変えると夕日を受けて緑色に輝く 真如堂


























 一月

 真如堂(しんにょどう)の名で親しまれている、真正極楽寺を楽しむ。

 観光客はわたしひとり

 冬の真如堂は静かで美しい…


 ご住職さまにいろいろはお話を聞かせていただく。

 本堂の美しい柱 夕日に映える孔雀

 東山借景枯山水の庭

 涅槃の庭、お釈迦様のこと…

 ご住職の目はやさしい。


 真如堂の各部屋のふすま絵は見事で、心に思い描く

 雨や季節感をあらわした上品な絵

 松が龍のごとくうねり、角度を変えると夕日を受けて緑色に輝く。

 近づいて墨を見る。どうも 青墨ではなさそうだ。

 今は少しふすまの一が変えられているが、元のように頭に描いて想像する…


 真如堂は 庭もふすま絵も そして人の心も美しい…

 
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4 コメント

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真如堂 (pinky)
2012-02-15 17:40:43
Ranchoさん、こんばんは。

清々しく、手入れの行き届いた美しいお寺ですね。
借景の素晴らしい涅槃の庭、真ん中の石が仏様の姿を模しているのでしょうか。

随縁の庭はあの重森三玲氏のお孫さんのさくひんですか!
やはりモダンなお庭ですね~。
先日このお孫さんが、亀次郎さんとテレビでお話をされていました。
輝くような緑の松、見てみたいものです。
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 (Rancho)
2012-02-16 01:31:50
 pinkyさん、いつもうれしいコメントをありがとうございます。感謝の気持ちで、いっぱいです^^

 お釈迦様が横になられている涅槃の庭を記事の最後に写真1、2をUPしてみました。
1 の写真  
 窓から外を眺めた真正面に、北枕(左)西向き(前方、部屋側)東山背景(バック)……頭が赤黒い石、肩から腰に書けて緩やかなカーブをたどると涅槃像です。まわりは釈迦の死を嘆き悲しんでいる弟子や他の動物。
2 の写真
 右下 大木すぐ左の大きな石は、お釈迦さまのお母上の後ろ立ち姿。お釈迦さまを見守っておられるのだそうです。

「随縁の庭」本当に重森三玲氏の香を受け継いでおられますね^^東福寺の庭も美しく、重森三玲氏の東福寺方丈の庭を思い出します。東福寺や雪舟寺(芬陀院)のお庭も良いですね♩
 京都の左京区に円通寺というお寺があります。ここが好きで、学生の頃一人で訪れては文庫本を読んでいました。当時は比叡山を借景し、見事に美しかったのですが、今はマンションが建ったとか大丈夫だとか。一度行きたいなとおもいながら、なかなか実行できずにいます^^
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おはようです。^±^ノ (てくっぺ)
2012-02-16 05:22:22
素敵な場所ですね。^±^
お寺はこのような素敵な場所や、なかには、からくり的なものも多いですよね。
お寺めぐりも面白いです。^±^ノ
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お寺 (Rancho)
2012-02-16 10:23:44
 てくっぺさん、こんにちは(*^.^*)いつもうれし~いコメントをありがとうございます。かんしゃしていま~す☆

 お寺って、落ち着きますね^^本当におっしゃるとおり、上手く工夫されてるものも、多いですね。わたしも、お寺めぐり、好きです
 2 の写真(最後)の中央左は、見にくいのですが、五山の「大」の字です♩出町柳など京都の某大学付近では、「大」が大きくきれいに見えま~す(^^)
 
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