うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

ふふ、やっぱり、ね!?

2008-11-27 05:23:48 | フランス(人)
先日、このブログに肩凝りの話を載せた際、
よくコメントを下さるYさんからアドヴァイス。


「ある説によると、フランス人には肩こりなしとあり、それはうつ伏せ寝のせいだと…<略>…お友達に聞いてみてくださいネ。」
いうコメントをいただいたので、とりあえず、今日、休憩時間にフランス人の研究生に聞いてみました。





「ねぇねぇ、夜寝るとき、どうやって寝る?仰向け?それともうつ伏せ?」


その場にいたのは4人。(一応、皆生粋の???フランス人)
最初、唐突な質問に吃驚りしたものの、4人が4人即答。
「うつ伏せ!」


!!!!!!!
うっそ?ホントに?


因みに。私は、横向き寝、であります。



で。
よくよく聞いてみると。

完全な「うつ伏せ」ではないらしい。
4分の3くらい?

私は横向き=2分の1。
つまり、90度、だという話をしたら。

そんな話をしてくれました。


「まるっきりのうつ伏せじゃ、苦しいし、首が痛いじゃない?!」


う~む。ご尤も。




でも。
起きるときは、「上向いてる」との返事も。







ふ~ん。

「ね、ね、でも、フランス人って「肩凝り」って、ないよね?」
と第二の質問。






勿論、単語に「肩凝り」の直訳できるものはなく。
日本人の状況=つまり。

日本人の多くがなる症状で、一応、病気の一種と認識されている。
要するに、血の巡りが悪くなって肩を中心に、首から背中から、慢性的に痛くなって…云々。





テヘヘ。
こんな説明で判ってくれたか、実に疑問ですが。

皆考え込んだ後、一様に。
「そんなのは、ないねぇ。」








そりゃそうですよね。
そんな「集団的自覚」が生まれなければ、症状名として、単語化される必要もなく。
フランス語にないのは当たり前なのです。


それこそ。
日本語に、フランス語の形容詞「galant(e)」(=無理して訳せば「レディファースト精神」かなぁ。でも。ニュアンスが全然違うんだけど。)に当てはまる言葉が存在しないのと一緒です!!!!!(←私は、この社会言語学分野で論文が書ける!笑)







…私だってねぇ。
小・中・大学生までは、のほほんと生きてきて。
肩凝りなんて言葉は「ワガハイの辞書になかった」のですが。
(今の時代、日本には、小学生にも「肩凝り」がいるんですってね!)


会社に入ってから、ですねぇ…。
しみじみ。
ストレス、というものが、やっぱり作用してくるんでしょうね。



とにかく。
もう、長年のお付き合いになります。
もうちょっと"うまくおつきあい"できるように、試行錯誤をしてみたいと思っています。
何しろ赤貧+日本じゃない。→ お風呂もない毎日+マッサージなんていかれない。
ですから、ね。

…今のところは、「逆立ち」が一番の緩和薬、であります。。。。。
しかし。最近は、身体が重くて、あまり維持できない…。苦笑