うさぎ堂鍼灸院の日記

横浜市青葉台と新大久保にある、鍼灸&アロママッサージ・うさぎ堂院長のブログです。

うさぎ先生 雑誌デビュー

2010-02-26 18:24:20 | うさぎ先生の楽しみ
先日看板デザインのakkoちゃんが治療がてら
遊びに来てくれました。

「うさぎ先生とベッキーを共演させちゃった♪」
と言って見せてくれたのが写真のページです。
うさぎ堂のイメージキャラクターである、うさぎ先生。
なんと、なんと、ベッキーの傍らでお茶をしています(笑)。

お洒落雑誌『Zipper』4月号をご覧下さい。
http://www.sho-mag.jp/zipper/

8ページイラストを書いているうちの1ページです。
不思議の国のアリスをakko風にアレンジ。
どのページもとってもかわいいのです。

治療着を脱ぎ、タキシードを着て特大カップでお茶を飲むうさぎ先生。
椅子から垂らした足が超かわいいので
そこを是非見て欲しいです(笑)。



手荒れ2

2010-02-17 18:16:55 | セルフケア
血液循環が悪くなる事も大きな要因だと前回お伝えしましたが、
カサカサしてきた肌にクリームを塗っても
回復しづらいのはなぜかもお話しましょう。

本来皮膚は適度な汗=水分と皮脂=油分で
天然のクリームが皮膚上にできることで
潤いを保ちます。

空気が乾燥してくると肌が蓄えている水分も
一緒に蒸発し易くなってしまいます。
乾燥する室内、例えば飛行機や暖房の効いている室内では
お顔の肌や喉が乾燥しますよね。

そのような環境では水分が飛ばないように
しっかりと油分で蓋をしてあげるのが良いのですが、
そもそもの水分が足りないといくら蓋(クリームを塗っても)を
しても潤いは補充されません。

そこでクリームを塗る前に水分を補給することが大切になってきます。
化粧水でもオッケーですが、もっと安価で素敵な物があります♪

精油を抽出するときに出る副産物である
芳香蒸留水=フローラルウォーターです。
例えばバラの花びらを蒸留した時に出てくる
ローズウォーターは香りの良さもぴか一ですが
しっとりと肌への吸収がとっても良いのでおすすめです。

これは花びらを蒸す時に出てきた蒸気を冷却したもので
香りを添加して作った類の水とはワケが違います。
精製水に精油で作る化粧水とも使用感が格別に違います。

ちょくちょく使うので500mlのサイズで私は買っていますが
巷では100mlで1500円以内ぐらいで売っていますよ。

水周りのそばに置いておいて、水仕事をしたら
手に馴染ませるのを3回ほど繰り返します。
すると、お湯を使った手でもしっとりとしてきます。
このしっとり感が出ましたら、ようやくクリーム類を
つける番となります。
クリームも塗るのではなく、末端へマッサージするように
血液を誘導して塗りこみます。
滑りますから上手にできますよ。
これでしっとりする肌が再生されます。

使わなくなった化粧水や試供品などでもらったものがあれば
是非試してみてください。
このひと手間が見違えるほど肌をしっとりキープしてくれますよ。

手荒れ1

2010-02-09 18:15:18 | セルフケア
「先生の手はいつもしっとりぷるぷるよね。オイルをよく使うから?」
こんな風にちょくちょく言われます。

が、何もせずにしっとり感がキープできるほど
冬の手荒れは甘くはないです(笑)。

まだ私が冷え症だった頃は、11月頃から
手指が枯れ木のようにシワシワになったものでした。
ですから秋から既に手袋をしていましたっけ。

しかし、今では殆ど手袋をしません。
今年は雪の日に付けていた程度で
必要がなくなりました。

アレコレ体を温める術を駆使するうちに
気付けば末端まで冷えなくなったんですね。
手袋をすると邪魔だと感じるほどですから。

さて、手荒れの話に戻したいと思います。
手先が荒れるのは末端への血液供給が悪くなるからです。
ですので秋から冬にかけてどんどん悪化しますね。

皮膚はだいたい28日周期で剥がれていきます。
夏のように手先まで常に血液がぐるぐる巡っている時期は
新しい皮膚の材料(血液)がたっぷりと届いているので
いつでも皮がめくれずに皮膚は新しく再生し続けます。

しかし、寒くなり始めて末端が冷えてくる=血液が来なくなると
おのずと新しい材料供給が減るため
カサつき始め、ひどくなるとひび割れたりしてしまいます。

カサつく原因の根底には
手指の冷え=血液循環の悪さ
があるということを覚えてください。

なので、ハンドクリームをただ塗るだけでは
しっとり肌には戻りません。
塗る際にしっかりとマッサージをして
血液を呼ぶことがポイントになりますが
そのあたりは次回もう少し踏み込んで説明しますね。

鼻水

2010-02-01 20:41:05 | セルフケア
今日は久しぶりの雨です。
そして、夜には雪になるとか・・・。

「鼻水が出る。水っぱなが」
という患者さんが今日は続きましたので
鼻水について書いてみようと思います。

くしゃみが急に出たり、鼻水がツーっと垂れてきたり。
こんなときは体が冷え始めたサインです。
この瞬間にちゃんとケアするかどうかで
風邪を引くかどうかの分かれ道となります。

「瞬間」と書きましたように
本当にその時にすぐにどうするかがポイントです。
「後で」と一時間後に行なうのでは遅すぎることが多々あります。

まず、足が冷たいかどうかをチェックしてください。
感覚として冷えた感じがするかどうかではなく
(非常に冷たいのに感じない方も多いので)
ちゃんと手で触ってみましょう。

冷えていたら、とにかく足を温める努力をしましょう。
靴下をもう一枚履く、レッグウォーマをする、
毛糸のパンツを履く、腹巻をする、
お尻のすぐ上の骨(仙骨)にホッカイロを貼る、
足をコタツに入れる、足浴する
熱いものを食べる
などなど、すぐにできる事をやってみましょう。
足が温まってきたら様子を見ます。

まだ鼻水が出るようでしたら
今度はマスクをしてみましょう。
自分の吐く息で温められるので呼吸器である
鼻腔から肺が温まります。

これでも止まりそうもなければ
ホッカイロの出番です。
別に先にやっても良いんですよ(笑)。
なるべく自力で治すのが私のモットーなので
ホッカイロを第一選択に入れなかったりもしますが
出先だったら迷わず第一選択になります。

さてさて、ゾクゾク感があれば発熱の予兆なので
首の付け根のゴリゴリの骨の下に貼りましょう。
特にゾクゾクしなければ前の胸骨という
胸の中央にあるネクタイ状の骨に貼ります。

大きいホッカイロだと邪魔になるので
ミニサイズがお勧めです。
前にも書きましたが、ホッカイロとマスクは
お出掛けの必需品です。
何はなくてもこれは鞄にいつも入っています。

のどの痛みが一緒にあれば、風邪の入口を入ってしまった証拠です。
とにかく、白湯をたっぷり飲んでのどが潤う感じを出してください。
オシッコが多くなると思いますが、勢い良く、
気持ち良く出るならそれは結構です。
オシッコの出方が残尿感がある場合は作戦変更ですが
文字通り排泄が増えるわけで、体を洗い流すイメージで
ドンドン続けましょう。

熱すぎるお湯だと炎症があるのどには負担が掛かりますので
飲んでホッとするぐらいの温度、60度ぐらいにしてくださいね。

鼻水が出始めたら、実験と思って試してみてくださいね。
お薬を飲む前に、これだけの事はやってみてくださいませ♪