実は昨年11月からギターを習っている。
今回のライブで演奏する曲のスコアの発売が遅れて、自力では弾けないと判断したからだ。
先生に曲を耳でコピーしてもらい、教えていただいている。
今日はギターレッスンの日だった。
曲は殆ど教えていただいたが、あとギターソロの部分の８小節が終わっていない。
そこが全然できないので、進まないのだ。
私にはとにかく難しい。
先生の足を見たら貧乏ゆすりをしていたので、私があまりにも出来ないのでイライラしていたのだろう。
それを見たら申し訳なくなった。
結局今日も６小節しか進まず、あと２小節を残してしまった。
ライブまであと１ヶ月しかないのに間に合うのか？と思ったら落ち込んだ。
ピックももっと小さいものを勧められた。
余計な音を弾かなくて済むようになるらしい。
追い討ちをかけるように先生は「この曲が終わったらもっとミドルテンポの曲でギターソロがはっきりしている曲をやりましょう。
そして色々な技を練習して行きましょう」とおっしゃった。
私は激しい曲が好きなんだよーーーーーー。
落ち込んだ帰り道、ストアで買い物をし、外に出ると見知らぬおじさまに声を掛けられた。
「それ、音楽の楽器だよね？」「楽しいでしょ？」「頑張ってね」
そうだ、楽しいからギターやってたんだ。
勉強の宿題のような感覚はやめよう、と思った。