ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

好プレー!判定にクレーム付けた選手を狙ったサーブてゲームセット

2010年10月20日 21時33分15秒 | サーブ
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5月に一度アップした記事です。動画のアップに成功したので再度登場させ以前の記事を抹消しました。 

前のチームのセッターがサーブに行って、相手の選手の油断を突いてレシーブミスを誘い連続でサーブを打ちます。
そして、いよいよ最後の瞬間次のような展開が訪れます。

 2セット目19対19で向こう側のチームのアタッカーのスパイクが炸裂。ボールは、手前のチームのブロックにワンタッチしてコートの外に出たように見え、両チームの選手とも概ねそのように理解したのですが・・・、審判の判定は逆で、スパイクはノータッチでアウト。手前のチームのポイントとしたのです。

 この時点で20対19。手前のチームがセットポイントを握りました。
でも選手は、だいたいにおいて、ワンタッチしたことは分かりますから、左から2番目の選手は、ボールを相手チームに渡そうとしています。

 

  相手チームにボールを渡そうとしたとき、手前のチームのサーバーが「早く、ボールをよこせ!」と声を掛けました。

好プレー!判定にクレーム付けた選手を狙ったサーブてゲームセット   
  
 それを聞いた別の後衛の選手がボールを持っている選手に「ボールをサーバーに渡せ」と指差しながら指示しています。なんと、審判だけがワンタッチに気付かず手前のチームのポイントとしていたのですね。

  向こう側のチームのサーブに行っていた選手は、ここでようやく状況に気がつき「タイム。タイム」と手を上げながら抗議しようとしています。このとき、審判は既に、次のサービスホイッスルを正に吹かんとするところでした。

   抗議のため審判の元へ歩み寄っていた向こう側のチー ムのキャプテン(キャプテンで、次サーバーだったんですね。)でしたが、そこへサービス開始の審判の笛がなり、この状況をじっくり観察していた手前チームのサーバーは、ホイッスルと同時に間髪入れず、抗議に向かう選手目掛けてサーブを打っているんです。

で、審判に抗議しようとしていた相手チームの選手は、いきなりサーブが放たれたことで、慌てて、自分のポジション(セッター)に戻ろうとします。 

 味方選手が抗議しようとしていたのに気を取られていた、後衛の選手も慌てて、ボールに手を出しますが、そのまま両手でキャッチ。このまま、2セット目終了となりました。

  実は、向こう側のチームはクラブチームとしては、全国上位にランクされる強豪。

手前は、県のBクラスからAクラスに上がって8年目にして、ようやくAクラスのベスト8くらいになったチームなのです。1セット目は、正に名前負けで向こう側のチームのボロ勝ちでした。

 しかし、2セット目になって、手前のチームの開き直りが当たって接戦となり、最後がこのプレーで手前のチームが取ったことから、向こう側のチームは3セット目もリズムがもどらず、この試合、手前のチームが金星をあげたのです。

 ふとしたことが、きっかけで、こういうことになるのですね。

 ここが、バレーボールの面白さであり、恐い面でもありますね。

では、また・・。

こちら↓にも、他のバレーボール愛好家の記事がありますよ。どうぞお立ち寄りください。
 
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