ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

スパイクレシーブが終わったら・・・ブロックカバーへ向かう

2010年07月30日 11時45分05秒 | レシーバーのプレー
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はじめに
9人制バレーボールにおける、レシーブ陣は刻一刻と変化していく状況を見、次の展開を予測しながら、ポジション取りしていきます。
実際にボールに対するプレーをしていなくても、あらゆる戦術に備えて、ポジション取りして対応しておくという健気な姿勢が必要ですね。
バレーはレシーブ陣がさばけていると、締まったいい試合になりますからね。目立つのは攻撃陣ですが、見る人が見れば、レシーブ陣の頑張りを評価しますね。
それが、ないと何も始まらないですもんね。
では、今日の本題、ブロックのカバーですね。

トスアップされたボールを見ながら移動
 スパイクレシーブが終わったら、レシーブ陣は、トスアップする場合を除き、ほんのちょっとですが、緊張が解かれますね。
 下の写真ですが、トスアップしているのは中衛のセンターなんです。
 で、中衛ライトがスパイク助走に備えて、開いていますね。
 
トスアップする選手の手前にいるのはバックライトの選手(写真一番手前の選手です。)です。今から、ゆっくりと、タイミングを合わせるようにネット際に上がっていくところですね。
この時点では、赤いランパンの選手は、5人しか画面にいません。

バックセンター以外はネット際に詰める
で下の写真見て下さい。スパイクの瞬間、バックセンター(写真の一番左)以外は全員ネット際に詰めています。


赤いランパンのチームは写真右側から、次のようにポジション取っています。
中衛ライト・・・スパイクしてます。
後衛ライト・・・アタックライン内側まで詰めています。
         スパイクがクロスに打たれるのを見切って
         やや内側に体を寄せカバーしようとして                       
         いますね。
         中衛のセンターより前まで詰めています。
前衛ライト・・・ネットのほとんど真下ですね。
        意識して腰を落としています。
セッター・・・・これもネットのほとんど真下ですね。
中衛センター・・・タイミング合わせてコースに入ろうと
           しているところです。
以上の4人がネット際でカバーに入っています。

で、バックセンター(一番左端の選手)だけが、バックラインに一人だけ残っています。

カバーの部分のアップを再度、掲載しておきますから、ポジション取りのイメージつかんでくださいね。

以上のとおり、ブロックカバーはセッターから上げられたトスでも、バックセンターだけが一人バックラインに残り、全員がネット際に詰め、その際、バックサイドは中衛センターよりも前に行くくらいのポジション取りするのですね。

また、勝負どころなどで、絶対ミスできないときに限って、あらかじめ、アタッカーが「こういう場合はクロス、こういう場合はストレートに打つ」ということをカバーする選手に伝えておいて、ブロックのカバーをするポジションを調整させている選手もいますね。

レフトオープンがスパイクする時のカバー
下の写真のとおりです。ライト側の逆ってことになるわけです。

クロスに打つことが決まっているため、後衛のレフト(左から2番目)が、最初から内側に入って守備していますね。
9人のうち、7人の選手がこの付近に集まっています。後衛のライトも写真の右端に移っています。このくらいまで、状況を見ながら詰めていくのですね。
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