さて、いよいよ幕が開きます。新・水滸伝!の話。
豪華な衣装に、歌舞伎の方々の貫禄ある演技に、あっという間に引きこまれ、
気づいたら、もう右近さん演じる林冲(りんちゅう)が、「むささび」という凧みたいなものでいきなり宙を舞ったりする!
観劇前に、上土井さんブログで紹介されていた、横山光輝さんのマンガ「水滸伝」を読んでいたので、
http://blog.goo.ne.jp/a-jodoi/e/ab8d7f6a6872a0670aca4b0cb4c2abd6
わりとすんなりと、梁山伯の豪傑たちの見分けもついて、気持ちも入り、ワクワク
見ながらワクワクしちゃうって、相当、楽しいってこと!
扉座チームもあっちの兵士、こっちの兵士と衣装替えしながら、何度も何度も登場で
私はもう、6人をみつけるのに、キョロキョロしっぱなし(笑)
こういう時、見つけやすいのは、上土井さん、そして健太さん。なんでかな?大柄だからかな?
とにかく、同じ衣装でほとんど顔しか出てないのに、ちゃんと扉座チームは全員、目に飛び込んでくる!
ま、私の扉座愛がそうさせているのねっ!・・・・・・はい、スミマセン調子乗っちゃいました。
あ、松原海児さんは、まだ瞬時に見抜けるほどには体型と顔の骨格等がワタシの脳内データに入っていないので(笑)
時々しかわかりませんでした。ごめんなさい。スミマセン、ちょっと話大きくしちゃいました。
こんなシーンもあったんです!
右近さんが捕らえられて、首を落とされそうになるシーン。
安達雄二さんが、朝廷の役人として「罪状」を読み上げ、
上原健太さんが首を落とそうと斧を振り上げる・・・
上土井敦さんもいて・・・
「朝右衛門」では、間違って捕らえられて首を斬られそうになった雄二さんが、今回は役人に。
大悪党で首斬りされた健太さんが、今回は首斬り役に。
もう、私はイジョーに興奮しちゃいました!!
う、右近さんを囲んで扉座サンだけが、舞台上に!!!
す、すごい!すごいシーンだわっ!!きゃ~~~~!!
誰か、わかって!!この気持ち!
ココでこんなに盛り上がっていたのは、やっぱりワタシだけ?
扉座ファンの萌えシーンでした
興奮するといえば、この舞台、役者さんが劇場を余す所なく使って暴れまくるんです!
1回ちょろっと降りてくるとかじゃない!何度も通路に降りてくるわ、突然、後ろからやってくるわ、2階から叫ぶわ、
弓を射るわ、またまた「むささび」で2階から舞台まで降りちゃうわ・・・・・で。
もちろん、キャスト全員代わる代わる降りちゃって。戦っちゃって。ボケとツッコミまでしちゃって。
提灯持って美しく並んだりもしちゃって。
もう、もう、平均年齢かなり高めのお客さんたちが、かなり良いお歳のオバサマオジサマたちが、
瞳をキラッキラさせて、子供みたいに、右向いたり左向いたり、振り返ったり・・・
こんな光景、めったに無いと思いますよ。
この演出、楽しいなんてモンじゃありません!!
舞台も何度も回るし。セリもガンガン使うし。もう満足満足。お腹いっぱい!っていうくらいの素晴らしさ!
しかも、1部の最後は、赤いキラキラテープがワ~~~~っと降ってくるんです。
もう、きゃ~~~ですよ。幕間の時、もちろん拾いました(笑)お宝2つ目GET
休憩が入るものの、トータル3時間10分。こんなに濃い舞台をそんなに観てもよいのですか・・・うるうる。
なんかもう、舞台の内容や順番がメチャクチャですけれども、
・・・ワタクシ今回、笑也さんの女形ぶりに、すっかりヤラレてしまいました
「神崎与五郎東下り」でも、現代劇の役者さんとしても、細かい所作まで決まっていらっしゃる
まさに「優男」笑也さんのオーラにウットリしたのですが、
やっぱり女形は素晴らしい・・・・なんてステキなの。どーして声まで女性なの??
はぁ・・・もうステキすぎ。完全にわしづかみされました。
ステキな衣装もお似合いで・・・
そんな笑也さん演じる素敵すぎる「青華(せいか)」と、猿弥さん演じる愉快な「王英(おうえい)」との恋のゆくえも
良いのです。星空や月もロマンチックに二人を包み・・・・
本当に横内謙介さんの脚本は、わかりやすくて話に入り込みやすく、楽しくて、ときにせつなく、
最後は気持ちよく終わるので大好きです。今回もまさにそうでした。
あーあ、ホントに何書いてるのか・・・話がぐちゃぐちゃです。ごめんなさい。
気持ちだけ前のめり(笑)
次は、扉座サンに目を向けた感想を・・・(これまでも充分目を向けてるって?・・・そうね。)
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