暑くても頑張って田んぼを歩いていると楽しい事がたくさんあります。今頃はちょうど子育ての最中でタマシギ、コチドリ、オオヨシキリ、コジュリンなどの幼鳥に出会います。どれも皆可愛いくて思わず見入ってしまいますが、このバンのヒナだけはスコープでよく見ると、ほとんど恐竜に見えました。それでも、やっぱり可愛いかったです。画像は早朝の撮影でしたが、眠たげな1羽も夕方は元気に歩きまわっていました。
猛暑の3連休でしたが、毎日田んぼに出て鳥探しをしました。少しづつですがシギが繁殖地から戻り始めています。アオアシシギは1羽だけでしたが、餌採りをしたり、休んだりしていました。そんな姿を眺めていると一時暑さを忘れます。今年はどんな出会いがあるのでしょうか。楽しみです。
だいぶ伸びてきた稲穂の奥に隠れている私はダレ?でしょう? はい、彼(もちろん♂です)はタマシギです。今年初めての出会いでした。農業政策の転換でここ数年極端に休耕田が減っています。タマシギの繁殖にも厳しい環境が続いています。まもなく繁殖地から戻ってくるシギやチドリも休耕田が頼りですが、ここでも厳しい現実が待っています。
雨上がり。近くの沼で繁殖しているコブハクチョウを見て来ました。小さな子供たちがクローバーの葉っぱを水面に投げ入れると、気付いたコブハクチョウたちが4羽、5羽、6羽とやってきてすぐに食べつくしてしまいます。双眼鏡にデジカメを装着してスナップショットしてみると、なるほど立派なコブなんですねー。でもまだコブハクチョウの鳴き声を聞いたことがありません。