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保守記事.83-2 最近のお産事情

2007-01-20 10:21:00 | 記事保守

隠岐の出産再び窮地 県立病院が春から医師1人引き揚げ

2007年01月20日07時21分

 昨年4月から約半年間、「お産のできない島」になった島根県の隠岐諸島が、再び窮地に立たされている。島で唯一、分娩(ぶんべん)を取り扱う隠岐病院 (隠岐の島町)に医師2人を派遣する同県立中央病院が今春以降、常勤医を1人に減らすことを決めたのが理由。病院を運営する隠岐広域連合は、医療の安全性 を考慮して、医師2人による分娩対応の方針を掲げており、独自に医師が確保できない場合は、異常分娩など一部の妊婦が本土での出産を強いられることになり そうだ。

 昨年末、松江市内であった県主催の「地域医療支援会議」で、中央病院の中川正久院長は「4月以降、隠岐への派遣がどういう形になるかは不透明だ」と発 言。その後、同連合に「派遣できるのは1人」と伝えた。同病院の産科医1人が3月末で退職するが、後任が見つかっておらず、中川院長は「今後も隠岐へ2人 の派遣を続ければ、中央病院に残る医師が負担増でつぶれてしまう」と打ち明ける。

 隠岐病院は常勤医がいなくなった昨年4月中旬、分娩対応を中止し、出産を控えた妊婦60人が本土に渡った。窮状を知った静岡の医師が同 8月に赴任したが、同連合は母子の安全を優先し、中央病院から医師1人が着任して2人体制が確保できた同10月中旬まで、分娩を再開しなかった。

 同連合や町は、年末から医師探しに奔走しているが、独自に確保できるめどは立っていない。このまま推移した場合は4月以降、医師1人と 助産師で正常分娩の妊婦だけを受け入れる方向で検討を進めている。今月末までに結論を出し、その後、説明会を開いて町民の理解を求める予定。

 松田和久・同町長は19日、朝日新聞の取材に、「一時的に1人体制を取らざるを得ない。島の妊婦に再び本土出産を強いる事態は避けたいので、何としても島に来てくれる医師を見つけたい」と話した。

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