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保守記事.101-99-6 何が彼を駆り立てたのか

2008-08-18 10:44:27 | 記事保守
贈賄容疑の校長ら、周囲は「実力あったのに」 大分(朝日新聞) - goo ニュース

 「金を払わなくても管理職になれる実力があった」。大分県教育委員会の汚職事件で、昇任試験を巡る贈賄の疑いで書類送検された佐伯市立小学校の校長と教 頭計3人について、周囲はそう口をそろえる。なぜ商品券を贈ったのか。「3人だけの特殊な事件ではない」との声も出ている。

 書類送検された3人のうち大島小の広瀬忍教頭(49)は別の小学校の教諭だった時、運動会や児童会の催しを手際よく仕切った。当時の校長は「子どもを前面に出す仕掛けが見事だった」と話す。

 小野市小の渡辺洋一教頭(50)の上司だったことがある元校長は「学校経営のビジョンを持っていた」と人物像を語る。「世渡り上手ではない。だからこそ、いたたまれなくなって警察に自ら出向いたのではないか」

 県警によると、3人は08年度の昇任試験で便宜を図ってもらった謝礼などとして、元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で追送検=に対し、宮川校長は10万円分、教頭2人はそれぞれ50万円分ずつの商品券を渡した疑いが持たれている。

 なぜ、事件が起きたのか。ある小学校長は「競争激化が背景にある」と指摘する。

 大分県の教員の平均年齢は今年度、小学校で46.3歳、中学校で44.6歳。年齢構成をみると「昇任適齢期」の50歳前後の人が突出して多い。

 そこに少子化による学校数の減少が重なる。公立小中学校の校長昇任試験の競争率は03年度の2.3倍から08年度は4.0倍に。教頭は2.9倍から7.8倍となった。

 江藤元参事は、教員採用試験と同様に小中学校の校長、教頭の昇任試験の実務も担当。関係者によると、上司の指示があった特定の人を昇任させるた め、得点を不正に操作したと話しているという。昇任試験でも県教委幹部への「口利き」が広く行われていたことをうかがわせる。県教委は昇任をめぐる不正が なかったか内部調査を進めている。

 「昇任試験にコネや口利きが必要といううわさは以前からあった」。県内の小学校長はそう指摘する。別の小学校長は競争の厳しさに触れ「もし管理職になれなかったら、私も商品券を20万円分ぐらいは包んでいたかもしれない」という。

 「なぜ校長試験に受からないのか。私が女性だからか……」。ある小学校長は最近、知り合いの教頭から相談を受けたという。「焦りがあったのは、彼ら3人だけではない」


大分県=信頼取り戻したい-謝罪文
 教員採用汚職発覚後に実施された大分県教育委員会の来年度教員採用1次試験合格者397人が14日午前、県庁1階と県教委ホームページで発表された。県教委は同日、受験者全員に合否結果と共に、小矢文則教育長名の謝罪文を郵送した。
  午前9時に県庁に合格者受験番号が掲示されると、受験者が次々に訪れ、結果を確認。10回目の受験で1次合格7回目という高校美術臨時講師の女性(39) は「不正にショックを受けたが、教員になりたい気持ちは変わらない。信頼を取り戻すために頑張っていきたい」と2次合格を誓った。
 中学理科の臨時講師の男性は(25)は「4回目で初めて1次を通ったのでうれしい」と喜び、恋人に携帯電話で連絡。「きょうまで少し不安だった。今年の試験はフェアになると思っていた。2次は精いっぱい頑張りたい」と抱負を述べた。
 謝罪文は不祥事について「重ねて心からおわび申し上げます」と陳謝。外部の人材を入れたチームによる不正の徹底解明や試験の抜本的見直しなどの対応を説明し、「信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」とした。
  1次試験は採用予定者数127人に対し、13.4倍の1704人が受験した。2次試験は9月16~19日に面接や模擬授業などが行われ、10月21日に合格発表の予定。(了)

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