不正採用取り消し、不合格者を救済へ 大分県教委
会見する大分県教委の小矢文則教育長(左)ら=16日午前11時16分、大分市
大分県の小学校教員の採用試験をめぐる汚職事件で、県教育委員会は16日、点数改ざんの不正による採用が裏付けられた合格者の採用を取り消し、不正な操 作による不合格者は救済する方針を臨時の委員会で決めた。採用試験の答案はすでに廃棄されているが、県教委は県警が押収した関係資料が返還され次第、改ざ ん前の試験結果を分析する。
県教委の義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=は上司の元教育審議監、二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=らの指示 を受け、07、08両年度の採用試験でそれぞれ合格者の半分に相当する約20人ずつの得点を水増しし、不正に合格させたとされる。平均点が不自然に高くな らないよう、合格ライン前後の受験者の得点を引き下げる操作もしたという。
県教委は、得点水増しなどによる不正な合格者の採用を取り消して事実上解雇する一方、本来なら合格していた人については本人が希望すれば採用す る。調査は新たに設置した教育行政改革プロジェクトチーム(PT)が担当する。江藤参事が不正操作の際に使ったパソコンのデータなどから改ざん前の試験結 果を把握するとみられるが、小矢(こや)文則教育長は不正の事実確認には時間がかかるとし、採用取り消しや救済は「8月中は難しい」と述べた。PTは採用 試験や人事管理の抜本的な見直しも担当する。
今回の事件に絡んでは、同県佐伯市立小学校の校長や教頭3人が、昇任の謝礼などとして江藤参事に商品券を渡したと県警に申し出た。県教委は、不正 により昇任したことが確認できた校長、教頭には懲戒処分や分限処分を行う方針を決めた。また、江藤参事と、義務教育課参事の矢野哲郎容疑者(52)=贈賄 容疑で再逮捕=の2人を16日付で懲戒免職処分とすることを決めた。
大分県の2008年度小学校教員採用試験に絡み、大分合同新聞社(本社・大分市)事業局の松尾勝則・元事業部長(52)(22日付で事業局参事に 降格)が、大分市教委の部長に長女の採用で口利きを依頼したとされる問題で、同社は23日付朝刊の1面トップで「心からおわび」と題した記事を掲載した。
記事は、松尾元部長の行為を「報道機関の社員としてのモラルに欠けるもの」としたうえで、「読者のみなさまに深くおわびする」と改めて謝罪。「報道・言論機関として再発防止に向けて倫理教育の徹底を図る」としている。
同社によると、松尾元部長は、長女が1次試験に合格した後の昨年9月初旬、市教委に部長を訪ね、「助けられるものならお願いします」と口利きを依 頼した。長女は合格し、松尾元部長は同年末、市教委部長に約5000円相当の歳暮を贈ったという。同社には23日午前11時までに、苦情や抗議などが電話 で43件、電子メールとファクスで61件寄せられた。「処分が軽い。身内に厳しくすべきだ」「徹底的に洗い出しを」といった声が大半だという。
そういう教師に限って「犯罪は、殺人であれ、盗みであれ、すべて平等である」とかいって問題の本質を遠ざけます。理解力、想像力も当然欠けるものです。教わった生徒側は、そうとうな心の傷がつくでしょう。感受性とロゴスの海を繊細に渡ろうとする多感な生徒ならば。あほはだめかもしれないけど(笑)。そういうクソ教員は、即刻、社会的精神的に殺せばいい。被害者の気持ちが分かるまで教師たちを精神的に殺しまくる。くるくるぱーは死ぬまでわかりませんので。誤謬性をでっち上げ頑固な理解に固執します。
そこには日本の教育の欠陥と問題点が存在しているように思います。