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保守記事.44-3 よみがえるか?

2007-10-02 10:19:43 | 記事保守

トロッコ列車延伸へ 22年度の開業目指す 安全や採算に課題

10月2日7時50分配信 産経新聞


 平成9年に廃線となったJR信越線碓氷峠区間(横川-軽井沢駅間、11.2キロ)の一部を利用して観光トロッコ列車を運行している碓氷峠交流記念財団 (安中市)が、運行区間を延伸する検討に入ったことが1日、分かった。施設所有者の市側と協議し、22年度の開業を目指す。周辺の遊歩道整備とあわせて運 行区間を延伸することで、鉄道ファンだけでなく、多くの観光客を呼び込む狙いがある。ただ、安全性や採算性など実現に向けた課題は多く、計画通り進むかは 流動的だ。

 JR信越線の同区間は9年9月30日、長野新幹線の開業に伴い廃線となった。トロッコ列車は現在、「碓氷峠鉄道文化むら駅」から「峠の湯駅」までの2. 6キロで運行されており、関係者によると、「峠の湯駅」から「旧熊ノ平駅」までの3.5キロを延伸する案が有力という。運行車両には、保線用モーターカー が2両の客車を押し上げる現行の「シェルパくん」を想定している。

 延伸構想の背景には、アプト式鉄道の旧線跡を整備した遊歩道「アプトの道」が22年度に、「旧熊ノ平駅」まで延びる事情がある。「遊歩道利用者の足として、トロッコ列車の利用者が増える」(関係者の1人)というわけだ。

 財団は、延伸区間には公道と交差する踏切がないことから、現行の園内遊具として延伸したい考え。ただ、遊具の場合、安全設備や車両整備が行政の規制対象 にならず、国交省が慎重意見を唱えるのは必至。運行区間の総延長が約6キロと「長大」になることも、慎重論を加速させそうだ。

 このため、安全性などに関しては通常の鉄道事業者に準じた規制を受ける「観光用特定目的鉄道」としての開業も視野に、国交省関東運輸局と協議に入ることも検討している。

【過去記事】保守記事.44 よみがえるか?
保守記事.44-2 踏ん張れるか?


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